技能検定 射出成形作業 実技試験 1級2級 合格マニュアル
技能検定 プラスチック成形 射出成形作業 実技試験
合格マニュアルとして、工程チャート、手順と注意ポイント等を解説していきます。
1.初めに
①こんなことに悩んでいませんか?
本記事を読んでいる皆さんは、下記の項目にいくつ当てはまりますか?
・プラスチック成形工場に勤めている
・20~30代 新人~中堅
・30~50代 ベテラン、管理職
・ブラック企業
・パワハラ上司
・工程に余裕のないバタバタ稼働
・不良の選別に追われる
・夜中でも呼び出される
・月残業100時間以上
・サービス残業
・マイホーム35年ローン
・子育て世代
・周りに比べてやる気はある
・やる気のない上司
・嫌なら辞めろという社長
・正当な評価をしてもらいたい
・家に帰ってくるとクタクタ
・趣味、贅沢する余裕がない
・家族のために働いている
・休みの日も休日出勤
・いつまでこんな生活続くんだろう?
10個以上、人によっては15個以上当てはまる人がいるのではないでしょうか。
まず初めに声を大にして言いたい。
「今までお疲れ様でした。」
あなたの頑張っている姿が目に浮かびます。
人一倍努力してこられたと思います。
実をいう私は、ほぼ全て当てはまっていました。
言い換えれば、数年前の私の現状です。
②どうすれば変わるんだろう?
そんな辛い現状の問題点は、
・職場の環境
・給与形態
・家庭環境 などです。
その内、あなた自身で解決できる問題なんでしょう?
答えは「ない。」です。
あなたに今できる
問題の解決策は1つ。
【自分を変える。】です。
周りの人間や環境を変える事はなかなか難しく、ましてや他人を変えようとしても無理です。
自分に焦点を当て、自分を変えることで未来を変える事ができます。
もっとも効果的なのが、技能士資格を取得する事です。
③なぜ技能士になるのか?
「技能士になったからって、全てが解決できるわけないじゃないか。」と疑問に思う方も多いと思います。
しかし、過言ではありません。
実際に、技能検定の概要は下記の通りです。
技能検定は、「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度」です。技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、職業能力開発促進法に基づき実施されています。(中央職業能力開発協会HPより)
国家資格として、あなたが評価されます。
「射出成形の経験者」という漠然として曖昧な評価から、
1級2級という、数値化された確たる評価になるのです。
自動車、家電、サービスなんでもそうですが、グレードによって価格は異なりますよね。
無印→2級→1級
「価格=価値」です。上位グレードはそれだけで価値が高いのです。
④技能士になると絶対に未来は変わる
射出成形技能士は、プラスチック加工関連業では「花形資格」です。
技能士に合格することで、あなたの知識・技術を証明することになります。
【技能士資格取得のメリット】
・能力評価UP(知識・技術・自信)
・信用度UP
・資格手当による給与UP
・より高度な仕事を得られる
・さらなる高みへのモチベーション など
自分を成長させることで、外からの影響に振り回されない様になっていきます。
代わりに、自分で変えられる事が増えて行きます。
影響力の範囲が広がっていくのです。
・技能士の知識・技術を持って職場の環境を改善
・技能士資格に対する手当を支給して頂く
・給与が上がって生活に少し余裕がでてくる
・夜間、休日に呼び出されない様に事前に手を打っておける
・休日は家族、自分の自由につかえる
今置かれている現状では変えられなかった環境でも、技能士になった後では、結果が異なるのです。
実際に、13年前超絶ブラック企業に勤めていた私が「技能士」になって人生が劇的に変わりました。
⑤今後、技能士の価値はどんどん上がります
多くのサラリーマンは、「会社に出勤さえるれば給与はもらえる」と思っています。
・やる気なし
・今のままでいい
・時間だけいればいい
でも、技能士を目指しているあなたはそもそもの土台が違います。
今この記事を読んでいる時点で、
・自分を変えたい。
・知識/技術を付けて会社に貢献したい
・家族をもっと幸せにしたい
って、向上心を持って仕事に当たっていると思います。
そんな「意志」の先に取得できるのが、技能士です。
技能士は、知識、技術を有する人としての評価に加えて
「やる気のある、しっかり努力してきた人間」と評価されます。
会社だって、そんなやる気のある人間は大事にしますよね。
また、技能士は、他の会社からの需要もとても高いです。
どの会社も、「技能士」を持っている事を重視していて、即戦力を必要としているってことです。
「経験者」と「技能士」の差はとてつもなく大きいのです。
まずは2級から、そして1級、特級へとより高みを目指して下さい。
2.技能士になる!
そんなあこがれの「技能士」になるには、技能検定に合格しなくてはなりません。
技能検定 プラスチック成形 射出成形作業には2つの試験両方に合格しなくてはいけません。
・学科試験
・実技試験
学科試験は、過去問題をしっかり勉強し、プラスチック成形の勉強をしていく事で、知識が養われ合格できます。
受験者を苦しめるのは圧倒的に「実技試験」です。
実技試験という高い壁をどうやって攻略するか?が合否の分かれ目です。
なぜ合格できないのか?
なぜ実技試験の合格は難しいの要因は下記の通りです。
・年に1回のチャンス(地域によっては後期で実技のみ開催有り)
・試験成形機が選べない(地域によって試験機が異なる)
・緊張
・標準作業の遵守
・製品の「良品とおもうもの」の判定基準がわからない
・試験時間内に終わらない など
細かく上げればもっと要因はありますが、合格点60点の壁は本当に高い。
結論から申し上げると、現場で身に着けてきた知識、技術では太刀打ちできません。
先輩や上司から「見て習え!身体で覚えろ!」といって教わったノウハウはその会社では正解でも、技能検定では危険作業なんてこともあり得ます。
自動車の一発免許の様に、細かなルールがあり、標準作業に沿って試験を進める必要があります。
・標準作業
・危険作業
・時間配分
などは、知らなきゃ減点されてしまいます。
逆に言えば知っている事で減点されないのです。
ここがポイントです。そもそもルール知らなければゲームになりません。
さらに、ノウハウを知る事で、予知して実技試験に臨めます。
3.合格マニュアル概要
本日は、そんな実技試験の合格マニュアルになります。
①自己紹介
本編に入る前に、この記事の信ぴょう性を持たせるため、自己紹介します。
特級プラスチック成形技能士の、プラ太郎と申します。
技能検定 プラスチック成形 (射出成形作業)
2級/1級/特級、全て一発合格。
特級は、成績1位表彰、35歳で習得。
その他
・第一種衛生管理者
・第二種電気工事士
・Toeic540点
・一部上場企業の成形工場で製造に携わっています。
・技能検定 プラスチック成形 射出成形作業
対策サイト「Plastic Fan」運営者。
【概要】
技能検定 射出成形作業 の取得を目指す方に向けて知識・技術
をコンテンツ提供しています。
また、技能士の社会的価値をUPさせるため、技能士個人の稼ぐ力を上げるノウハウを発信しています。
【理念】
プラスチック成形技能士を育成することで社会貢献する。
特級プラスチック成形技能士として、技能・道徳・正義の誇りを持つ。
②合格マニュアル 概要
1級 2級 射出成形作業 実技試験 合格マニュアルです。
技能検定 プラスチック成形 射出成形作業 実技試験
1級2級 合格マニュアル
(ⅰ)工程チャート(試験開始~終了までの流れ)
(ⅱ)工程別の手順(注意点、陥りやすいミス等)
(ⅲ)時間管理(時間配分、合否の分かれ道など)
③対象者
・技能検定 プラスチック成形 射出成形作業 1級2級 受験者
・一発合格を目指す方
・何回受けても合格できない方
④前提
①検定金型・検定成形機
原則としては、検定金型、検定成形機は、各地域にて同条件にて成形できる様設計されていますが、金型作成の会社は別ですし、消耗具合も違います。検定成形機のメーカー、大きさも異なります。
全く同一にすることは難しいです。
②手順、動作
各地域によって、細かな手順や動作が異なります。
検定委員/補佐員の補助の範囲、原料の準備方法、各手順で推奨される基本動作など。
採点に影響する様なものは、各地域で共通です。
③年度差、地域差
技能検定がスタートしてから、少しづつ変更がされています。
地域によってルールが異なります。掲載情報によるトラブルが想定されます。
不明点や疑問点は試験前の講習会や、試験直前の試験注意事項説明で検定員に確認、承認を取って頂くようお願いいたします。
記事中の基本をふまえて各地域のルールを優先に作業を推奨します。
トラブル、事件、事故に対して一切の責任を負いません。
2020年1月執筆時の情報になります。
④複写、転記
本記事の複写、転記は禁止しています。ご自身、身近な仲間のために使用して下さい。
⑤価格
「プラスチック・ファン」ウェブサイト内では、
・技能検定の学科試験対策
・実技試験の概要、ノウハウ
・注意すべきポイント などこれまでに紹介しています。
技能検定の対策記事も多数掲載しております。
その中で特に閲覧数の多い「実技試験」の対策記事をまとめ、
【合格】に焦点を合わせて、添削、追記をし
【合格マニュアル】として仕上げました。
本記事は、有料コンテンツになります。
私の経験上、資格取得にコミットするには覚悟が必要です。
今年こそ絶対合格するという覚悟の元、行動しなければ結果は着いてきません。
有料記事を買う事で、モチベーションと合格確率は俄然上がります。
遊びじゃありません。「ライバルに差をつけろ。」
その他大勢のサラリーマンに大きく差を付けてもらいたい。
この【合格マニュアル】を読み深めて、
道なき道を進み、実技試験という大きな壁を突破してもらいたい。
あえて、厳しい事を申し上げます。
今の辛い現状変えられる解決策は、技能士になる事だけです!
現状を変えるとしても、
・転職先はまたブラック企業
・一般社員で入社は低賃金
・せっかくの経験を無駄に、多業種に転職
・このまま我慢して精神病に
今より良くなる保証はありません。
現状でできる最大限の力を、技能検定にぶつけるんです。
定価3,000円のところ今でしたら、1,980円にて販売スタートします。
この先行投資を高いと取るか、安いと取るかはあなた次第です。
この記事を参考にしてもらって、技能検定に合格できれば十分に投資分の回収は可能です。
技能検定の平均資格手当は
2級:3,000~20,000円
1級:5,000~50,000円です。
余裕で、一か月でペイできますね。
また、年365日で割れば、たったの5.42円です。
一日5円の投資で、未来が変わります。
今年こそ、絶対合格しましょう。
↓さぁここから本編になります。↓
4.合格マニュアル
本「合格マニュアル」は3部構成になっています。
(a)工程チャート(試験開始~終了までの流れ)
(b)工程別の手順(注意点、陥りやすいミス等)
(c)時間管理(時間配分、攻略法など)
(a)工程チャート
まずは全体の流れを把握していきましょう。
射出成形作業の試験がどの様なものかを紹介していきます。
(b)工程別の手順
次に10つに分けた工程を1工程づつ解説していきます。
<ポイント>
・作業の方法
・注意点
・陥りやすいミス
・減点されないために抑えておくべきポイント
(c)時間管理
なんといっても時間管理です。
半数以上の受験者は、時間切れの失格です。
いかに時間内に作業を終わらせられるかがポイントとなります。
・時間管理のノウハウ
・皆が陥ってしまう行動/心理
・突破するための攻略法
【合格】に照準を合わせ、細かく細かく解説しています。
(a)工程チャート(試験開始~終了までの流れ)
まず本章では、全体の流れを把握して下さい。工程チャートは下記の通りです。
【工程チャート】
①試験前の確認~試験開始
②金型取付
③PSパージ
④X組成形
⑤Y組成形
⑥PEパージ、サンプル作成
⑦金型取り外し
⑧レポート作成
⑨試験終了
⑩片付け、清掃
各工程の作業を見て行きましょう。
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