後脛骨動静脈の出し方
・適応 遊離皮弁を用いた下腿・足部の再建
・難易度 ★★★☆☆(中級)
・ 所要時間 30分
・ 技術レベル:血管剥離
・血管径:動脈2.0-3.0mm程度、静脈1.5-3.0mm程度、かなりしっかりした血管が得られる。イメージとして橈骨動静脈の根部くらいのイメージ。
・変異:ほぼない、解剖学的な位置は一定しており同定は容易。しかし、しっかりとした筋膜の下に存在するので、その深さのイメージが必要。
・メリット:動脈の信頼性、静脈が2本伴走する(両方とも太いとは限らない)
デメリット:レシピエント動脈として使用する場合には、end-to-sideにするかflow through, T-portionにするほうが無難であり、マイクロの手技が煩雑になる。慣れていればOK。
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