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"Payne in the butt"

どうも、新年ですが依然として過去に縋り付く男です。

最近は比較的新しいゲームが多かったので、ここはちょっと昔っぽいゲームでそれっぽくしていきたいと思います。

今回はここでは珍しいTPSを紹介していこうかな。

ShooterはFPSに限らずってやつですね。

そんで今回紹介するのはこれ。

MAX PAYNE


今作は2001年に登場した、TPSジャンルに入るゲーム。

当時、PS2にも存在し、日本語版も登場していたね。
(ただし、PC版は日本語無し、PS2版は2003年と遅れての発売だった)

余談なんだけど国外版だとなんとGBA版すら存在するんだよね。
Max Payne3でGBA版マックスを使えたりしたり。

主人公Maxの日本語吹き替え版の声優は小杉十郎太氏。
有名な所で出すと、ジョジョ3部のOVAで承太郎や、ワンピースのアーロン等。

麻薬捜査官のハードボイルドな主人公マックスを演じているぞ

他にも、中田譲治や秋元羊介が吹き替えをしてたりして中々に豪華。

作中のムービーがコマ割りと効果音表記で進んでいくのも印象的。

"答えなくていい、今のは反語って奴だ"

そんなMax Payneとは一体どんなゲームなのだろうか。


Max Payneってどんなゲームだ?

シンプルに説明するならTPSのゲームなのだが、いざ普通のノリで遊ぶと
びっくりするほど難易度がバリ高い。

主人公マックスは、特別スーパーヒーローではないので、割と少ない銃弾で
すぐにでも息絶えてしまう、いわば普通の人間である。

その結果古き良き洋ゲーらしく、ボコボコにされ、QSQLを使いまくることに。

じゃあ何がこのゲームをそんなに遊ばせるのか、というと。

バレットタイムだ!

言葉だけは聞いたことがあると思う。
簡単に言えば、マトリックスの弾を避けるシーン等に登場する。

つまり、銃弾が見える速度までゆっくりに見える演出のことなのだ。

これを、Max Payneでは主人公が駆使することで危機を乗り切っていくのだ。

ただ遅くするだけではなく、飛び出し弾を避けながら撃つ、シュートドッジも、このゲームをクリアするには欠かせないアクションと言える。

このゲームはつまり、映画のようにプレイするのが何よりも楽しいゲームだという所だろう。

悪人の集団を一回のシュートドッジでなぎ倒すポテンシャルもある


話の筋書きだ!

ストーリーは至ってシンプルなのだが、主人公の皮肉たっぷり目線で語られ
そのダークさは1,2割は増して見えると言える。

マックスペインという男は、NYPDとして活躍していた。
彼はニュージャージー州に住み妻子を持ち、一軒家で暮らす幸せな男。

まさに、"アメリカンドリーム"だ。
だが、夢とは悪い方向に転がっていくものだ…

-Max Payne

そんな彼の元に訪れた不幸とは、ドラッグジャンキー。
彼の家に押し入った通称"V"と言われるドラッグに侵されたジャンキー達は、
間もなくマックスの妻と、生まれて間もない娘を無情にも奪い去ってしまう。

ワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!(小杉十郎太)

そうして、全てを失ったマックスは彼女と娘の告別式の後にDEA(麻薬操作課)
に移るのだった。

それから3年の歳月が経ち、潜入捜査の末ようやく尻尾を掴んだマックスは、彼の想像をも超える巨大な組織に繋がっていく…

というのが以上の筋書き。

ネタバレしないように書いたので、未プレイの方でも安心だ。

このストーリーも、よくある映画っぽい内容なのがミソ。
良くも悪くもアクション映画らしさを重視している。

一方で主人公はただの復讐鬼ではなく、やさぐれた皮肉屋であるのも特徴的。
彼の言い回しは中々癖になるのでオススメ。

日本語版ではシンプルな訳だったが…

"パンチネロは見掛け倒しだった。
俺が部屋に入った瞬間には奴はロイヤルフラッシュを前にしてデュースで
降りる時の顔をしてやがった。
そして、奴は奴自身の砂時計に砂を買い足そうと必死になっていた。
俺は一粒だって売らないが。"

-Max Payne

ゲームシステムと難易度だ!

このゲームは、先程書いたように、大量のQSQLを使うことになる。
それもそのはず、やはり死にゲーだからという言葉に限るのだが。

プレイヤーが最初から遊べるモードは多くなく、マルチプレイヤーもない。
だけど何度もプレイして、上手くなっていく所はアーケードゲームに近い。

回復の仕様

このゲームは所謂、回復を拾って後で使えるタイプのゲームだ。
その回復とはPain Killer、つまり鎮痛剤である。

心配になるほどガバガバ飲むが、マックスはコレ無しでやってけない。
最大8個所持可能で、1個で20%を回復する。

こういうキャビネットの中に入ってることが多い

左下のマックスのシルエットが体力ゲージ、バレットタイム、薬の量。

ダメージを受けるとシルエットが下から赤くなっていき、一番上まで行ってしまうとやられる。

薬を使うと、赤いゲージが薄くなってゆっくり減っていく。
一気に使うと薄いゲージが増えるのだが、この間に撃たれても蓄積する。
なので、使いまくっても撃たれ続けるとやはり死ぬ。

一度の回復で20%とはいったが、このゲームのダメージの量を考えると…

少ない。

っていうか、拾える数が難易度で左右するとは言え、一発で5割減るとかザラなので、ゲームバランスはクソゲーと死にゲーの間にギリギリで立っていると言える。

ケチらずぱっぱと使うのが案外いいのかもしれない。


Fugitive

恐らくMaxPayneをプレイした全てのプレイヤーが最初にプレイしたモード。

Adaptive Diffcultyというシステムであり、雑に訳すと順応難易度。
他のゲームシステムで言えば、ゲームランクというシステムに近い。

ただし、Easy/Normal/Hardの3分訳なのでどこから変わるかは全く不明。

低いうちはマックスの体力も高く、相手もすぐ倒せるぐらいで簡単めだが、
死なずに進んでいくとどんどん上がっていく。

残念なことにQSQLを挟んでも変動しないのか、ちょっと中盤に入ると途端に
ボコボコ死にまくる死にゲーと化す。

死なない程度にボコボコにされると、緩くなるっぽいのだが見たこと無い。
回復をたくさん持ってても変わらなかったのでここはマジで不明。

因みに参考までにマックスの体力を数値化すると、Easyでは200ヘルスある。

これがNormalに上がると100に減少。
意味するのは、ショットガンで致命的なダメージを受ける事が増える事。
ついでに言うと敵の体力は増え、倒した際のバレットタイム増加量も減る。

Hardになると、体力は最大値がわずか40だけに。
なので、ショットガンのカスリですら体力が5割無くなる事が多数。
というかむしろ一撃で死ななかったらラッキーなレベル。
そうじゃなくても秒殺されるのだが、殆どはこれでプレイさせられる。

バレットタイムも増加量が少ないので、1キルで0.7秒ぐらいしか出来ない。
敵の体力も3割増しなので、頭以外はそこそこ硬い。

極端すぎて慣れてないとつらくてやめちゃうかも。

Hard-Boiled

2週目からプレイ可能になる、バイオとかで言う"Professional"。
やはりここではゲームランクは変動しないので、そこも似ている。

敵の硬さはFugitiveのHardより少し硬い。
マックスの体力はHardと同じなのでHardがちょうど良ければ遊べる。
(まぁ恐らく瞬殺はされまくると思うが)

バレットタイム増加量はHardよりは多いので上手いこと駆使していきたい。

Dead on Arrival

Hard-Boiledをクリアでプレイ可能になる究極のモード。
たとえどれだけMax Payne慣れしていてもこれをクリアは骨が折れるハズ。

敵の硬さはHard-Boiledの更に10%増。
FugitiveのHardよりも20%多い事になる。

そしてマックスの体力はついにたった30になってしまう。
究極のリアリズムとも言えるが、敵の反応速度含めると鬼みたいにムズい。

極めつけはなんとセーブ(QS含む)が1チャプターに付き7回まで。

ただし、敵を倒した際のバレットタイム増加量はなんと通常の2倍。
(FugitiveのEasyですら1.3倍と考えれば、異常な増加量)

バレットタイムも極限に使いこなさないとクリアできない難易度。

New-York Minute

コチラは難易度依存ではなくどれだけ早くクリアできるかというモード。
Fugitiveをクリアでアンロックされる。

プレイヤーには1分の時間があり、敵を倒すと少しだけ伸びる。
倒し方によってはボーナスで少し増えたり。
チャプター終了時には、増加を含めて残った持ち時間が記録される。

逆に時間切れを起こすとその場で即死する。

一応敵の体力は本来の量(100%)で出現する。
マックスの体力も100と、それなりに多め。

キル時のバレットタイム増加量も1.1倍なので、難易度自体はそれなり。
ただし時間はないのでどんな逆境も時間を使って考える暇はない。

RemedyのPARタイムが存在するので破ってみてねと説明書に書いてある。


Max Payneの武器だ!

このコーナー、最後に書いたのだいぶ前じゃないかな。
(読みにくいとか思われてないよね?)

マックスは所謂ケツの穴にめっちゃ武器が入る人間なので、やっぱり持てる
武器の量がめちゃくちゃ多いと言える。
その上このゲームに出る武器は、どれも割と悪くない部類に当たる。
なので、マックスは割とそれなりに強いキャラクターなのだ。
が…相手もこれらの武器を普通に使ってくるので、マックスも割とすぐ死ぬ
というのが難易度を上げている理由なのかもしれない。

後このゲームフォトモードとか無いから画像が見にくくても許してね。
(クリックでズームしてみてもみなくても良いよ)

Lead Pipe

最後の手段だ

マックスが最初から最後まで持ってる、何も無くなった時の手段。

一発10ダメージほど出るので、連射力を考えたらそれなり。
ただし、このゲームのショットガンの出現量を考えると無謀。

ぶっちゃけ使った記憶がこの写真以外で存在しない。

大抵アホみたいなことをするときに使ってる。

BaseBall Bat

ちょっとだけマシだ

パイプの上位互換。

振るのが少し遅いがその分威力も高く、そこらの相手なら殴り倒せる。
一発26ダメージほどで、雑魚は2発ぐらいでオダブツする。

やはり接近武器なのがネックだが、角で振って待っていれば案外イケる。

僕は音がお気に入りです


Beretta

かっこいいアクション映画にはハンドガンはつきものだ

マックスが最初から持ってる武器。
15発装填でそれなりの弾と連射力なので最後まで使える武器。

一発で5ダメージを与えるので、威力は本当に普通。

ただしマックスはこれを片手で撃つので精度の方はあまりよろしくない。

かっこいいんだけど後の武器に食われがちではあるよね。

雑魚い敵がチマチマ撃ってくる。

かっこいいけど性能重視で使われなくなっていく哀れな武器。


Dual Beretta

2丁拳銃はシンプルだけどかっこいいものだ

上記のBerettaを2丁持ちした武器。
片手で持てるサイズなので、両手で持ってもそれなりに使える模様。

勿論精度は倍下がるが、連射力も倍なのでいっぱい撃ち込める。
バレットタイムでもそれなり連射が効くのでシュートドッジと相性が良い。

敵も同じことをやってたりする。

僕は精度の低い連射武器が好きじゃないので使った記憶はあまりない。


Desert Eagle

大型拳銃と言われる浪漫銃

コチラはマグナムと言われるタイプの大口径ピストルの代表、Desert Eagle。

威力は倍の10なのだが、これでも割と耐えられるので50.AEではないのかも。

マックスもコレは両手じゃないと撃てないのだが、その分精度も少し良い。
(Berettaの倍なのだが、それでも拡散する)
ただしシュートドッジではちゃんと片手で撃っている。

敵もたまに使う。

コレで数人をヘッドショットで捌いた時の爽快感はまさにアクション映画。


Pump-Action Shotgun

アメリカ人の多くの問題を解決した銃だ

ショットガンと言えばコレ。
シンプルにポンプアクションなので、連射は遅いが威力はバッチリという物。

5発装填で、ニューヨークのチンピラには十分な装填数。

威力は5 x 13 = 65なので、かなり強いのだが、やはり精度の低さは付き物。
(とは言うが、散弾1発はBeretta並なのでカス辺りでも倒せる威力はある)

このゲームの死因、1,2位を争う多くのマックスを葬った武器。
FugitiveのHard以上ではほぼ一撃なのでQSを多用する羽目になる。

一方でやはり使い勝手がめっちゃ良いので使用回数はダントツ。
壁から一瞬顔を出して撃つとかいう映画で見られない地味さも時に必要。


Sawed off Shotgun

アウトローにはなくてはならない武器

二連水平をバッサリ切り落として取り回しを良くしたというもの。
この手のギャングとかが出るゲームでは割と出るのだが、理由はシンプル。
ショットガンを短くするのは犯罪だからという所。

威力は殆ど上記のショットガンと同じ。
ただし装填数は2発だし、精度は当然低く、全く当たらない。
あまりに低すぎて、顔面の距離じゃないと一撃では倒せない。

そしてコレを持ってるやつは角待ちをして待ってることが多数なので、
やっぱりコイツに沢山殺されることになる。

こういう武器に限ってプレイヤーが使うと弱いのはお決まりなのか。


Ingram

コレまたワルが使う武器としてのイメージが多い

ビックリするほどギャングっぽい武器No.1 Ingram Mac-10。(だと思う)

一発は5ダメージなのだが、ちゃんと理由があって、その理由と驚くべきは
やっぱり死ぬほど早い発射速度
その発射レートは1800RPMと、実銃をしっかり再現している。
(実銃は1000RPMほどなので、倍以上と思えば銃がぶっ壊れそうだけど)

その発射レートでBerettaを撃っているようなものなので、大抵の相手は瞬殺。50発連続してぶっ放すので、大抵の敵は1マガジンで倒せると思っていい。
敵のギャングなども使ってくるので、食らう前に倒さないとやっぱり瞬殺される。

一方で精度はあんまり良くないので、ショットガンと被りがちになるのが
大きな悩み。

弾こそ多いけど拾える数が微妙に少ないのでケチっちゃうんだよねコレ。


Dual Ingram

2倍の銃で2倍の楽しみって事だよ! -Sam Serious Stone

上記のIngramを2丁持ちした物。

つまり発射レートが倍ってことである。
ただでも死ぬほど連射できるのに2丁で撃つのだから溶ける勢いで弾が減る。
その分相手も倍の勢いで死ぬ。
100発装填なのでオーバーキル過ぎる気もするが、数を裁く時は便利。

たまに相手も使ってくるが、やっぱり倍の勢いで殺される。

元々300発しか持てないのに一気に100発を使うのビビって使えない。
同時に精度ももっと悪くなっているので、使い所は慎重でありたい。

ボス系のちょっと硬い奴の顔面に貼り付いて撃つ時に使ってます。


Jack Hammer

漫画の刃牙の方ではない

2000年代でFPSにやたら出たが、ゲーム開発の人がどうやって動作をしているのかがイマイチ把握できてなかったであろう武器。

しかし共通してショットガンなのは一緒。

威力は勿論同じぐらいなのだが、発射レートはセミオートなので非常に高い。
持てる弾薬もショットガン以上なので、使い勝手は非常に良いと言える。

一方で使ってくる敵は少ないので弾も意外と得られないのが残念。
威力もショットガンなのでめっちゃ殺される。

正直もっと使いたかった。


Colt Commando

これぞアメリカを代表する武器だ

コレを無くして00年代のシューターは語れない。

ライフルということもあって、威力はDesert Eagleと同じぐらい強い。
拡散も狭いので非常に優秀な武器と言える。

同時に後半の敵はコレを持ってくる事が非常に多いので、Ingramぐらい瞬殺される。

接近戦が多いので食われがちだけどやっぱり精度が良いと使いやすい。
シンプル過ぎてコレを使ってるとただのシューターゲームに。


Sniper Rifle

腕貫通してますよ

唯一スコープが付いていてズームで発射可能な武器。

やはり精度は完璧なのだが、腰撃ちでも真っ直ぐ飛ぶ。
威力もバッチリなのでいざとなればこれで捌くことも可能。

一方で弾の少なさはやっぱり悩ましいと言える。 (5/20)

相手も使ってくるが、精度と威力が良すぎるせいでワンパンされる。
許せねえよ。


M79

今でもゲームに出るぐらいポピュラーなランチャー

所謂グレネードランチャー。

爆発物なので威力も抜群で大抵の敵を弾き飛ばせる。
自爆するとやっぱり即死する。

固まっているところにコレを打ち込むと肉を切らさず骨を断つ事もできる。

昔はシュートドッジしながら撃つと自爆しても死なないのを使ってゴリ押してました。
(本末転倒)


グレネード

シンプルな投げ物

本当にシンプルな投げ物だが、ワンタッチで投げる事はできない。

反面ちょっとカスっても敵は倒せるので使い勝手は悪くない。
たまに相手も使ってくるが、ちゃんと避けないとやっぱり死ぬ。

余談だが爆死するときのモーションは凄いマヌケで何度見ても面白い。


火炎瓶

1940年代から現代まで時代が保証する即席焼夷弾

着弾地点で爆発炎上、炎の上を通るとそれなりのダメージを与える。
使い方はグレと殆ど同じだが、当たった瞬間にダメージなので逃さない。

便利といえば便利だが覚えてる限りで使ったのは自爆してヘンテコな踊りを見たときぐらいかもしれない。


グラフィック面とかはどうなんだ?

前の項目めんどくさくてガン無視したよね、ごめんね。

グラフィックで言えば、2001年当時のスタンダードで言うとそれなり。
同年代ではシリアスサムもPCゲームの時代的にはこの辺。

2001年というと、PS2全盛期で日本のゲームが凄い勢いでグラを上げていた事があって、それらと比べてしまうと少し見劣りするかもしれない。
(日本語版は2003年だったのでもっと比べるものがあるかもしれないが)

ただ、それを置いても凄い所は映画っぽさを全開させるために振り切った、 専用のエンジンということもあり、バレットタイムは勿論、倒した際に入る
スローモーションもまた独特の没入感を醸し出していた。

階段から敵を撃って落とすというどこかで見たようなアクションもある
銃撃で吹っ飛んだ敵が床が抜けて落ちていくというお決まりの様なシーンも

それに、シチュエーションも抜群に暴れたくなる所が多く、敵の話を盗み聞きしてから飛び込むなども三人称視点ならではのシーンも盛り込まれている。

先に撃って倒すか、ガラスを割りながら飛び込むかは自由だ

表情筋という最新の凄いテクノロジーはないが、代わりに顔のテクスチャを入れ替えることで、表情の変化を再現していたりもする。
細かいがこういうディテールを僕は愛するべきだと思う。
(種類は多くないがここでは数の多さは問題ではない)

アニメーションも当時としては非常に滑らかに動いており、気持ちいい。
一部の動きはモーションキャプチャーなのでその点はバッチリ。

実銃を撃ったり、スタントマンを利用したアクションな動きを取り込んだり、
漫画風進行の為に実際に写真を撮ったり、社員や実の母(!?)をモデルにしたり。

映像は開発中の物とベータ版トレーラー

Remedy、今でこそAlan WakeⅡとかControlとか作ってるけどTPSのノウハウは当時からよく出来ていたらしい。

今でこそ荒削りに見えるが、実は綿密に作られているのが感じられるので、
やっぱり、グラフィックが全てではないんだなと少し思わせてくれる。
リメイクとか来ないかな、このゲーム。


いつも言ってる音楽は良いのか?

今回は音楽の数がそう多くない作品なので、あんまり取り上げるつもりは
正直なかった。

でも実際プレイをし直してみて、結構いい音楽だったのでやっぱり少し紹介。

やっぱり外せないのはコレ。

復讐に燃える怒りを表すようなイントロから、ピアノによる悲壮感を表す、
マックスペインらしい曲と言える。

コレを無くしてはマックス・ペインになりえなかったと思う。
シリーズ共通の作中でピアノを触ると演奏が出来る。

これが…俺の人生のテーマ曲だ、
そして、数秒間だけのハーモニーが生まれるのだ。

-Max Payne

一方でやられるとこの曲が流れるのでそっちの印象が深い人も多いはず。

そして道中の曲もちょいちょいと。

夜の危ない世界を練り歩く、危険を醸し出している空間の曲らしい緊迫感が溢れる曲。

この曲が流れる時間はそう長くないが、足音を立てずに動きたくなる。


襲撃を受けた時に流れる曲。
激しい戦闘を予感させるアップテンポな曲調だが、戦闘はあっさり終わる。

個人的にはこの曲が流れるタイミングは大抵QSQLをめっちゃ挟む羽目に。


以上が僕のMax Payneで好きな曲達。

他にも色々あるので興味があれば探したりゲームをやってみてね。
Kartsy hatakkaとKimmo Kajastoはいい仕事してるよ。


このゲームは今遊ぶならアリ?


今現在遊ぶには色々制約があるのでその辺が我慢できるなら是非とも。

というのは、PC版を今遊ぶのは少しややこしいところが多い。

まず、インストール時に音声や音楽が無かったりする。
これはゲーム側のバグではなく、実際にデータがDLされても再生されない
という致命的な不具合。

他にも、60FPS以上でプレイしていると回避行動やシュートドッジが床を這うだけで全然回避できなかったり。

勿論上記の2つは治す手段はあるし、遊べるには遊べるがこれが面倒になるともう遊びたくなくなってしまうのも事実だ。
なので本当に遊びたい人がいるなら根気良く探すことになる所もあって注意したい。

そして、大きな理由が日本語版がPC版に未搭載な点。
日本語版を遊ぶにはスマホ版(iOS,Android)のアプリを購入するしかない。

日本語版をPCに移植も可能なのだがぶっちゃけグレーなラインなのでコチラもおすすめしない。

こういう制約が非常に厳しいので、素直に買ってすぐ遊べるのを期待する人には、残念ながら挫折して遊ばなくなってしまうかもしれない。

それを僕は責めたりはしない。
何故ってR☆が権利持ちっぱなしで何もしないんだもの。

いつの日か、リマスターかリメイクかが出るなら是非とも遊んでみてほしい。
(R☆に期待できるかどうかは別として)

TPSが好きならMax Payne 3だけでも遊んでみてね。

最後に僕の大好きなYTPを置いて終わりにします。


答えなくていい、今のは反語って奴だ

-Max Payne


見てくれてありがとう