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今日はゴルフ場記念日

  ゴルフ場には結構なんどか訪れている。けれどもプライベートはあまりなく、ほとんどが接待で仕事絡みだ。上司にくっついていくので(上司がくっついてくるので)仕事の延長という意識があったのだろう。
仕事に関することになると途端に思考が硬直状態になり、
そういう一種の病気だった。

 本来は、上司の顔色なんて考えることなくゴルフとゴルフ場を楽しめばよかったと反省しきりだ。なんといっても実にもったいない。自腹ではとてもいけないところなのに。。。せっかく東京を離れて地方にいくのでその地にふさわしい物品や名勝など、いくらでもゴルフ以外の楽しみもあったはずだし、そんな時間がとれなかったとしても、せめてペントハウスの優雅さなども楽しめばよかった。
 もっとも、実のところは、上司の顔色ではなく、自分のスコアばかり気にしていたのかもしれない(笑)。いずれにせよ、会社と自分の距離みたいなものが、スタンスとしてできてきたので、いまなら思い切り楽しめる余裕もあるのかもしれない。
 自分はドライバーはコースに出ると封印している。長い距離をかっとばすと気持ちがよいが、自分の腕前が災いして、いつも曲げてしまうので、少しもスコアメイクにならないので、一打目はいつも控えめだ。上司から揶揄されて、接待先にもハンデですよとかうそぶいて談笑していたが、そのくせ、上司自身が曲げて無口になって、取り繕うのが大変だった。。。じつに気が滅入るゴルフだこと。。。こんどは友人どおしで行ってみたいが、気軽にいける場所ではない。それが紳士(おとこ)ごころのロマンをそそるところなのかもしれないが、アメリカなどではもっと気軽なスポーツである。
 世界のゴルフ場は減っていく一方だときいたので、自分でグラフを描いてみたが、。。。そんなに変わってないようにも思える。

図1

もしかしたら”ゴルフをやる国は経済力が強いという相関があるのではないか”みたいな仮説でながめると、中国で減っているのが気になる。もっと増えてきてもよいのに・・・。ある記事によると中国の偉い人がゴルフ場のことを政府高官の汚職の原因みたいに考えてお取り潰しにしたというのが減少の原因らしい。このグラフだと米国が突出しすぎで他の国がよくわからない。円グラフにしてみた。2015年と2017年のデータに差異はあんまりないので2017年のデータをもとにした。

図1

ゴルフ場の過半数が米国にあることがよくわかる。国土の広さも関わってはいるが、中国はもっと増えていいし、日本と同じような国土の広さで、ゴルフ発祥の国イギリスではもはや日本よりもゴルフ場の数が少ないのだから、日本も相撲が下火となったからって躍起になることもないだろうなどと軽々しいことは言えない。もしかしたら、日本での相撲をする人口は増えているのかもしれないと、思って調べると半減しているという。それは少子化の影響かもしれない。そもそも数ではないであろう。歌舞伎だって人数的に「友達が歌舞伎やってます」みたいな人は少ないんだろうみたいなことを想像してみる。無責任に想像するのは楽しい。

 想像ついでに、逆にどうして日本がこんなにゴルフやる人が多いのだろうか・・・・ある人は武士道と結びつける人もいたり、ゼネコン中心の利権が動いている結果、ゴルフという趣味に興じる人口が増えている人もいる。
武士道という結びつきは面白い(そういえばKatanaというシリーズのクラブで楽しんでいる人もいる)が、人数が増える原因にはなるのだろうか・・・ ゼネコン利権が本当だとして、それならどの国もそうした利権はあるはずなので、ゴルフの会員権商売なんて日本特有のもんではないんじゃないだろうか・・・などと、これまた空想の世界に浸ってみる。

まぁ拙い想像はこれからデータを集めていくことで検証していこう。

 ともかくも、老人になってもできるスポーツのひとつなので、気軽なレジャーとして楽しめれば良いと思う。
 今度、社長におねだりしてゴルフを楽しんでみようかな、なんて思っている、あ、その前に練習しなくては!

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