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世界禁煙デー

世界でも禁煙する人が増えてきた。
WHOは2019年にはじめて喫煙率が減少に転じたと報じた。
WHOからデータを入手した。
2000年から2015年の喫煙率を比較してみた。
まずは上昇した10カ国を以下に示す。続いて地図上でも表示してみる。
いずれも男性についての調査結果を示す。

タバコUP1

タバコUP2

続いて、どんな国で喫煙率が減少しているのだろう。

タバコDOWN1

タバコDOWN2

・上昇しているのは、エジプトと中近東、東南アジアの国々など
・下降しているのは、オーストリア、韓国、チリ、日本など

先進国はすでに下がりきっているのかと思いきや、違う
2015年の喫煙率が低い国ベスト5をあげると2000年から2015年の間になんらかの対策をして、喫煙率を下げている国ということになる。

スクリーンショット 2020-05-31 13.43.08

2015年ですでに11.6% 10人に一人くらいか・・・・

ちなみに、禁煙のマインドは”すでに禁煙した”ということにするといいらしい。禁煙しなくちゃと意気込むとタバコのことを思い出すのかもしれぬ。
よく喫煙者の言い分でこういうのがある。地方公共団体は、たばこ税でもってんだ、不景気で法人税がとれないときは主要な税収のはずだ。
しかしながら、いささか違った見方もある、今日は世界的に禁煙デーなので
フランスでも記事が投稿されている。

Le tabac, contrairement à ce qu’on entend dire parfois, coûte très cher à la collectivité car les dépenses générées par les longues maladies des fumeurs sont beaucoup plus lourdes que ce qu’il rapporte en taxes et en retraites non versées.
抄訳)タバコは、広くいわれているのとは反対に、公共団体にも高く付きます、なぜなら、喫煙がもたらす長患いは出費を産むからです。そして税金も年金も当然に重くなるのです。

Cela créerait une demande pour les méthodes de sevrage efficaces, le vapotage, comme nous l’avons vu, ou les psychothérapies comportementales et cognitives, dont l’efficacité est prouvée mais qui sont sous-développées en France, pour cause d’obstruction psychanalytique.
(保険料の問題など)が、効果的な奴隷的方法の需要を生みました。リキッド電子タバコはすでに見たとおりですし、あるい行動および認知心理学のセラピーなどもありますが、これらは効果が立証されているもののフランスでは精神の閉塞を理由に発展途上です。
C’est l’État jacobin qui décide de tout depuis 30 ans dans la lutte anti-tabac et il a échoué puisque presque un tiers des adultes fume encore et que femmes et jeunes fument de plus en plus. Cessons maintenant d’utiliser les méthodes qui perdent. Essayons la liberté !
ジャコバン州は禁煙と30年前から戦ってきましたが、失敗しました
成人の3分の1がいまだに喫煙者でなおかつ女性や若年層の喫煙も増え続けています。古いやり方はいますぐやめて、自由を試していきましょう!

精神的な方法というのは、自分もきいたことがあって、催眠状態にしてタバコの要求を断つという。これは一種の洗脳なのではないのかと、ほかに精神が異常をきたすような副作用みたいなもんはないんかな?と、たしかに疑問には思うのである。

江戸時代から馴染んできた風習であるから、急激に危険な毒扱いされても、と思うのだ。しかしながら、それが、現代というのものダイナミズムである。江戸時代でも禁煙令というのは出ているらしい。
喫煙の話が出てくる有名な落語で「あくび指南」があるが、あの話は、なんてシュールなんだ!って思う。江戸の底力をも感じる。ニコチンで精神やられてんだから、風流に自己暗示かけて禁煙すればいいと思う。


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