2024の抱負
6つのドメイン
1.心(精神)
2.身体
3.家族
4.友人・社会
5.教養
6.趣味
仕事と家庭とか、ライフワークバランスとか言われる文脈について
自分で振り返るとき、
例をあげて言えば、「人生の6分野」→リンクのように捉えるやり方で、人生をとらえるとき、上記の6分野で考えている。
リンクの記事で上げている6分野は、
私の分野から、経済と職業面はなきものにしている。
これは、私の根っこがリバタリアンだからだろう。職業に縛られたくはないという精神の現れである。リバタリアンとは、つまりは無政府主義である。
国家の手を借りなくても経済的に困らない人々なら、かっこいいと思うが、
私の場合は単なる駄々っ子で、つまりは国家があって、それに対するアンチテーゼとしてリバタリアンを名乗っているのであるから、国家がないと成り立たない考え方である。もっと勉強して、克服して国家を超えて生きたい。
FIREなるものが一時期流行った。
実は私は中学生のとき、学校生活に馴染めない自分がいて、世捨て人みたいになろうと考えていた。いまでもそうなりたいが、経済的に自立という道はまだ遠いのである。
”Le philosophi de L'ikigai”なる本を読んでいる。
その中で ”生きがい”を支える4つの柱をつぎのように定義している。
1.Premier pilier : trouver ce que l'on aime
2.Pilier 2 : Faire ce que l'on sait faire
3.Pilier 3 : Contribuer au monde
4.Pilier 4 : Ce dont le monde a besoin
この4つの柱が交わるところに”いきがい”を見出すというのだ。
3,4は、社会的に関わりをもつことを柱として挙げている。
そこで、私の(あくまで私の)FIREは、単なる世に背を向けただけである。
実際のFIRE実践者はバイトをしてみたり、ボランティア活動をしてみたりと、社会的なかかわりを持つ人も多い。
ただ、家賃や生活のために働かないだけなのである。
私も実はそういうふうになりたいのだ。
でも考えてみれば、今日仕事を辞めたとしても、失業保険やら、生活保護やら(認定は難しいとはきくが)なんらかの救済制度(セーフティネット)は用意されているのだから、困らない。
要は”気の持ちよう”である。
だったら、そのつもりで生きればいいのではないか・・・
などと考えて、首を振った。
まずは、リバタリアンの風上にも置けない考えだ。国家のセーフティネットに頼るのはリバタリアンとして情けない。
ここでまた、首を振る。
自分はリバタリアンではないではないか、、、
それにリバタリアンになりたいとおもったとして、その思いはいかほどものか。先述の通り、単に世間への馴染めなさの慰みとして反抗心を持っているだけで、裏を返せば甘え以外の何者でもないのである。
そういう種々(くさぐさ)をすべて捨ててしまおう。
自分はリバタリアンのようには生きるほど強い存在ではないし、
FIRE標榜者のように器用ではなく
どちらをみても うまくはいかないのである。
そこで必死に、意地を張っても何者にもなれないのである。
ちょっと横道に議論がそれてしまった。
閑話休題
”Le philosophi de L'ikigai” に戻ろう
人のことを豊かにしてこそ、生きがいが見いだせるというのは、実はうなづける。自分中心で、自分がリバタリアンだとか、自分が縛られたくないとか
そういった考え方でいる限り、どこにもいけない閉塞感がある。
人のためになることを考えてはじめて職業は選択できる。
この商売は自分に合うかどうか疑問に思うとき、それはいつも愚問である。
上記の4つ目の柱を引用しよう
世界のニーズに応えることが、生きがいにつながるのである。
自分にとって世捨て人はきっと飽きるであろうと思われる。
今年の反省
今年の反省だが、(今年より以前も)4つ目の柱を私はあまりにも軽視しすぎてきたように思う。
自分のやることが世の中でなんらかの役に立っていると感じなければいけないのに、自分の能力を上げることばかりに目を向けてきた。
それは逃避であった。なんのために能力を上げるのかについて、
モチベーションが自己満足にすぎなかったからだ。
自分の好きなこと、出来ることが交わるところ、さらに、人のためになること、世界のニーズに応えるものと交わるところ・・・その交わった領域で自己発現 (epanouissement)しないといけないのである。
この本の4つめの柱は、私のドメインでいうと、”4.の友人・社会”である。
友人と一緒に仕事を作り、友人と一緒に社会に役立つことをする。
そのために何ができるかもう少し考える必要がありそうなのだ。
しかしこの分野については、まだニーズがつかめていないのであるから、
ひとまずは人と会うこと(Zoomでも良いとしよう)を来年の目標としてみよう。
チートデー
普段は素食を食べ、少食、早寝早起きを心がけ、できるだけ質素に生活している。それをできるだけ長く継続させるためにも、ときどき刺激として普段と違うことを実行する日すなわちチートデーは必要と判断した。
チートデーの役割というか効果として、
・精神的ストレスの解消、リフレッシュ
・モチベーションの維持
・社会的な関わりのきっかけを増やす
・食欲の解放
などが挙げられる。
チートデーを設けると勘違いして頻度を増やしてしまったりする危険性がある。このため、全く設けない方がよい可能性もある。その危険を回避するために、明確に一年の目標を立てることにより、
なんのために普段があるのかを明らかにしよう。
来年の抱負
1.心・精神
マインドとして、人の役に立てる何者かになる覚悟をしよう。
といって背伸びする必要はない。足りなければ補うだけであり、補うのが無理なら人の手を借りる努力をしよう。沈思黙考し、私利で悩まないようにすること。えぇかっこしいする暇がないくらいに瞑想すること。
◯なんのために
くだらない私利のために悩む時間を回避するため
頭を空っぽにして雑念を払うため
◯数値目標: 瞑想を1日30分
毎日10分間 感謝日記を書く
<数値目標を実現するために>
・22:00 には消灯 (cf 健康)
・5:00 に起床して瞑想の時間を確保する
2.身体
まずは、規則正しい生活をすること。風邪をひかないこと。つまりは健康でいることである。自分の体質として、胃が弱いことが挙げられる。去年までの経験で、夕食は食べないことと、少食を心がけること。これは継続していきたい。さらに菜食を心がけている。来年はさらにこちらを徹底しよう。
◯数値目標: 体重54kg (現在56kg)
体脂肪 15%以下(現在20%)
毎日7時間以上の睡眠時間を確保する。
<数値目標を実現するために>
・21:30にはスマホの電源を落とす。
・夕食は基本食べない(チートデーは特別→3.家族)
・少食を心がける(→食べるものを決めてしまおう)
・運動をする(腹筋・腕立て伏せ)1日3セット以上を週3回
・散歩をする(毎日)
3.家族
家族の目標というのは難しいが共通の趣味がカラオケとサウナである。
チートデーは家族と温泉地に出かけ外食をする。
・今年は2ヶ月に一度温泉に行く
・1ヶ月に一度カラオケに行く
・
4.友人・社会
(反省)
ボランティア活動などはしてきた。
結構それで時間がとられてしまった。
人を助けたいと思っても自分ひとりの力ではどうしようもないことも多い
なので、包括的に手を差し伸べるため多くの人の力が必要だ。
まだ世界は資本主義なのである。そこから脱出を図るにも金銭が必要なのである。理想を唱えるだけでは力にはならない。
(目的)
人生の解決能力をあげるためである。
少しだけ具体的に書くと、私の周りには外国籍の人が多い。
さらには諸外国に日本で働きたい人も多くいる。その人達に機会を提供することを検討している。相互理解と文化交流を促進させることも視野に入れて、活動の幅を広げていきたい。
(実行計画)
まずは、交流会を探す。関連団体との連携を模索し、言語サポートプログラムの導入に尽力する。
◯数値目標:月に少なくとも5人の人に連絡をとる。
月に1回以上イベントに参加する
ボランティア活動も月に2回以上参加を続ける
年間で少なくとも5人の労働者に職を提供する
<数値目標を達成するために>
・交流会のWebサイトを確認する(メールマガジンを購読する)
・月に一回交流会に出向く(チートデーを利用してもよい)
・社会貢献活動(子供食堂のお手伝い)を継続
・1ヶ月ごとにメンターにプロジェクトの進捗を報告し
実行計画を見直しレビューしてもらう。
5.教養
◇哲学を学ぶ。
洋の東西の哲学の本を精読する
◇数学を学ぶ
教養としてのものの考え方を整理するため、数学を学び直す
ITを支える数学について、広く深く学ぶ。
◯数値目標:数学についてアルゴリズムを考えRustプログラムを作る
週に1本のプログラムを書く
<数値目標を達成するために>
・毎朝6時から7時まで読書とプログラムの時間を作る
・プログラム制作に関してObsidianでまとめる
6.趣味
一人で黙々とやる趣味と、みんなでやる趣味を持とう。
かつては、草野球とかゴルフをやっていた。
あるいはMixiで鰻を食べる会などをやっていた。
でも今は、仲間とやる趣味がないので、つまらない。
英会話にしてみようと思うが、、、これがイマイチかなぁと思っている。
とにかく、みんなで食事会みたいな
とりあえず、英会話をはじめてみてから、考えようと思う。
□一人で
◇物理学
哲学の延長としての物理学を学び直す。
◇フランス語
フランス語でネットを見る。Instapaper
□みんなで
◇英会話
外国人とコミュニケーションするため英会話を学ぶ
学ぶ方法で最近耳にするのが、アウトプットするつもりでインプットするということである。趣味は自分の生活にツヤをもたせ、幅を広げるもの、だとすれば、アウトプットを前提に趣味をやったらいいと思う。
みんなでやるものは、自然と交流ができればよいので、一人でやる趣味についてアウトプットを主眼にまずおいて、やってみよう。
このnoteで、物理や哲学で学んだことを自分の中に落とし込むために、学んだことをまとめていこうと思う。
◯数値目標: 週に1度 note の原稿を書く
2週に一度のペースでnoteの公開設定を行う。
月に一度は英会話の仲間でZoomパーティを実施する
<数値目標を達成するために>
・Obsidianに読書ノートを作る(水、金)
→ なんらかの理由でできなかったら土曜日に実施
・読書ノートをまとめて記事を書く(日曜日)
・隔週の日曜日に公開
自分にできること
自分はどちらかというと不器用な方である。これは自覚がある。
不器用なら不器用なりに、習慣で矯正ができる(才能・センスとは別の問題)できぶらず、いい格好をせず、いまその瞬間でできることを毎日やっていこう。その積み重ねが実力となり、人の役に立つことにつながることを信じている。人との交流は総合力であるから、どんなことでもひたむきにやれば必ず世の中に通じていくものになるであろう。それを基軸に自分のやりたいことを取捨選択をして上記にまとめたつもりだが、まだ絞りきれていないように思う。質素でひたむきな努力とチートデーでリフレッシュして変化に応じながら一歩一歩、毎日を楽しんで生きていこう。