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Regional Scrum Gathering Tokyo 2024参加ふりかえり

もらったものが多すぎてまとまらないけどとりあえずリリースする。
「象、死んだ魚、嘔吐」に何故出会い、どうやって曲を作ったのか、そこから何を学んだかはproposalにするので割愛。
廊下を重視した。みたいセッションはいっぱいあるのでこれから少しずつ録画を見ます。
いろんな人が出てきますが、他にも話しきれていないもっと話ししたいエピソードがあります。あと多分間違ってることもあるはず

Day0まとめ

Speaker Dinner:せっかちな自分

Speaker dinnerに初参加。

岩切さんに昨年の進捗報告。短期的に成果を求めすぎている、少しせっかちなのかもしれない、という気づきを頂く。

yamanecoのJBさんとEmiさんと受託アジャイル談義をする。PO補佐の必要性、振る舞い方など。

びばさんとJoeのCSPOを受けようという話をする。

Day1まとめ

自分の登壇: Changin Teams with Music


何故このテーマで英語登壇したのか?

RSGT proposal締切当日の12時、今回は諦めようと決め、リラックスして一人ホットケーキを食べていたら降ってきたアイデアだった。
Fun Done Learnのうたがウケた後「ふりかえり手法に音楽をつけるなんてふざけてるなぁ…」と最初落ち込んでいた。
あとになって、そもそもそれって音楽に失礼じゃないか、音楽ってすごい力を歴史見ても持ってるじゃん、という所から書いてみたproposalだった。
proposalはスマホで日本語で書いてChatGPTに英訳させて、それを日本語訳して違和感あるところだけ修正して提出した。締め切りまで3時間ぐらいしかなかったからそうするしかなかった。ようやるな自分。タイムボックス恐るべし。

Fun Done Learnが日本から生まれた、と知ったのは2年前ぐらい。知らなかった。そのへんも含めて海外の人に伝えたいという気持ちが前からあったので英語登壇に挑戦した。下心としてproposalが激戦なのは知っていたので、競合がいなそうな日本人の英語登壇、しかもテーマが音楽、という誰もやらなそうな所を攻めた。言いたいことは至って真面目なんだけどどう捉えられたかは不明。

予期せぬトラブルという変化に対応

事前にリハしたにも関わらず当日音が出ないトラブルが発生。(多分直前Macbookにイヤホンを指してしまったのが原因だと思う)
そのため、アカペラでFun Done Learnのうた English ver.を歌って全員踊ってもらうという謎セッションになった。たまたま来てくれたKAGの広報に歌が上手かったことを褒められて嬉しかった。
英語登壇は当然初挑戦。おーのAさんに、はじめて挑戦したことを色々褒めてもらえた。あとほんの少し英文読む抵抗が下がった。次は海外登壇?自信は依然ないがCfP提出やってみるだけ挑戦してみようか悩んでる。
Day2にて英語スピーカーの来場者が、セッションよかったよ、と向こうから話かけてくださった。自分の英語はチープだったけどお互いの仕事などについて意思疎通ができた。どうなるかと思ったけど挑戦する勇気はきっと伝わるんじゃないか。

廊下:成果は急にでない

その後GitHubの服部さんとインナーソースの話をした。インナーソースコミュニティには実は入っていて一度お話したい方だったので、会社の内情を喋っても問題ない範囲で色々相談した。大企業とその子会社間でソフトウェアを共有するパターンの話を色々教えてもらえた。この辺会社の人も呼んで話したい。

クラスメソッドの新さんとスクフェス仙台以来の仕事上の悩みについて進捗報告。
急に成果でないから焦らなくて良いと言われる。あれ、岩切さんから言われたこととデジャブ…。

Day2まとめ

廊下:完璧を求めると続けられない

アトラクターさんから抽選でもらった「プロダクトマネージャーのしごと」。訳者の皆様にサインを頂く。訳者の高橋さんから訳をした時の気づきを教えていただく。プロダクトが完全になって安心できるようなことはない、不安になるし、不完全だと思い続ける、だから適度に力を抜くことが大事。といった話を頂く。
これも新さんと岩切さんからもらったフィードバックと共通する。デジャブだな…。
RSGTで著者にサインを貰いに行くと会話するきっかけ作りになり最高なので来年もこれたらやってみたい。

象死んだ魚嘔吐、動画編集とアレンジしてくれたKAGの高谷さんと音楽制作について話をする。彼のプライベートなので詳細は避けるが聞けば聞くほどすごかった。わかったことは、継続できる取り組みって難しいということ。承認欲求のために競合の多い場所で戦えば疲弊してしまいやすい、自分はそれで諦めたことがいっぱいある。
完璧を求めすぎると続かずに終わってしまうんだよな。岩切さん、新さん、高橋さん、高谷さんの話の共通点だと感じる。

新さんに伝え忘れていたことがあったので再び話しかけてお礼を伝える。スクフェス仙台のKeynoteに影響されて読んだ本「自分の中に毒を持て」の話。

仕事でどうしてもつらいことがあった時、思い切って1日休みを取り、川崎の岡本太郎美術館に行ったことを伝える。
岡本太郎の「道で己に出逢えば己を殺せ」という言葉に触れた。自分を否定してネガティブな自分がずっと嫌いだった。しかしながらネガティブ思考は改善しなくても良いと考えられるようになった。「いのちを賭けて運命と対決するのだ。 そのとき、ぶつかるのは己自身。」
これを忘れたくなくて、美術館で岡本太郎ステッカーを買いスマホの背面に入れて思い出すようにしている。苦しいのは変わらないが、戦っている自分を少しメタ認知して受け入れられるようになった。
「おおーっとここで修羅場だー!どうするぴよー!!」と自分実況中継して自分というコンテンツを楽しむように心がけている。

みんなでギャザってふりかえりカタログを作ろう!~おすすめ手法、体験談、みんなで集めよう!~

唯一参加できたセッションがこちら

壁に貼られたふりかえり手法に投票したり付箋をはったりした。
Fun Done Learnと象死んだ魚嘔吐が得票数多くて嬉しかった。
Norm Kerth氏のPrime Directiveが思ったより反応がなかったように思う。個人的に手法やツールはどうでもよく、本質的に大切なのがPrime Directiveを実現できているかだと考えている。
自分達の現場は毎日のFun Done Learnがフィットしていた。何故フィットしていると感じているのか?まだ言語化しきれていない部分が多い。

閉幕後:俺は草むらを走るマリオカートのクッパ

閉会後KAGで飲む。そしたらひろみつさんと及部さんがたまたま飲みの席が隣だった。furosiki.fmは時々聴いていてずっとひろみつさんと話ししてみたかったが機会がないのと怖くて話しかけられなかった。
自分は「デザインと開発のチームを融合したい」と思っていたが、
「自分達がデザインもできるようになりたい」もっというと「roleに依存せず仮説検証をうまくまわせるようになりたい」がやりたいことだと及部さんに様々な確度から問いを投げかけられて気がつく。

ひろみつさんとの以外な共通点(前職でスクラムの立ち上げをした、パフォーマンスにムラがでるがパフォーマンス出たときが凄いと言われる、プロダクトデザインと開発の両方を経験されている)があって嬉しかった。
ひろみつさんが普段30点でたまに120点でるタイプで80点継続して出せない、という趣旨の話をされていた。
それを聞いて自分が「お前はマリオカートのクッパみたいだ 直線はスピード出るけどカーブで草むらにすぐハマる」と10年ぐらい前同僚に言われたのを思い出した。そんな話を及部さんと話をした結果、80点出し続けるために無理するのではなく自分を良い状態に引き上げてくれる人を見つけて頼れることが大事、と感じた。

2次会でspring.akiさんにコーチングを受ける。酔ってて全てを思い出せないが大号泣しながら1年起きたことをふりかえっていた。
会社の看板を一回おろしたい。会社のために、とか1回全部忘れてDay3に参加しようと決意した。思えば昨年のDay2の飲み会も泣いていた。お酒が入ると泣く癖はそろそろ辞めたい。

Day3まとめ

OST:蝶をやる

クリエーションラインの笹さんからOSTの内容を説明する寸劇で蝶が足りないという話を聞いていたので、当日飛び込みで参加させてもらう。
昨年この寸劇を見たときにトピックをたてる勇気を持てたのでそこに貢献したい気持ちがあった。
当日飛び入りだったこともあり、何ができるか迷っていたところ、初めてお話したのりっくさんに「大丈夫、そこにいてくれればそれだけで大丈夫だから もっと頑張ろうとしなくていいから」的な言葉を頂き抱きしめられた。

デザイナーとスクラム

OSTは2枠デザイナーとスクラムの話に参加した。

プロダクトの立ち位置、ビジネスフェーズ、リサーチなのかグラフィックデザインなのか。前提がそれぞれ違うので皆それぞれが違う話をしているように聞こえた。多分あの場にいた全員の主張があっていて、フェーズが違う外のチームにそのままもっていくと間違えるのではないか。
「それはデザインの人がやる仕事」みたいな切り口がとにかく自分は嫌いで全部一緒にやればいいのにと思う節がある。ただこれは自分の好みでしかないから、状況みて判断するしかないんだろうなと思う。
まだまだデザインのことはわからない。

百田夏菜子と堂本剛の結婚祝いFun Done Learn

1枠、前日結婚を発表した百田夏菜子と堂本剛の結婚祝いFun Done Learnをぶち上げる。前日spring.akiさんと話しして、一度会社意識せずにやりたいことをやってみたいと思い、何が話したいか考えて出たトピックだった。KAGの小糸さんとJKには「ぴよの悪い癖が出た」と言われたが気にしない。本当はこんな話だけやっていたい。
ももクロのファンだったのは10年以上前だが当時自分の人生の一部だった。そんな経験を持っている人とアジャイルの話をしたら繋がるものがあるのではないかと期待した。
FunDoneLearnの中でKAT-TUNが好きな人と中丸くんの話をした。私が家事ヤロウで中丸くんが美味しそうなものを食べた時に溺れたような顔をするところが好きという話を伝えたが、多分あの場にいた人にとって無関心品質な情報だったと思う。

Xにそのことを書いたら、初日に飲んだScrum Incの庭屋さんがモノノフ婚だと知る。詳細を聞きたい。

あとその場の勢いだったがFun Done Learnに「嘔吐」の枠を設けたら意外と話しやすかった。これはよいかもしれない。

終わった後、Fun Done Learnのやり方を相談してくれた人が何人かいた。
自分はこうやった、びばさんは本でこう言ってる、という話しかできず、彼らの悩みに答えられなかった気がする。
「ふりかえりの目的は課題解決だけじゃない」「Tryは出ても出なくてもいい」というFun Done Learnの話を聞いた時自分は最初強い抵抗感を持っていたことを思い出した。
ふせんがFun Done Learnのどこに置かれるかはどうでも良いと思っている。チームの置かれている状況は思っている以上に誰も分かっていない。どうしてそこに置いたのか会話することに価値がある。課題解決が議論できるのはそこからなのだ。逆に言うとそこまで話ができたら経験上SMARTなtryは会話の中で生まれている事が多い。でも、まだまだこの話が言語化しきれていないように思う。

基調講演

狩野モデルの狩野さんの話。
無関心品質、当たり前品質、魅力品質。時間が経つと変わっていく。
魅力的な新製品は無関心品質から生まれる。
きっと「Fun Done Learnのうた」は魅力品質があったから当たり前品質が多少低くても受け入れられたんだろう。これから「コミュニティでうたを作る」が当たり前品質になってしまうはず。次の無関心品質もさぐりたい。

終幕後

社内の社員と次のプロポーザルの案を出す。流れで、それぞれの想いと仕事のギャップについて語る。
その後、様々な方々と飲み会。いくおさんに象死んだ魚嘔吐を教えてもらった経緯を飲み会にいた人達に話しして御本人に直接お礼を伝える。多分ふりかえりカンファレンスにはこの話を出す。その流れでカケハシの人達とお話できたのが嬉しかった。

森ゆうやさんとびばさんにあって、YOWの話からの、プロダクトマネジメントよもやま話をもりもり聞く。この話もっともっとききたかった。森さんが自分と話したがってくれていたのが嬉しかった。

悩んで悩んで色々相談するんだけど、実は自分の中では答えでていたんじゃんって思うことが多い。自分がせっかちだということをただただメタ認知する のんびりすることが足りてない気がする

結論

会社の中で仲間が増えた。
KAGの社員を集まって、社内同士の課題も共有ができて、相談ができた。
自分はなにもしていないのに、周りが勝手に面白がってカセットテープを作ってくれた。
曲が作れなくて悩んでいたら、ギターを入れてアレンジもやって動画も編集してくれた。
ふりつけを考えたら、社長も一緒に踊ってくれた。
一昨年最初一人で走り出したことが、2人目、3人目と踊る人が増えて、皆が踊っていた。
そして自分が最初に走り出したことを皆が認めてくれたように思う。
多分5年10年経っても凄い思い出になると信じている。

今はプロダクトと曲を作りたい。
去年はproposalをたくさん出すことを目標にした結果、曲を2曲しかつくれなかった。proposalも自分の思考をまとめたり、たくさんの人とつながるきっかけになるから続けたい。
けど、いい話を作るだけでなくやっぱりよいプロダクトを作りたい。プロダクトあってのスクラム、技術とドメイン知識あってのスクラムだ。それなしでoutcomeは生み出せない。
音楽も同じだと思う。趣味でもなんでもいいから音楽に向き合いたい。

Action Items

  • ふりかえりカンファレンスまではコミュニティの参加を控える

  • 臆せず英語を喋れる状態になる

  • JoeのCSPO申し込む

  • 焼肉レトロスペクティブの曲を作る

  • その他公開できないItemがいくつか


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