見出し画像

シャイニーカラーズに裏切ってもらえなかった俺たち

・全部予想してたけどね! これは虚勢ではなく、オタクはすべての可能性について夜な夜な喋ってるから結果的に当たったというだけの話です。

「頼む!頼むからもう一週間待って!3rdでやって!2ndの2日目で封切らないで!」という切なる願いでいたのだけど、ありがたくもシーズなる新しいアイドルユニットの2人の登場が発表された。されてしまったね〜。

ニヤニヤしながら「赤いきつねと緑のたぬき……ってコト?」とエヘエヘ言うハチワレになることしかできなかった。肉眼で岡咲美保と市川雛菜の実在を確認してしまったので何も考えられなくなっていた矢先のことだったし、虚を突かれたどころかシャイニーカラーズに対して完全降伏というか帰依してしまっていた。

ライブ直前まで。

「シャニマスをより深く考えたい、知りたい」という考えを共にした者と、
二次創作を「作品に対する理解とキャラに対する共感のカタマリ」として制作していた。

「愛をもってイミテーションを制作する」をやっていて、わかっていたことと、2021年3月21日にわかったこととがある。

・わかってたこと
シャイニーカラーズ、やばい
(逆張りも絡め手も含めて表現のすべてを投入してくる)
緑ユニット、来うる
「明るい部屋」の新しい部屋に、誰かが入居しうる
七草はづきの縁故者、掘り下げられうる
「ストレイライト・芹沢あさひ」がこんな感じ
「ノクチル・浅倉透」はああいう感じ
これまでを踏まえて、これからをやってくる
めちゃくちゃかましてくる
「置きに行かない」を宣言している
3人・5人・5人・3人、の次 3人、その次4人で来ている
2人、とかやりうる
我々はシャイニーカラーズを愛している
など

・2021年3月21日にわかったこと
シャイニーカラーズ、やばい
(マンパワー、本物が「こうです」と言うと「こう」なるという印籠)
「この日に来た」ということ
我々はシャイニーカラーズを愛している

デザインも含めて「全部予想してたけどね! 」で、品田さんに一通りの感慨は大体すべて代弁してもらっているので、かなりすっきりしているのだけど、「新アイドル・新ユニットの予想」がいきすぎて尋常ではない愛着を「まだ存在しないアイドル」に持ちすぎているし、シュレディンガーの箱が開いて、事象が確定したあとでも我々の愛する娘たちはそこにいた。
「公式を出し抜いてやろう」でも「公式を手詰まりにしてみよう」でもなくシャイニーカラーズを愛しているという原動力により彼女たちは生まれていたし、毒ガスが出たわけでもドリルで粉砕されたわけでもないのだ。もし手をかけるとすればそれは自らの手によるものだろうし、この子たちはもう人格と生命と尊厳があるので、この子たちの未知なる道を見守っていかねばならない的な気持ちになっているのだった。

ので、「昨日まで、こういうのをここまでやってました」を近々、ファン コミュニティで宣言したい・行くも戻るも形にしたいと思っている。


・こうやって、いずれ明らかになることについて事前にガヤガヤ勝手なことを予想するの、期間限定なのでやれるだけやっておくべき。

わかりました。

・七草にちか
芸能、お笑いオタクの気質
絆す(ほだす)のが激烈にうまい
まず妹キャラで三峰をオトす
「芸歴で先輩」というムーブをされることが初めてなので、果穂ちゃんも確実にオトせる
CV「黒沢ともよの種」のような新人キャスティング

・緋田美琴
絶対麻雀好き
アバンギャルド・アウトローを引き受ける
清楚系ジュニアアイドルをヤメてグレたベタ路線と、元々ストロングスタイルだったパンキッシュ路線とある
ネムルバカの鯨井ルカを感じる

ちょこシスの足来真琴(音神亜里沙)にルーツがある
制作で僕と同時期にヤングアニマルを読んでいたクリエイターがいる
寮メンバーの世話焼き欲を一身に受ける(主に恋鐘さん)

CV「朴璐美・豊口めぐみの種」のようなキャスティング


・アイドルマスターを「オタクのアイドルシミュレーションゲーム」から
2010年代「新時代のアイドルコンテンツ」にしたのは誰だったか?
→双葉杏

「双葉杏イズム」は甜花ちゃんと緋田美琴に分けて継承されている。「怠惰・センス・理知・ナード・観察眼・コンプレックス・達観(客観)・ニコイチ・富裕・ハーミット(隠遁)」を、それぞれ。

甜:怠惰、センス、ナード、コンプレックス、ニコイチ、富裕

美琴:怠惰、理知、観察眼、達観(客観)、ハーミット(隠遁)

・斑鳩ルカ
僕の視座から「内側」「外側」に分けると、どこまでが「こっち」で、どこからが「あっち」なのか。

シャイニーカラーズの支持層の「こっち」と「あっち」
こっち:ツイッター ピクシブ ディスコード オタク
あっち:マジの10代、「陽の者」、「いまどきの子たち」、
観察監視用ではないインスタグラム、ティックトックのメインターゲット層

「あっち」の人。悩める現代女子たちの『カミサマ』は、「オタクにはなんやようわからん」ところ、「香水」が流行ったり「うっせぇわ」がリアルタイムでイノベートされる、僕の外側のアーリーアダプターにとってのカリスマなのだろうな、そしてシャイニーカラーズはその構図も含めてデザインに取り込んでいて、「そこの輝き」も虹色の外側に見出そうとしている。

「これtiktokでも公開したら、なんやよう分からんけどリアルタイムティーンにもいい感じに刺さったりするんちゃうの」「どうやるの?ティックトック」という話を、3月19日に、オタクのピンク色のアイコンのおじさんは、アカウント作ってみて「えーっと……とりあえずまた今度にするか……」と、言っていたのだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?