レンタルJリーガーさんをレンタルした話

今話題のレンタルJリーガー浅川隼人選手(YSCC横浜)をレンタルさせていただきました。


依頼のきっかけ

依頼内容は「4歳の息子へのサッカーの指導」と言う親バカ度満載のものでした。ただその目的はスキル向上よりむしろ「息子をよりサッカー好きにさせる」という点にありました。(なぜサッカー好きにさせたいかはそのうち)

Jリーガーと交流する→Jリーグを身近に感じる→Jリーグが気になる→サッカーへの興味が増す

と言う図式を期待してのレンタルですね。また「特別な存在のJリーガー」を作る事で向こう数年間、親子共々Jリーグをより一層楽しめるのではないかと言うのも狙いの一つ。ぶっちゃけレンタル内容は「サッカーの指導」でなくても別に良かったんですよね。息子への指導が最も適当だったからそうしただけ。「Jリーガーを身近に感じる」のが大事でした。


指導を見てみて

コチラ想像以上に良かったです。流れとしては事前にヒアリングシートで現状や特徴などなど回答し(4歳児に課題とか特徴なんてあってないようなものだけど親バカなんでガチガチに回答しました)、それを踏まえて指導していただく感じ。4歳児にしては難易度高めな内容だったと思うけど、それも事前のヒアリングシートあってこそだったのかなと思います。

練習内容も遊びの延長戦上にあるような頭の体操からはじまり基礎スキルの指導から判断を伴うドリブル&シュート練習、最後にゲームとバラエティに富んでいて4歳児でも飽きずに取り組めるものでした。とにかく褒めるのが上手く、終始楽しそうにサッカーをしていたのが印象的でした。序盤の頭の体操は家の中でも出来そうなので是非遊びの中で取り組んでいきたいですね。そんな感じであっという間に練習終了。

①サッカーを楽しむこと

②両足を使って蹴ること

③周りを見てサッカーをすることの

これらが練習終了の挨拶時に息子に向けて言ってくれた3ヶ条。普段から息子に似たような事を言っているけど「Jリーガー」が言ってくれる事に価値があるんだろうなと思います。

そして後日、かなり詳細なフィードバックをいただき一連の流れが終了。そのフィードバックには「4歳でここまでできるのは本当にすごいと思います」と嬉しいことが書かれていたのでプリントアウトして息子に見せようと思います。


浅川隼人選手と話してみて

息子への指導の後、一緒に食事をさせていただきいろいろとお話をさせていただきました。浅川選手の印象としては「歩く情熱」。想像以上でした。レンタルJリーガーへの想い、それを通した野望…次々に火傷しそうな熱い言葉が飛び出してきました。その中で印象的だったのが「僕はメッシやカズさんの様にはなれないけど、ゼロ距離の浅川隼人と言う唯一無二のサッカー選手になることができる」と言うもの。「個人を売る時代」と言われて久しい中、J3と言う日の目を浴びにくい環境の中でも個性を発揮し認知されつつある姿には説得力ありましたね。熱い。

また自分自身が普段サッカーを見まくってるので、YSCCのサッカー/選手の話(結構予習していました)や浅川選手の元チームメイトや対戦相手の話が最高に面白かったです。自分が撮りだめていた写真フォルダ(浅川選手が高校生年代の頃。ただし浅川選手の写真はなし)を一緒に見ながら「あっ懐かしい!」「これ誰だっけ?〇〇だ!」とか言ってた時間が自分的に最高にゼロ距離でしたね。また「(選手側の人間って)久〇米次郎知ってたりします?彼とよく試合見てました」と言ったら「たしか昔褒めてもらったことがあるはず」と返してくれたのがこの日のハイライト。

当事者と話をする機会なんてそうそうないので刺激的で楽しかったです。サッカーオタクとしてもレンタルした甲斐のある時間でしたね。


浅川隼人雑感

紛れもなく唯一無二のサッカー選手に向けて歩み始めていると感じました。ただ正直私は「J3リーガー」と(しかも2桁ゴール)言うものの価値を多くのサッカーファン以上にリスペクトしていると思っているので、多くの人に「ゼロ距離Jリーガー浅川隼人」を認知して賛同してもらうには今以上に継続した結果が求められるのかなとも感じました。登るには大きな山だと思います。

それでも今回のレンタルをきっかけに浅川選手と出会えて良かったと思っています。そんな大きな山へ挑む浅川選手を「ゼロ距離」で応援できるなんて最高に面白そうじゃないですか。浅川選手は自身の活動を漫画「ONE PIECE」に例えていた(仲間を増やしながら目標に突き進むという意味で)んですが、今回のレンタルをきっかけに勝手に仲間になってつもりで活動を応援していきたいと思います。

興味ある方はぜひ「ゼロ距離Jリーガー浅川隼人」に触れてみてください。きっと新しい世界が垣間見えるはず。

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