【🍏のオフ考察】《PACIFIC編》

０．今回の考察形式

一応毎回書いておきます。

１．チームとしての補強テーマ
２．FA補強について
３．トレード補強について
４．ドラフト補強
と当たり前の話だけど、この小テーマに分けて考えてみようと思います。

全体の中で何チームかで課題になるのがラグジュアリータックスの2ndエプロンの件。CBAが改定された事でここは罰則が多いのでよほど安定した状況で無い限り、避ける方向性で考察する。

そしてついに書き切る前に、トレード第一号が！
色々動きそうな予感ですね。

１．ゴールデンステイト・ウォリアーズ

1-1．補強テーマ「解体・刷新」

正直クレイ・トンプソン放出の噂が本格化し、ビッグスリー解体という大変革は避けられない所。
ただカリーは相変わらず好調で、若手がクミンガやポジェムスキーなど育っていて、意外と大きな動きにはならないかも知れない。
とは言え、ウィギンスやCP３にも噂がある為、どうなるかは読めない。

1-2．FA補強

2ndエプロン近いサラリーにはなっている為、不用意にFAを狙うようには思えない。
いいところトレードで確保出来てない場合のポジションの穴埋めくらいか。

1-3．トレード補強

クレイについてはFA放出になるか。
CP3やウィギンスについては難しいがサラリーダンプの意味もあって、CP3についてはそこまで大きな見返りを求めない可能性は高い。一方でウィギンスに話が来れば、昨季不調にあえいだ部分もあれど、ここでアセットを欲しがる可能性が高い。

1-4．ドラフト補強

53位保持。
大物は難しいが、昨年のトレイス・ジャクソン・デイビスのように思わぬランクダウンの大物が来る可能性は昨年以上に高い。
Seniorのウイングやビッグマン辺りを狙ってきそう。

２．ロサンゼルス・クリッパーズ

2-1．補強テーマ「ポール・ジョージの去就と4番候補獲得」

ポール・ジョージがPO破棄で放出される可能性はハーデンの再契約を踏まえると2ndエプロンの状況を考えると極めて高い。そうなるとチームの中でポジションが空くのが4番のポジション。
若手はいるもののレギュラー候補は不在。
人の動きは多くなりそうなので、適材選手を獲得出来れば理想的。

2-2．FA補強

ハーデンの再契約・ビッグマンのどちらかの再契約あたりで、ほぼ終わるだろう。
課題のポジション補強には使うのは難しいだろう。

2-3．トレード補強

中堅クラスのロールプレイヤーくらいしかトレードには出せないだろうか。ノーマン・パウエルを出して若手と指名権を狙う可能性もあるが、優勝を目指す上で放出は考えにくい。
ビッグネームを残しながら、狙うのかビッグネームも放出に使うのか。おそらくは前者なのでサポートメンバーをそろえる為に軽微なトレードに落ち着くか。

2-4．ドラフト補強

46位保持。
弱点のビッグウイングに使うのが無難だろうか。
数少ない補強材料になりそう。

３．ロサンゼルス・レイカーズ

3-1．補強テーマ「ビッグマン獲得」

元々ナチュラルポジションがセンターではない、ADをセンターに入れる事が課題にされており、この度JJレディックがHCに内定し、ADをPF起用しようと考えられている。
その為にビッグマンの獲得は必須となる。

3-2．FA補強

2ndエプロンの影響もあって大きな動きには出ないだろう。
プリンスの再契約程度か。

3-3．トレード補強

今回どのくらいのレベルで動かすかはわからないが、明確にトレードでの獲得がベースになるだろう。
特にADがセンター起用となれば、PTの減少の方向性がある八村かヴァンダービルドの放出は全くないとは言えない。
ビンセントと組み合わせて、20ｍくらいのビッグマン(現在噂があるのはブルック・ロペスやクリント・カペラ)かそれより小さめのサラリーで獲得出来るビッグマンを狙いたい所。
ロールプレイヤーは割と揃って来ているので、うまく整備したい。

3-4．ドラフト補強

17位と55位を保持。
17位でビッグマン、55位でサイズあるウイングを獲りたい所か。
それまでにトレードが起きてる可能性もあるので、55位はハンドラーでもあり。

４．フェニックス・サンズ

4-1．補強テーマ「ビッグスリー維持か、否か。ハンドラー獲得」

今季大失敗に終わったビッグスリー。
そして補強しようにもビッグスリー＋ユスフ・ヌルキッチとグレイソン・アレンで2ndエプロン突破という補強がままならない状況。トレード拒否条項のあるビールとビッグマン不足を補う意味でヌルキッチは極力トレード回避を除き、グレイソン・アレンはもちろん、ケビン・デュラントかデビン・ブッカーを放出しないと、ほとんどキャップスペースを空けられずにいる状況になってしまう。
フランチャイズプレイヤーでこそあるけど、ポジション被りやアセットとしての価値を考えればブッカーを放出するのがいいと思う。

4-2．FA補強

今のままではFA補強は難しいだろう。

4-3．トレード補強

前述の通りだが、まずアセットとしての候補はグレイソンアレン。
ただ彼のサラリー軽減だけでは全くと言っていいほど2ndエプロンを回避出来ない。
ブッカーかKDを放出してビッグツーに切り替えて、ハンドラーと他のロールプレイヤーを獲得する必要はあると思う。

4-4．ドラフト補強

22位を保持。
サラリーをさらに逼迫するので、ビッグスリーのいずれかを放出しない限りは、トレードダウンなどをして軽減しないと行けないと思う。

５．サクラメント・キングス

5-1．補強テーマ「2番から4番のマイナーチェンジ」

フォックスとサボニス中心のチームも熟成期には入ったが、如何せんもう少しパーツが足りない。キーガンマレーはスターターに安定して組み込まれるだろうが、サボニスをサポートできる4番や控えビッグマン、後に書くが延長の決まったモンクだけでは不足気味のガード陣のサイズアップなど、いくつか課題をクリアにしたい所。

5-2．FA補強

主力クラスでの獲得は不要だが、すでに課題のモンクと再契約が出来、FAとしての動きは及第点。
さらに控えのロールプレイヤーを数人獲得して、セカンドユニット強化には努めたい所。
モンクの再契約で余裕はなくなったが、ビッグマンを一人どうにかしたい所か。

5-3．トレード補強

カイル・クーズマの獲得希望の噂が大きくなっている。
ここにハリソン・バーンズとケビン・ハーターを絡め、余剰気味の選手を絡めクーズマ及び他のロールプレイヤーの強化を目指したい所。

5-4．ドラフト補強

13位と45位を保持
13位では今後控えを欲するPGまたはSGの獲得に繋げたい所。
特に控えのハンドラー不足が顕著に思えるので、PGを獲得したい所か。
45位ではポテンシャル大き目のビッグマンが欲しい所。