【記録用】スクラブと共に振り返る歴史
先日、職場のロッカーを整理しまして、詰め込んであったスクラブや白衣やらを回収してきました。
パートになったのに未練がましくまだ置いてあったんですね。この際一掃して、来年度新しく入局する先生たちにロッカーを使ってもらいたい。
で、自宅でスクラブをたたみ直していたら、これがまたなかなかに思い出の品達なんですよね。スクラブって。
スクラブは言うなれば戦闘衣装。
これを着て、出来ないなりに頑張ってたんだな。
すっかりくたびれたそれらを手にすると、当時の苦労がありありと思い浮かぶようです。
おそらくもうほとんど着ることはなく、かと言って簡単に捨てられるものでもないので、この機会に思い出に浸りながら自分用に整理整頓をしたい。
①S.C.R.U.B.S カリビアンブルー
とても丈夫で研修医時代〜後期研修医時代までずっと着てた1番のお気に入り。カリビアンブルーの他にローデン(緑)も持っていて、上下セットで着ると忍者っぽくて好きだったんだけど、気づいたら洗濯から帰ってこず、画像のブルー上しか手元に残ってなかった。
後輩が出来て先輩風を吹かしていた時も、ふと初心に戻りたくなったときになんとなく着ていた。あと寝巻きっぽいので当直の時もよく着ていた。
1着だけでも残っててよかった。
お疲れ様。
②ZiPSCRUB バーガンディ、ダークネイビー×ターコイズ、ダークネイビー×エムグリーン
研修に慣れて来て、+オペ室で着替える時に上から脱ごうとするとポケットに入れた本やらペンやらが全て落っこちてきて困る‥‥と思い購入したジップスクラブ。バイカラーがおしゃれで、なんだか気恥ずかしかったのを覚えている。でも結構体にフィットするデザインで、袖も短めだったため上に白衣を羽織らないと着なかった。たまに処置で白衣を抜くとガタイの良さに看護師さんがたじろぐ……そんなスクラブでした。バーガンディは比較的着たけれども、元々寒色が似合わない方ということもあり、他2色はそこまで着なかったな。
③FOLK PANTONE ピンク、サックス
入局1.2年目あたりで買った気がする。
少し気持ちに余裕が出て来て、研修医の頃の舐められないように、みたいなガチ戦闘衣装から、女性らしさとか優しさを出したいと思って買った2色。ピンクは患者さんにかなり好評で、「先生に良く似合ってる」「見てると癒される」と頻繁に言ってもらえた。サックスはそういうことが無かったので、やはり暖色の方が似合うんだなと思う。あと患者さんはピンクが好き説。
PANTONEと言えば、初めて買った携帯電話がソフトバンクのPANTONEシリーズの白だった記憶がある。カラフルで当時おしゃれに感じたなぁ。
④FOLK PANTONE レンガ
購入履歴を見たら2021年だったので、比較的最近。パーソナルカラー診断にハマっていて、「イエベ秋はアースカラーが似合う!」と読んだので購入した。本当はレンガと一緒にサックスも購入したはずだったのだけれど、こちらも洗濯に出した際に行方不明に。
似合う色なのかと思いきや、前のピンクほど反響がなかったのでパーソナルカラー診断はあまり当てにならないのかもしれない。
ただ、落ち着いた色なので年次相応に見られるかなと思い、着やすくはあったかな。
番外編①:記念スクラブ&白衣
KAZEN ネイビー、Onibegie ネイビー、FOLK 白衣(夏用)
記念に皆でスクラブ作るのってあるあるだと思うのですが、協調性のない私でも組織に属していることによりそれっぽい仲間スクラブを数枚ゲットすることが出来ていたらしい。
KAZENのは医局で作ってくれたもの。裏面に大学名と科名、袖にマークがついてる。
こういうの憧れるタイプなので、実はこっそり喜んでた。
Onibegieのは、実家スクラブ。創立25周年だった気がする。タマネギの皮で染めてある和風スクラブ。なぜかコメディカルの皆さんにとても好評な一品。
FOLKの夏用白衣は、ググっても詳細がよくわからなかったのだけれど、かなり通気性のいい素材で出来てて暑い日に重宝した。血液内科を回った研修医達で作ったもの。当時自大学の血液内科の研修はかなり厳しいと有名だったので、それを乗り切ると謎の仲間意識が芽生えた、気がする。肩の所にオーベンの先生がデザインした独特のマークと「すべてのことには意味がある」的な意味の暗号が入っており、なかなかに着てると独特の雰囲気を醸すことができた、そんな白衣だった。着古してヨレヨレになってしまったのでもう着るのは難しいけれど、思い出深いので捨てられないですね。
番外編②いつもの白衣:ナガイレーベン長袖
こちらは今でも来ている白衣。
気に入っているので2着同じものを着まわしている。そろそろ3着目の購入を検討中。
以上、スクラブで振り返る歴史でした。
いつかまた着る機会があったらいいな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?