7人の脱出・所感
韓国ドラマ「7人の脱出」をみた。
いつものように韓国ドラマ好きな職場スタッフさんからのオススメ。もちろんペントハウスを勧めてくれた人と同一人物。
なんでもペントハウス製作陣(監督・脚本家)の新作らしい。
「ある少女の失踪に関与した疑いのある7人が集められ、犯人をあぶり出すための欲望剥き出しの鮮烈なサバイバルゲームが繰り広げられる」
うーん、このペントハウス感。絶対面白い。
しかもペントハウスに出演していた俳優さんも多く出演しているとのこと。
もうペントハウスの同窓会だね!!!!
結局面白すぎて34話を3日で見ちゃった。
以下、所感とキャラ評。例によってネタバレしかしていないので注意。
ネタバレしかしてないけど、ドラマ見た人しか通じない話をしています。
⚪︎所感:人間は愚か。
ストーリー一貫して、いかに今の人間が薄っぺらくて、浅はかで、愚かかというのをまじまじと見せつけられて胸にくるものがあった。
特にSNSの情報を真偽も確認せず鵜呑みにして、娯楽の延長で軽率に他人を攻撃して、一丁前に正義振り翳している。最後まで無実を訴えながら死んでいったダミや、娘と妻を失い、自らも近親相姦の冤罪を着せられて投獄された養父の気持ちを思うとこんなの人間のすることじゃないと絶句。でも全く他人事でもない。もしかしたら、実際に過去に起きた事件の中にも、実はこういう事例が含まれてるんじゃないかな、私たちの軽率な他者批判が、誰かを苦しめて殺しているのではないか・・・・・。
SNSは危険だよね。
何を信じ、何を守り、何を行うべきなのか。
ちゃんと考えて答えを出せる人間でありたいものです。
○クム・ラヒ
悪女。多分主人公。
自分の利益しか考えてない。
過去にお金がなかったから?両親を失ったから?
違うね。お前は生まれながらの鬼畜だよ。
お願いだからダミと同じ苦しみを味わって死んでくれ。
○ハン・モネ
小賢しい。それに尽きる。
表情から意地悪が滲み出ている。
可愛いのに勿体ない。
時折改心したかな?って期待させるのに、やっぱり性根は変わっておらずその度に株が下がる。
仕事でいろんな中高生の女の子と接するけど、最近の10代の日本の女の子って大体メイク表情こういう感じだから、韓国の影響受けてるんだろうなって思う。
○ミン・ドヒョク
ヒロイン。
いや、本当にヒロイン。
悪人7人の1人かと思いきや、実は正義サイド。そして悪の黒幕から命を狙われるヒロイン枠だった。
捨て子、チンピラ、養母と弟を殺される、目の前で実父が死ぬ、信頼した兄貴分が実は黒幕、ピンチに本当の兄貴分から炎の中抱えて救い出されるetcetc・・・。
もう、ヒロインだよね。
○ヤン・ジンモ
ペントハウスに続き出演。
この俳優さんは、本当にダメ男を演じるのが上手い・・・。
クズなのに、人間味が溢れており、視聴者の共感というか、なんか身近な感じがするのよね。
まあクズなんだけど。
愛を知らずドヒョクの家族を焼き殺し、人を愛して家族の大切さに気づいた矢先に、愛する人が死んで絶望するのは因果だね。
○チャ・ジュラン
こちらもペントハウス俳優。
前回に引き続き、ドラマ内の面白枠。
憎めないけど人1人殺してるんだよなこの人。
○ナム・チョル
ジュランとセットで面白枠。
○クム・ラヒ
最終的に面白枠の一員になってた気がする。
顔というよりは、かなり身長が高くてスタイルがいい。
言動はいちいち気に障ったけど。
何かにつけて「子供たちが待ってるの」「子供たちのために」いや自分のためだろ。
1人はいるウザったい母親枠。
○マシュー・リー
綺麗なチュダンテかと思って見てたら、ただのチュダンテだった。
そうだよねー。善人なわけないもんね。
びっくりしたよ、髪染めてサーフィンなんてして、フィソパッパは整形デビューしちゃったの!?って。
割と境遇が可哀想。
そりゃ頭もおかしくなるよねって感じ。
○カン・ギタク
俺たちのギタク兄貴。
本命。大本命。大好き。
これが言いたくてこの記事書いてるだけ。
ギタク兄貴ーー!!!!!!!!好きだーーーー!!!!!!!!!
顔も所作も全てがかっこいい。
最初出てきた瞬間から、絶対この人いい人でしょ、頼れる兄貴でしょ。と。
強くてイケメンなくせに、情に厚くて、まさに最高の兄貴・・・・!!
兄貴のことを考えるだけで胸が苦しいよ。
クム・ラヒと昔付き合ってた&今でも未練がある設定が出てきた時は卒倒しそうになったし今でも憤死しそうだけど、大丈夫だよ、聞かなかったことにするから。好意を利用されてラヒに殺されかけるようなヘマを踏んでも、むしろそんなちょっと隙のある、弱みもある兄貴がますます魅力的だと思うよ。
兄貴・・・ああ兄貴・・・・・・。
カン・ギタクという男に狂わされてしまう・・・。
ドヒョクがヒロインなら、ギタク兄貴はヒーローだよ。
2人で幸せになって・・・・。
○ノ・ペンヒ
画像ないのだが、本当に美人で可愛くて天使だった。
ギタク兄貴にずっと想いを寄せつつ、ギタク兄貴からは「妹みたいに」大切と言われており、もうその設定自体に萌え死んだよね。
死んじゃって悲しい。
○ミッシェル(ソン・ジソン)
モネに利用され、マシューに消されたソン・ジアのお姉ちゃん。
モネに復讐するために有名映画監督となって帰ってきた。
脇役だけどなんかすごく存在感があるね。
○リュ・ホンジュ
一瞬だけのゲスト出演。
言わずと知れたペントハウスの悪女、ソジン姐さん。
出てきた時嬉しくて飛びあがっちゃった。
もうね、別格。
美しすぎる。
こんなに姫カット+ポニーテール似合う人いる?
あと足が綺麗すぎ。
「私が怖い女なの知ってるでしょ?」「ぶどう畑売れば?」を前作夫に言い放つのはあまりにもペントハウスネタすぎる。
「Hurry up!」と連呼しながら退場していく姿がチャーミングでかわよかった。
⚪︎総評:親子の絆とは・・・・・・。
親子の愛とはなんなんだろう、と考えさせられた作品だった。
主人公のダミと養父母は血が繋がっていないけれど、互いに互いを思いやって強い絆で結ばれている。だからこそ起こる悲劇が悲しいのだけれど・・・。
一方、実の母親のラヒはクズofドクズ、子供への愛情などなく、ただ自分の目的のために実の娘を利用&殺害する始末。
マシューは、ずっと父だと思っていた人と血のつながりがなかったことに動揺して、ドヒョクを逆恨みして、人を大勢殺して。挙句に「永遠に父親と思われたくない」とずっとそばに居てくれた実父を傷つけ、自害させてしまう。
パン会長は、あんなに大切にしていたマシューが実の息子でないと分かるや否や拒絶して、見ず知らずの実の息子であるドヒョクを庇って死ぬ。
親子ってなんなんだろう。
血が繋がっていれば親子なのかしら。血が繋がっていなくても、過ごした大切な日々が多ければ血のつながり以上の親子の絆を結べるのか。でも結べない人も居る。
難しいね。
とりあえず言いたいのは、ギタク兄貴がかっこ良すぎる。ただ、それだけ・・・・。
終わり。
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