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Cosmic Constellationやってみた

11月5-6日の2日間、Cosmic Constellationと称して、占星術で用いる出生図(ホロスコープやネイタルチャートと呼ばれるもの)を体験してみるワークショップを、Kamala、マーリ、そしてカメラマンの友紀ちゃんと4人で開催しました。告知案内に際し、どんなことをするのか、それで一体何が起こるのかについて、申し訳ないほど曖昧な説明しか書けなかったにも関わらず、日本のあちこちからぴったり定員の数の皆さんが集まってくださいました。この大実験にお付き合いくださった皆さんに心から感謝しています。

ワークショップからちょうど1週間が経過するところですが、終えた後しばらく、奇妙且つ明晰な夢を見続けていたり、自分の中で長年かけて塊になっていたようなものがほぐれていくような感覚を味わったりしています。かなり端的にまとめると「楽になっていっている感覚」に近しいなあ、と。個人的に非常に興味深いこととして受け止めています。

さて、この2日間で具体的にどんなことをしたかというと、実はかなりシンプルなことです。参加者の出生図を実際に見ながら、ご本人がテーマにしたいことをインタビュー形式で聞いていった上で、マーリのアドバイスも交えながら、コンステレーション(座)として配置する天体を決定します。そしてそのグループの中の他の参加者に天体の「代理人」になってもらい、一先ずは出生図の配置どおりに並んで立ってもらうのです。それを、出生図の持ち主である本人は、ただ観察し続けます。

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こんな感じ。上の画像の中で立っている人たちのほとんどが、みんな何かしらの天体の代理を担っています。ちなみに左側に立っているピンクのクラウン(王冠)を付けている人は太陽を代理しています。

ファシリテーターが質問していく形で、その場に立ってくれている天体の代理人たちにどんな様子なのかを聞いていきます。本人(出生図の持ち主)にとって、代理人の発する言葉やその動きそして表情に触れていくことは、発見もしくは再発見の連続でしかないでしょう。実際に天体の代理人たちがその場に立ってからでないと、何が起こるかなんて誰もわからない、コンステレーションワークならではの「非・予定調和」を体験します。

振り返ると、天体たちの間で様々な「ドラマ」が起きることが多かったです。その「ドラマ」は、よくよく考えてみると自分の内側で日常的にやっていることに近しい体験した人も多かったのではないでしょうか。体験したことは、人それぞれであったに違いありません。何かを意図的に正そうとしたり、癒そうとしたりする行為とはかけ離れた、ただ起きることを見つめていく時間です。見つめているだけで、自分の感情が揺さぶられる瞬間が多々ありました。

そして、その目の前で繰り広げられた数々のドラマを見続けていくと、天体ごとの共通性が見いだせるときもあったり、その共通性への期待が裏切られるときもあったり。私の所感としては、「太陽」「月」「土星」についてこれまで知識として積み重ねられてきたことが一気に「体感」として肚に落ちるような感覚がありました。占星学の学びを深めることに一役も二役も買ってくれた場でもありました。

「天体」のドラマの交通整理をファシリテーターが行っていき、最終的には本人が立ってみたい天体に実際に代理人に替わって立つ、という促しをしました。円の外から見ていた風景と、実際に天体としての位置に立つからこそ見える風景。きっとそれぞれ皆さんに感じることがあったのだと思います。そして、一番最後に再度出生図を見ながら、マーリが天体的ドラマ解説をしてくれて、全体で占星学への学びを深める機会につながったと思います。

わたしも実際に何度か天体の代理人をさせていただきました。冥王星、土星、月・・・どれも本当に興味深い体験でした。

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1日目最後のシェアリング

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自分の出生図の中心に入ってみる

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名古屋市中川区Hazuki Kitchenさんのランチボックス

ふとした思いつきから「言い出しっぺ」になったこのCosmic Constellation、いざやってみたら想像を遥かに超える体験しかなかったです。この発想の基になっているファミリーコンステレーションで体験したことともまた少しいや随分違うような。一見軽やかに見えて実はとてもパワフルなのではないか、と感じました。参加者の皆さんの感想が集まってきたら、またシェアしたいと思っています。ああ・・・、まだ抽象的にしかまとまらない。

でも、わたしの中で明らかになっていることは、ファミリーコンステレーションのワークで体験し続けていることにつながるのですが、こうして「見せてもらえること」も、わたしの一個人としての様々なプロセスを加速させていくのだということ。実体験として、この2日間以降、その明らかな加速を感じています。それが素晴らしいことだと評価しているわけでもありません。そのようなことが起きていることに、単純に驚いている、というのが表現として近いです。そのあたりはまた今年の個人的な回顧録をそのうち書こうと思っているので、そちらでまたシェアしたいと思っています。

今回一緒に実現してくれたKamala、マーリ、そしてこの画像を撮ってくれた友紀ちゃんと、これからも半年に1回のペースでこのワークを続けていこうと思います。

次回は来春に!
「わたしたちには温泉が必要!」
温泉付きリトリート開催をめざしております!!!

Cosmic Constellationへようこそ!(Kamalaの考えてくれたフレーズ気に入っているのです♡)

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われらが仲間でこの写真をはじめ初めてのCosmic Constellationでの貴重な瞬間をおさめ続けてくれた友紀ちゃん♡ありがとう!

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