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初アメリカへ🇺🇸

スタッフ遠藤(以後略マサシ)10日間程、初のアメリカへ。
店の買付ではなく自ら渡米✈️

お店で働いてもらうようになり、ちょうど約1年。
振り返り思えば入店初日、業務面の話しというよりは、自分が古着屋として大切にしてる事の話し(前回noteに書いた様な話し)をしてたような気がします。
いや、ガッツリ初日から話してたな。
響いていたのかいないのか。

しばらくした頃マサシから、
「入店早々こんなこと聞くのもあれなんですがお休みって長めに頂いたりできますか?自分で海外行って古着見てきたいです。」

こんな嬉しいことはありません。
もちろん即答。
その為ならいくらでも休んでって感じです。

•言ったからには絶対行く事。
•1人で行く事。
•車でまわる事。

この辺は僕からプッシュしてたかな?
人によってはスパルタと思われるかもしれないけど、まったくそんな自覚なし。
何よりマサシが自ら決めた事というのが意味ある。
自分でちゃんと拘った古着屋やりたいなら早かれ遅かれ誰しもが普通にやること。
行ったからって資格が得られるとか何もないし、特に目に見えて変わる事もない。
でも行ってるか行ってないかでは別格。
古着の知識がめちゃくちゃすごいや、ファッショナブルだったとしてもリアルを知らないんではイマイチでプロとしてやるなら大事な事ってあるもんです。
どうせやるならそんくらいが楽しいっす。

自分も古着屋で働いていた頃、すぐに買付に連れて行ってもらうことができない下積みの時期が長く、同世代の仲良い古着屋の友人達が先にアシスタントバイヤーとして会社の買付に同行して経験積んでいるのがうらやましく感じてました。
現地も知らずにお客様への接客をする違和感。
説得力ないな〜なんて自分で思いながらモヤモヤしてた記憶があります。
マサシも同じ気持ちだったようです。

だから入社1年目から右も左もわからなかったけど、これは1人で行くしかないなと思い休み使って行くようになったわけです。
退社するまで毎年休みもらって海外行ってて良かったと思う。
買付行けるようになってからも、会社の買付で行かない国や地域に行って古着ディグってたのが独立した今生きてるので。

初海外、どペーパードライバーのマサシ君。
頼る人もいなくて右も左もわからない中行くのは最初ドキドキです。
いつかは待ってれば買付連れて行ってもらえるかもしれないけど、初っ端から1人でとりあえず行っちゃいますという気概が良いし、すごい気持ちがわかります。
何より今アメリカで奔走してる時間は最高に楽しいはず。
古着の事だけじゃなく、いろんな衝撃くらって帰って来る事でしょう。
全てが良い経験です。

自分が働いていたサンタモニカの後輩もたまたま同じタイミングで休み使って初渡米するので、LAで合流して晩飯を一緒に食べるとのこと。
同じ思いもった同世代と切磋琢磨。

次世代若手後輩達がこういった気持ち持って古着に向き合ってるのが何だかとても嬉しいです。
古着が好きで古着屋で働き古着漬けの日々の人は多くても、こういった感じで海外に夢抱いて行動に起こす人はそう多くないですね。

気づけばアラフォー中年古着屋。
初心を思いださせてもらった感じ。
自分もまだまだ精進精進。

本当に大切な意味ある良い旅になる事でしょう。
マサシが帰国したらnoteに旅で感じた事など書いてもらおうと思います。

次回は
「マサシ初アメリカ珍道中」





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