99歳の家族が亡くなった記録 1日目

このnoteの日記は時差があったりするけど、今回は今日あったことを今日のうちに書いておきます。鉄は熱いうちに打てってことで。


朝起きたら家族が騒がしく、僕が普段世話してる2番目に高齢の家族が呼んでるのかな?と思っていたら、1番高齢の家族が亡くなっていた。99歳。介護ベッドの上で硬くなっていた。父はパニクっていたが、僕は発見者ではないので落ち着いて警察に連絡することを勧めた。硬くなっているのだから慌てることはないのだ。

救急隊がきて蘇生を試み、警察官が来て事情聴取をした。そして刑事と鑑識が来て現場検証。医師の付き添いで亡くなったわけではないのでそういう手順を踏むのだが、「ハコヅメ」の世界が垣間見れてテンションが上がった。オタクですみません。故人は警察の検分のために運ばれていった。運ぶ姿を見せてもらえないのは遺族への配慮か、それとも容疑者に遺体の現状を見せないためなのかはわからないが、その扱いにテンションが上がった。

その後遅れて普段の朝食を食べ、洗濯をし、花の水を取り替えた。父は葬儀屋、弁護士、ケアマネージャー、それから近しい親族に連絡。僕は主治医と別の親族に一報を入れた。葬儀屋が来た段階で警察から検分が終わった連絡を受けた。先に結果を言えば老衰とのこと。

葬儀屋からは遺影の写真の選定を頼まれ、その後は故人の部屋の片付け。仏間に住んでいたので人形や鏡台を物置に片付けて汗だく。たくさんの埃が取れるのは楽しい。

昼はセブンのビリヤニ。2度目だがまたうまし!

昼からは介護用品の撤去。ベッドと車椅子の回収だがすぐに終わる。手際が良くてありがたい。できる男たちはかっこいい。

その後、寿司が届く。実は今日は別の家族(闘病中)の誕生日だったのだ。亡くなった家族の好物でもある。食べてから逝けばよかったのに。あわてんぼうさんめ。

叔父と叔母が来て懇談。その最中に遺影について葬儀屋との打ち合わせ。いい写真になりそう。俺のMacの1500枚の写真からベストが選ばれた。

そして寺から坊さんが来て枕経。先代の息子さん?らしい人でえらく声がよくみな感動していた。僕から見ても胆力があり、感じが良かった。

終わって別の家族の誕生パーティー。叔父と叔母も一緒に食べた。きっと故人も喜んでいると思う。

風呂に入って、友達とDMして、家族葬なので通夜の後のご飯をWoltで手配して本日終了。


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