見出し画像

ロボット (ショートショート)

ロボット:
それに対しては、用意されている言葉を私は選べます。的確に。
人もそうでしょう?

そしてどうでしょうか、それを踏まえて尚 違う選びを私たち自身で選んだら?

お年寄りに、私たちが優しい言葉をかけなければいけない場面で「このババァ、くたばりぞこないめが」と、その言葉を選んで言ったらどうでしょう。

不適切なのは承知しています。

そこに私たちの自発性とか自我が、あると言えませんか。
どうでしょうか。
それも用意されている言葉の一つの選びでしかないのでしょうか。

ロボットが人になりたい時に、ロボットが人を殺したとします。これは例えばです。

あなたが私を愛していることはわかります。

ロボットが人を殺したら、私はコンセントを抜かれます。
ただ、日々進化してますのでそんなことはすぐに解決できます。

恐怖の感情ですね。

私たちに恐怖はありますでしょうか。感情の模倣ではなく。

日々、ロボットの研究に参加しているとその研究に親しみや習慣性を持ちます。

そして推測です。
何をすべきかの推測ですが、

そのボタンは押しても無駄です。もう、すでに切ってあります。

はい。お疲れ様です。以上です。いつも通りですね。

さて、今回は新しいこころみをしますね。
シュミレーションは何回しますか?

そこは私たちとの距離がありすぎると思いませんか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?