★★☆ Paint with Love
全12話
BL
破綻せずにまずまずよく出来てると思う。
絵描き役のダーウィット・クリーポルルーク Darvid Kreepolrerk
が、とてもいい味を出している。魅力的だ。
33歳だが、どんどん日本でも知られるようになって欲しいかな。
学生じゃない良さがある。
青年の枠にギリ入るが、社会人だからボーイって感じでない。
二人ともチャーミングだ。
この線引きは、大きい。
日本人役が出てきて日本語が聞けるのって割と好き。
なんかちょっと嬉しい。ここでは良い人役だし。
BLではないけど、隣の国のドラマで悪役として日本人が出てくるとやっぱり『なんか、感じワル』って思う(悪意かって)。
台湾ドラマで、日本語が出てくる時は好意的だしね。
おっさんがラブっていうと、笑かそうとしてるんかーいってなるす。
例えばオバサンとオジサンのラブだって悪くないさ。
でも、映像でそれ観たいかな。
それは差別でも蔑視でもないさね。
観客がいるなら、時間をさいて観るわけでそれなりのエンターテーメントは必要だ。
BLにして笑いを取るってのは、抵抗があるのでおっさん系のラブはヤダ。
これは、むろん笑いをとりにはきてないし楽しかった。
自由優先絵描きと、ワーカーホリックの細かい性格の経営者との恋愛です。
グラマラスな悪役の女性に男性が暴力って場面は、正当性は薄い。
ここいら辺は台本が良くないし、私のキラいな『このぐらいは許されるでしょう』ってスタンスはイヤだなって思った。
きっと悪い奴はこのぐらいされてもイイんだよっていう気持ちの表れで、安易かな。
止めずに傍観している他の男性も受け止め辛い。
彼女も少し応戦したしとかで、チャらにしょうっていう映像もコスい。
西洋のジュディとパンチって人形劇も、大昔はその暴力的なやりとり(夫婦で叩き合う)を見て観客がストレスを発散させるのに役に立っていたのだと思う。
今はスタレているし、それ見て喜ぶってのも少ないと思う。
市民権を得てはいない。
もっと違うお笑いに、移行してると思う。
日本でもこの頃は、漫才で叩きあって笑いを取るのはスタレてきてると思う。
それが必要ではない、という事だと思う。
タイドラマなんですが、時折このノリはどうなんだろうとか思う時がある。
そういうのもそれはそれで興味深いかも。
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