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基本知識シリーズ:メリークリスマス🎄ボリュームカーブの違和感から投資家フローをあぶり出せ!

米国の金融政策の変更がいつあるか?

今グローバルの株式市場で一番の争点はこれに尽きると思います。

FRBが金利上昇政策を停止し金利引き下げを開始する時期…回数…

ここ数年の米国金融引き締め政策によって景気が冷やされたことで金融緩和政策へと舵を切るわけですが金融政策の変更は当然株式市場への影響が大きく、投資家はその判断がいつ訪れるかに多大な興味を抱いています。

まあ米国は少々楽観的過ぎると思いますが 笑

同じことは日本にも言えて未だにマイナス金利政策をとる稀有な国ではありますが実際YCC(イールドカーブコントロール)を行うことで金利上昇を緩やかにかつ目標である物価上昇2%を達成するべく日銀は政策を進めてきました。

しかしここに来て世界的なインフレ状態の影響もあり日銀がYCCを撤廃しマイナス金利政策を放棄するのではないかとの思惑が渦巻いています。

しかし蓋を開けてみればチャレンジング発言から、何も変化のない日銀政策決定会合

結局僕が記事に書いたように海外での最初の主要メディアでの報道が間違っていなくて一部特に日本人だけ惑わされてしまった格好。それを表しているのが主体別での海外投資家の買い転換

(実際金曜日に発表されたCPIでは物の価格は下がってきていますがサービスの価格が上昇しているという結果が明らかになりました。)

日本のCPI(YoY)

2024年の大テーマの一つは日本と米国の大きな金融政策の変更

これは株式市場にとって大きなイベントであり投資判断の変更が必要になる可能性が高く注目されています。

そのような大きな政策変更が起きるかもしれない今のグローバル株式市場。

世界中の大手機関投資家、ヘッジファンドはそれに向けてポートフォリオを大きく動かす必要が有り、事実既に始まっていると考えた方が良さそうです。

そんな世界の大手機関投資家が動くとき僕が気になるのがやはりアルゴの動き

先日のZoomセミナーでも話しましたが僕の投資判断プロセスは

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