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VWAP活用法

実は2007年松井証券とVWAP取引を個人投資家に広めようとこんなのやりました↓↓↓裏にいたの僕です。

個人ウケの悪いVWAPですが投資アイデアに使えるとまた広がりますね❗️

VWAPを活用する前にVWAPを知ろう!

VWAPとは出来高加重平均価格で総売買代金÷総出来高で算出

VWAPは出来高が多い時間帯の価格に影響受ける

出来高の多い時間帯とは?

  • 寄りと引け、特に前場寄りと大引け

  • ザラ場の出来高はIS系アルゴ、HFTと個人投資家中心

  • 特に日中高安値やテクニカル的重要価格で出来高が増える

VWAPはプロの世界でどのように使われているのか?

  • 機関が執行時に使う代表的なベンチマークの一つ 

  • 証券会社の執行力を評価する時の代表的執行方法の一つ

  • VWAPを目指すためヴォリュームカーブに沿った終日時間分散取引が通常執行

  • 未だにVWAP値と約定価格の差を執行力評価項目の一つと考える機関有

  • 証券会社の執行力≒アルゴ能力

  • VWAPより良い執行をするもっとも簡単な方法は順張り順方向

執行評価の高度化で重要度は以前ほどではないが引き続きポピュラーなベンチマーク

前提条件

個人は評価損を嫌がり短期売買、損切りを厭わない

VWAP値は全市場参加者の平均売買価格と考える
・VWAP>現値
買い投資家は評価損、売り投資家は評価益
・VWAP<現値
買い投資家は評価益、売り投資家は評価損

機関は時間分散執行なので評価益や損という概念はない
・VWAPに対して如何に有利に執行できるかという心理
・故にVWAPとの大幅乖離はVWAPに収斂される傾向
(これが一般的なVWAPを使ったトレード手法ですね、突発的材料がない限りこれも有効ですが張り付いてないといけませんね)
・個人のポジションクローズ時も買いサイド

SBI証券店内売買代金ランキングを利用
・オンライン証券最大手で個人割合が多いので個人の過熱感把握の為使用
・他のオンライン証券でも多分可能

買い売買代金>売り売買代金
・前引け時VWAP>前場引値 損切り投げ売り、他の主体が売り継続の可能性 前のめり認定
・前引け時VWAP<前場引値 買い方評価益なので急いで利確する必要なし

売り売買代金>買い売買代金
・前引け時VWAP>前場引値 売り方評価益で急いで買い戻す必要なし
・前引け時VWAP<前場引値 損切り買い戻し、他の主体が買い継続の可能性 前のめり認定

SBIトレードが効く銘柄群
・個人と機関が取引をしている銘柄 
・機関の取引が大部分な銘柄は効果薄
・個人人気過熱銘柄はギャンブル性が高い(VWAPより需給が優先されるため)

VWAP活用トレード
・VWAPを使った取引手法は幾らでも高度化が可能、例えば移動平均線など他のテクニカル指標と組み合わせることでより確度が上昇(するだろう)
・今回はあくまでも誰にでも簡単、お手軽にがテーマなのでSBIトレードを紹介
・出来れば引けまで放置でなくて13時や14時くらいに株価チェック
・何故ならVWAPアルゴはヴォリュームスケジュールで執行するので引けにかけて動く傾向
・エアトレードから始めて小ロットで実践していくことを推奨
・チャートにVWAP移動平均線を入れて見てみるとVWAPと株価の関係性理解に役立つのでは?
・一般的に言われているVWAPトレード(VWAPと現値の乖離で売り買い)もチャレンジしてみては?

まとめ
誰でも見られるVWAPを何か使えないかなと思い考えました。別に大したこと書いていないです。
パフォーマンスは悪くないのでご紹介しましたが、別に勝率はそこそこ程度です。ハマるとハマります。
銘柄選定でほかにいくつか参考にしているパラメータがありますが、それは皆さんそれぞれが探してみてください。きっと独自の勝ちパターンが見つかるはずです。

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