ストレスのゆくえ
日々が目まぐるしくすぎてゆく。本当に、1日があっという間で、1日を振り返る余裕すらない。
思い返せば、ずっとこんな生活スタイルだった気がする。
部活と勉強が生活の中心にあった小中高時代を経て、私が得たものは、忍耐力、小さいことを積み重ねる力、現実主義的思考、自分の気持ちを押し殺す方法。
浪人時代は当たり前だが勉強漬けの日々。がむしゃらということばがぴったり。その頃から、自分の生活に他の人が入ってくることに対して嫌悪感を抱くようになった。ひとりでいたかった。
大学生を2年分終え、3年になった今思うこと。わたしには頼れる人がいない。本音で語り合える人も、辛いときや泣きたい時に電話をかけられる相手もいない。
最近よく一人で泣くようになった。前は肩を抱いて慰め、最後には励ましてくれる人がいつもそばにいた。
私は自らその人たちを切ったのだろうか。
後悔はしているのか。それすらわからない。
しかし、
辛い時に「明日〇〇に話そう」と思える環境にいるか、「消えてなくなりたい」と一人暗闇の中で過ごすか、そこには天と地ほどの差があるのではないだろうか。
忙しい日々の中で、あえてそのような環境を作り出すことで自分の孤独から目を逸らすようにしているのかもしれない。それでも孤独は私を逃さない。辛いことがあると、ここぞとばかりに私に語りかける。
「すべてを投げ出してしまえ」と。
幸い、まだ全てを投げ出す勇気もないし、頑張る気力がなくなったわけでもない。
しかし、いつか周りの人だけでなく、自分自身をも捨ててしまうのではないかという嫌な予感が胸をよぎる。
そんなことを考えながら今日1日が終わる。
日々が目まぐるしくすぎてゆく。