【体験記】ナガモトさんに壁打ちをお願いして【ぴろゆき編】


このNOTEを読んでる方はご存知

COMET&WHINNYのナガモトさんに
壁打ちのお相手をしていただきました。

ナガモトさんが言うには自分の中にあるものが出ただけとのことですがとても自分だけではなかったであろう気づきがたくさんありました。

本当にまだ体験していない方におすすめです。

少しでも僕の体験を共有できればと思います。


まず僕自身がどう向かい合ったかも書かせてください。

コロナ前までレコーディングエンジニアとして生活していた僕は毎日のようにレコーディングしてもミックスしてもマスタリングしても手元にお金があることはありませんでした。
周りのアーティストが総じて同じような金銭状態でした。

(一部のアーティスト以外武道館でライブやったことがあってもバイトしてたり)


そんな仲間を否定するつもりではないことはくれぐれもご理解ください。


機材に投資し場数も増えクオリティが上がっても値段を上げると一定数離れていく仲間に当時は困惑し傷ついたりしてました。

そういった原因がファンを作れない自分の行動のせいなのか?性格のせいなのか?問える人がいませんでした。

みんな同じような金銭レベルだったからです。


そんな話をナガモトさんはどう聞いてどう感じるのだろう?
壁打ちと言うのなら今まで僕の周りに居なかった種の壁です。
そう思うとドキドキしながらも「申し込むの一択」でした。


そこでまず思い出した言葉は「西野の時給舐めないでください」でした。
ナガモトさんが僕の壁打ちのために時間を割いてくれるということ。
その時間があればナガモトさんはご自身のために何かできたはず。
少しでも無駄にできない
ならば口にするのも情けない僕の考え方や思っていること全て隠さず答えられる準備をしておこうと2日間自分自身の行動と考え決断を時系列にまとめ一度自分で振り返りました。

ただし僕は僕の考え方で成功できなかったので僕の考えは入れない。
(成功とはなんぞやはここでは置いといて)
ナガモトさんに何か提案していただいたらそのままやるは決め事でした。

壁打ちはオフラインを希望しました。
ダイレクトにエネルギーを感じたかったからです。

壁打ち当日
お会いしたナガモトさんは本当に優しく世間話やお店の紹介などで壁打ち前に緊張を取ってくれました。

そして壁打ちですが驚いたことに一度自分で振り返ったこととは別の相談や気になるところが自分の口から自然と出てくるのです。
思い出すのも恥ずかしいと思ってたこともどんどん話していました。
しょうもないこともきっと話したと思います。
でもナガモトさんはずっと向き合ってくれて、壁打ちなんですが返ってくるボールが絶妙で僕の中にある話したかったことが引き出されていくような気持ちになりました。

そして当たり前のことなのですが僕の中での一番の学び

自分の中で当たり前であってもほかの人にとっては当たり前ではない

ということを感じました。
なんか文字にするとしょぼいですがこれを体感したビリビリって感じ(この世の正解を知った感じ)を伝えたいですw

僕が話し終わってナガモトさんが「ここはどうしてこうなってるの」に答えられないことがありました。
「そこ考えてなかったー」とか「そういえばなんでだろう?」

僕だけでは出てこなかったこと、考えなかったこと、当たり前だと思っていたところがたくさん見つかりました。

本当に真正面から向かい合っていただきました。
終わった後は脳みそが動かなくなって体はぐったりしてました。
ありったけを全てぶつけましたし自分のいつもの考え方じゃないところを使ったからだと思います。

宿題もいただきました。
副職など音楽ができなくなった時のことや音楽に絡めた別の短期的収入、中長期的収入源
気づかなかったのか、見てみぬふりをしてきたのか耳の痛いところもありました。

全てを含め僕にとってとても学び多き貴重な時間を過ごさせていただきました。
なんでこんなに優しいのと疑問が湧くぐらいです。
数年前まで僕の周りにはこんな素敵な方がなかなかいなかったので戸惑いすら覚えますw

ナガモトさん本当にありがとうございました。


そしてこれから壁打ちをする方、壁打ちしてみたいなと思ってる方の参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ぴろゆき

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