![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117509893/rectangle_large_type_2_964050e471a695aa9fbc1e343b84e3c6.png?width=1200)
府中市と上下町
合併したまちなので、同じ市内でも食文化が異なり、たびたび新しい発見がある。
府中市は「府中焼き」というご当地グルメがある。広島風お好み焼きなのだが、使われる肉がミンチ肉なのが特徴。府中市街地にはおよそ40件の府中焼きのお店がある。
また「府中味噌」も400年もの歴史ある逸品。そして諸毛町(府中と尾道市御調町との間、山の上に位置する)の諸田地区で生産される「ごぼう」は、やわらかくておいしい。年一回冬に、ごんぼう祭りが開催される。一方の上下町は、米どころ。清流米や、ほたる米という名。お米はネット通販でも購入可。また、ロングセラーもある。小倉園というお茶農家さんのお茶がそのひとつ。寒い時期に茶摘みをする「寒番茶」や和紅茶「上下香茶」も人気。甘いものとしては半世紀に渡り製造され続ける「くにひろ屋の洋酒ケーキ」。アンテナショップでも品薄になるらしい。なつかしい響き「つちのこ饅頭」も地元の学生考案のつちのこキャラのマステがあるくらい愛されている。「ほとぎ」という名のもち米を蒸して揚げた郷土菓子も継承されている。
(ありみつりさ)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?