ボカコレ2023春の出来事

ピロッシー(PiroP)

ボカコレ2023春が終わりました。
参加された方々、お疲れ様でした！

今回のボカコレは色々な出来事が重なったカオスな回だったと思います。
以下、起こった出来事をまとめてみます。
なるべく私個人の想いは入れず、事実のみを列挙します。

※ちなみに、今回は私は仕事の関係で期間中に時間を確保できなかったため、参加していません。

スケジュールの変更

2022秋までは4月と10月の開催だったスケジュールが、2023夏からは2月と8月に変更になりました。
そのため、2023春はその間をとって3月の開催となりました。

これまでより短い期間での開催、また何かと忙しい年度末に重なった事により、参加を断念する人、予定していたイベントスケジュールを変更、などが見られました。
が、結局ふたを開けてみると、過去最高の参加人数でしたね。

コロコロコミックとのコラボ

小学生に大人気のコロコロコミックとのコラボ！
コロコロの人気漫画家によるイラスト、有名Pによるコロコロのマンガをイメージした楽曲が公開されました。

面白いコラボだとの声はありましたし、ネガティブな意見も特に見られなかったと思います。
とはいえ、うちの息子（小3と小6）は毎月コロコロを購読しているのですが、残念ながら興味ないようでした。
プロセカはプレイしてるのでボカロ曲は知っているのですが…

Adoさんによる1位曲の歌唱

TOP100の1位の曲をAdoさんが歌う事が発表されました。

これは賛否両論ありましたね。
モチベーションが上がった方、TOP曲とAdoさんのコラボを期待するファン、ネタ曲を歌って貰おうと画策する方など喜ぶ方がいる一方で、ネガティブな意見もあったようです。
例えばボカロの祭典なのに人が歌うの？という意見などが見られました。

引用レギュレーションによる参加断念

開催5日前に、とあるボカロPさんから「引用レギュレーションにより参加できなくなった」とのツイがありました。
投稿予定の曲の中でご自身の過去曲の一部を使っており、運営に問い合わせたところ「過去曲の引用にあたり参加できない」と回答を頂いたとのこと。

他にも同様に運営に確認し、参加を断念した方が何名かいらっしゃったようです。
開催直前に分かった衝撃の事実に、動揺が走りました。

ルーキー1位の除外①

ルーキー開催直後の数時間後、初動でルーキーほぼトップだった曲が急に非公開になりました。

作者様のご説明によると、「第三者が有する著作権」の権利者の同意が得られていなかったとのこと。
私はその曲を聞けていないので、詳細は不明です。

ルーキー1位の除外②

その翌日、ルーキーのトップを走っていた曲が「引用レギュレーションによりランキング対象外になる」との話があがりました。
曲の冒頭5秒が過去曲の引用に当たる、とのことでした。
事前問い合わせで参加を断念した方々と同じ理由のようです。

この5秒はいわゆるタイトルコールのような物であり、これを過去曲の引用と判定するのはいかがなものか？という疑問の声が噴出しました。
また、色々な憶測も飛び交いましたね。

期間中のルール変更

さらに翌日、運営から「引用レギュレーションを変更する」という宣言が出ました。
問題の引用レギュレーションを「過去曲と一部一致だとNG」から「自分の過去曲と全体一致だとNG（一部一致はOK）」に変更、その結果前述の楽曲は再びランキング対象になる、とのこと。
前述の曲は絶大な人気を得ていたため、多くの方が喜びました。

一方で「開催期間中にルール変更していいのか？」「事前に真面目に確認して参加断念した人が報われない」という意見も見られました。
いずれにせよ、運営への信用が大きく失われてしまった出来事になりました。

ちなみにですが、「全体一致でなければOK」という事は、例えばボーカルだけ変える、若干アレンジする、も投稿できる事になっちゃう気がしますが…いいんでしょうか？

ネタ曲のランキングを分ける？

これは背景がよく分からないのですが、代表から「ネタ曲のランキングが別にあった方が良いという声があるが、そんなことはしません」というツイがありました。
私がTLで見る限り「分けなくてもいい」という声しか見られなかったのですが、そういう要望が上がったのですかね？
ちょっとこれは良く分からない出来事でした。

特別賞の導入

チケットによる広告（応援）とは別に、ギフトによる特別賞システムが導入されました。
これは直前のネタ曲投稿祭で導入されたシステムです。
簡単に言うと投げ銭です。

ランキングに心を折られる方が続出する中で、唯一無二の賞を贈ることでたくさんの方に喜びが生まれました。

一方で最小で330円のリアルマネー投入なので、学生さんにはハードルが高かったかもしれませんね。

まとめ

前回から参加楽曲も大幅に増加、ランクインするためのいいね数なども増え、これまでよりもアプリやkiite cafeなどでの視聴が増えるなど、過去イチの盛り上がりを見せたボカコレでした。
コロコロやAdoさんとのコラボ、他にも色々と広告を出していたようで、広がりも大きかったと感じます。

一方でレギュレーションにより参加できなかった方、相次ぐ除外、期間中のルール変更と混とんとした様相も見せました。

私は今回は仕事の都合で参加を見送ったので比較的冷静に事を眺められていたのですが、もし参加していたらどういう気持ちでこんな混乱の4日間を過ごしたことやら…ぞっとします。
特に、引用レギュレーションで参加を見送った方々は、ルール変更で実際は参加OKだった、という事実をどう捉えたんでしょうね…納得はできてないでしょうね…

ちなみに私個人の思いですが、私が個人的にとても楽しみにしていた方が引用レギュレーションで参加を見送ったことが非常に残念でしたし、その後のルール変更で実は参加可能だったと分かった時は愕然としました。
ルーキーTOPが返り咲いた事より、個人的にはそちらの絶望が勝りました。
聞きたかったな…

今回の出来事により、次回のボカコレへの参加に難色を示す声も見られました。
確かに、期間中にルール変更されて除外されたり戻ったりでは安心して参加できないと思います。
運営が失った信用をどのように回復していくか、注目していきます。


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