許すことと認めること

「許す」ことが難しい時がある、事柄がある。
どうしても許せない、許してはいけないようなこと。
だけれど、別にそれを嫌いになったわけでもない。
優しくしてあげてもいいんじゃないかとさえ、思ってしまったり。
その自分を「許せない」と感じることもある。

そういうときすべきことは、
相手を「認める」ことなんじゃないかと思う。
その自分を「許す」ことなんじゃないかと思う。

「許す」ことと、「認める」ことは別物。

感情的に許せないけれど、
事実として「わかったよ」と、認める。

それだけでかなり救われるのではないかと思う。

認めているからといって、許せなくてもいいと思う。
許していなくても、認めてもいいと思う。

自分の信条を守ることに力を注いでもいいと思う。

事実が酷だから、信条なんて曲げてしまえばいい、
そういう救われかたもあると思う。

だけれど、
事実を許せないから、認められずに、
信条さえも曲げてしまわなければならないような、そんな必要はない。

信条を、自分の心を一番に大事にしたら良い。
自分の大切にしたいことを大切にすれば良い。

必ずしも許す必要はない。
感情は感情で間違っていない。
認めたっていい。

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