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YouTube漫画・実写広告動画の編集マニュアル


漫画・実写広告動画編集者の編集マニュアルを、自分なりにまとめてみました。

編集者として活動している方や、これからスキルを身に着けていこうとしている方は、ぜひ参考にしてください。

3分くらいでサクッと読めます。

【編集する時に意識するべき2つのこと】


結論から先に書きます。

広告動画を編集するときは、以下の2点を意識しなければなりません。

①そのシーンで伝えたい内容を理解する
②それに沿った編集をする

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①そのシーンで伝えたい内容を理解する

動画編集をする際には、まずはシナリオの内容を理解することが大事です。

その理由は、動画編集の目的が、
「シナリオの内容を分かりやすく視聴者に伝えること」だからです。

動画編集は、シナリオを視聴者に分かりやすく伝えるための、1つの手段に過ぎないということですね。

例えば簡単な例ですが、
「今ならなんと!~OFFの○○円でお試しできます!」というシナリオがあった時、

落ち込んでいる人の画像素材と、暗めのテロップやBGM・SEの選定はしませんよね。

その理由は「シナリオの意図と、編集の意図が一致していない」からです。

シナリオの内容を理解していないと、シナリオの意図しない内容を伝えるような編集をしてしまい、結果的に視聴者にモノを購入してもらえなくなるわけです。

そのシーンで伝えたい内容を、その都度考えていきましょう。

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②伝えたい内容に沿った編集をする

伝えていたい内容を①で理解した後に、
それに沿った編集をしていく必要があります。

伝えたい内容を自分では理解していても、
視聴者に伝わらなければ意味がありませんよね。

さて、動画編集は基本的に以下の4つで構成されます。

①画像・動画素材
②テロップ
③アニメーション
④BGM・SE

これら①~④の編集で「なぜその編集をしたのか?」「なぜその素材を選定したのか?」を深堀り・言語化していただきたいのです。

私はこれまでにたくさんの200本以上の動画を添削してきましたが、ここができている人・できていない人では、動画のクオリティに大きな差が生まれています。

例えば、BGMの選曲。実写広告動画のセールスパート(価格や特典を説明してるシーン)について。

「セールスパートは明るいイメージだから、明るい曲で!」という選曲理由だとすれば、それをもっと深堀してみると、

なぜ明るい曲なのか? → 視聴者の購買意欲を掻き立てたいから

もっと購買意欲が掻き立てられる曲は無いか? → アップテンポな曲

といった感じで、より的確な選曲ができるようになるかと思います。

「明るい曲」と一概に言っても、様々な種類がありますよね。

自分で編集した動画を確認して、「自分はなぜこの編集をしたのか?」「なぜこの素材を選定したのか?」を言語化していきましょう。

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【編集スキルアップの具体的な方法】


編集スキルアップの方法は、たった1つしかないかなと思っています。

それは、「実際に流れている広告動画を見る」ことです。

実際に流れている広告動画は、そこから物が売れているから、広告主側もどんどん広告を回すわけです。

ってことは、YouTubeに流れてきた広告動画は、必然的にクオリティが高いものになっています。

なので、YouTubeを見ていて漫画・実写広告動画が流れてきたら、画面録画してストックしておくことをオススメします。

ストックした動画を、先ほど書いた以下の4点に注目しながら見てみてください。

①画像・動画素材
②テロップ
③アニメーション
④BGM・SE

ここからが大事です。


「なぜその編集をしたのか?」「なぜその素材を選んだのか?」を深掘りしましょう。

なぜこの画像・動画素材?
なぜこのテロップデザイン?
なぜこのアニメーション?
なぜこのBGM・SE?

全てのシーンで、この4つを深掘りして言語化していきましょう。

正直難しいですが、この辺はやって当然かなと思います。

なぜなら、クライアントさんは僕たちを「動画編集のプロ」として認識して、仕事を依頼しているわけです。

「なぜこの編集をしたのか?」を言語化できないと、プロとは到底言えないですよね。

言語化していくのは最初は難しいですが、いろんな動画を見ていくうちに、共通点みたいなのが見えてくるので、そこから紐解いていきましょう。

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【まとめ】


この記事をまとめると、言いたいことはたった一つなんです。

「なぜその編集なのか?」を言語化しよう!

より詳細に言語化できる人ほど、動画のクオリティが上がり、案件に溢れるようになります。

案件に溢れる編集者になりたい方は、この記事の内容をぜひ実践してみてください。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事の感想をツイートしてくれると嬉しいです!これもある意味「言語化」ですね笑

言語化のトレーニングの一環として、アウトプットしてみましょう!

この記事紹介のツイートを引用リツイートする形で、メンション(@piranoman)をつけてアウトプットしてもらえると嬉しいです。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました!




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