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亀井聖矢さんatTheCliburn!

先日の予備選考会の亀井くんについて、記事が出ました!早速訳しました。亀井くんは寒さと緊張の中で手に汗握っていたと思いますが、ピアノの鍵盤に触れると、すっと集中し音楽を感じて、代名詞とも言える『ラ・カンパネラ』と最も愛する『ノルマの回想』を弾き切り、ホールにいる皆さんに印象を残したのだと思います💚
https://fortworthreport.org/2022/03/10/masaya-kamei-feels-the-melody-in-cliburn-audition/

まだよちよち歩きの時、外でおもちゃのピアノで遊ぶのが好きだった亀井聖矢くん。
だが、お母さんは、赤ちゃんは普通鍵盤を叩くと単に音を出しているだけなのに、息子は最近聴いた歌のメロディーを弾いていることに気づいた。そして、ピアノを買った。
今20歳になった亀井くんの願いは、この夏開催される第16回ヴァンクライバーン国際ピアノコンクールの本選に出場し、入賞すること。

ペプシコリサイタルホールでステージに立った彼、最初は少し緊張していて寒かったが、すぐに落ち着いた、と語る。
リストの2作品を弾ききった彼。自分ができることの90%をステージで出せたそうだ。

亀井くんにとって、ピアノを弾くことはとても自然なこと:
「ぼくにとって、ピアノは食事や睡眠のよう、考えるというより、メロディや音楽を感じているんです」

Anton Nel氏(Naumburg国際ピアノコンクール優勝者)は、本選に進むピアニストを選抜する予備選考会審査員を務めている。
彼は「ここで弾く方は全員、きっと素晴らしい演奏をするでしょう」と今回のコンテスタントについて語っている:
「ときどき、思いがけず、これこそ音楽に宿るマジックで、私の毎日の原動力なのですが、ふと心打たれる、演奏に感動する、それは本当に素晴らしいことなのです。だから、私はその瞬間を待っています。」

亀井くんには、審査員に伝わって本選出場を果たしたいと願う以外にも、自作自演、コンチェルト作曲、今後海外で演奏したい、という願いがある。
「欧州やアメリカの他の州にも行ってみたいです。」
「各地の文化を知りたい、そして世界中で演奏したいです。」
と語っていた。

彼は今回選考会に出場する日本人ピアニスト3人の中の1人。これまでにも日本人ピアニストは大活躍。弘中孝さんは第1回クライバーンコンクールで8位。野島稔さんと藤沼美智子さんは第3回でそれぞれ2位と6位。そして、最近では、辻井伸行さんが2009年第13回クライバーンコンクールで、ゴールドメダルを獲得、優勝を分け合った。

3月17日、亀井くんは、この夏の本選に出場する30名に入れたかどうか、知ることになる。結果が一般に公表されるのは3月30日。

Nel氏は、結果全般についてこう語る:
「審査員はYesかNoでシンプルに投票するので、どんな結果になるのか大変興味深いところで、楽しみです」「当然、本選出場の機会を与えたくないと思うコンテスタントはいないわけで、ただ、残念なことにそうなる方が出るのが現実。コンクールにエントリーしたら、たとえ自分が非常に優秀でも落ちることもある、と覚悟しておく必要があるのです。」

以上です。
あ~こうなる日を待っていた!亀井くんのことが英語で英語圏で発信された、これは記念すべき記事ですね💚
FortWorthReportに感謝!ソースには写真も、そして、ラ・カンパネラの演奏動画も!(亀井くんのYouTubeに上がっているものです)
演奏後のやり切った亀井くんです!亀井くん頑張った!誇りに思います👏👏👏👏👏👏👏