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魔法に会いに行ったおはなし

VR施設?であるところのティフォニウムさんに行ってきました。テレビかなにかで知ってからずっと行ってみたくて、いつか行くぞ…と思っていたのですが、今の世の中、その「いつか」が来なくなることもありえるので、ええい!と行ってきちゃいました。

すっごく!楽しかったです!
私が体験したのはタロットVRの「VOYAGE OF REVERIE」と、もちゃんこホラーの「CORRIDOR」のふたつ。タロットだけにしようかな…と悩んだのですが、やっぱりええい!と、ホラーも体験してきちゃいました。えへへ、こわかったです♥️

VR施設って言いましたけど、マジックリアリティーシアターなのですね。全体的に神秘的と言いますか幻想的と言いますか、ゴシックな感じです。ゴシックの意味ちゃんと知らないですけど。私が好きな感じです。受付のあたりにお写真撮ってもいいですよスペースがあるのですが、そこに蝶々の標本とか、あとカラスさんがいたりします、そういう感じです。(調べて)

まずはタロットVRから!
まずVR、あの頭に何かつけてのVRははじめてなので、そわそわしてましたが、お兄さんが優しく対応してくださったので良かったです。

おててに杖を持つのですが(実際に何を持ってるのかわからないのですが)、「ボタンは押さないでください」と言われて、すごい気を付けました。押しちゃったらどうしようとどきどきしました。

タロットは座っての体験でして、VRの中で最初にカードを選んでから、そのカードのおはなしを体験する感じなのですね。私はもう「れんあいうん!であい!であいありますか!」という気持ちで占いをしてもらったのですけど、タロットちょっとかじっているので、ひいた瞬間に「あっ…」となってしまいました。でもそのおはなしを体験したら、すごいなんか、すごくて、このカードをそう見るんだ…みたいな感動がありました。

終わったあとにお兄さんから実際に選んだカードと解説書をいただいたのですが、そのときに解説もしていただけたので「あ~なるほど…」となれました。見方かわる~。ポジティブな感じで言っていただけたのも嬉しかったです。混んでてもそんなにちゃんと解説していただけるのかはわからないですけど…

カードと内容は言わないほうがいいかなと思うのですが、VR、すごい!と思いました。別にこわくなかったんですけどでも座ってる椅子も動くので足が震えました。こわかったのかもしれません…でも!とっても!綺麗でした!360°なので、後ろは見なかったんですけど上と下はすごく見た。後ろを見るほど没入できなかった…部屋に座ってる自分を考えて恥ずかしくなってしまった…今度は!後ろも!見たいです!

タロットVR、おすすめですけどどのカードになるかでストーリー全然違うと思うので、死神とかこわそうだなと思わなくもないです。でも全部見てみたい~タロット揃えたい~!
たぶん説明とか準備含めて10分くらいなので、15分くらいかかってるのかな、ちょっと時間あるな~ってときにもおすすめです!

さて!次は!もちゃんこホラーのコリドールです!

私、お化け屋敷って経験ないのですよね。ホーンテッドマンションくらい。ゲームでも映画でもそういう、ああいう系のを見るわけでもないですし、なんで体験したんですかって感じなんですけど、洋館がすごく好きでして。コリドールさん、雰囲気的に怪奇幻想小説の洋館ものみたいなんですもの、興味深くてつい…手を出してしまいました…そのときの私はまだ知るよしもなかった、あの洋館に足を踏み入れるということの意味を…

コリドールさんは実際に歩きます。頭にあれつけて背中に何か背負っておててにランタンを持ちます。お部屋は紫色でふーんみたいな広さなのですが、もう頭にあれつけちゃうと洋館の中なのですよ。最初はなるほどね~ってなれるんですけど途中から部屋の中をぐるぐる歩いていることなんて頭になくなりました。すごい。道がぐにゃぐにゃだったりはするのですが…はあとりあえず私はすごくこわかったです!

頭にあれつけてから、お兄さんに説明され、おっ始まるのかと思っていたら、エレベーターに乗せられてしまって、私のこわさは最高潮になってしまいました。これは普通の心理なのか私がそういうの苦手だからなのかわからないんですけど、ディズニーでもアトラクション乗る前にエレベーターに乗せられるやつあるじゃないですか。センターオブジアースかな…センターオブジアースは好きなんですけど、あれ一気に「今と別の世界に行きます」みたいな感じがしませんか?すごーくこわくて。

いちおう時間制限があるのですが、そんなの関係なくこわくて先を急ぎました。最初は「すごーい」とか呟いてたんですけど、なんかもう途中から素直に「こわい」って言ったらとても楽になりまして、たくさん「こわい」って言いました。お化け屋敷の楽しみ方というか付き合い方がわからず…そもそもあんまり喋らないかなと思ったんですけど、ひとりごとをたくさん言いました。叫びはしませんでした。

本当にこわくて…「奥さん背高い…」とか「ああ奥さん…!」とか言いました。いつの間にかすごく近くにいたときはひゃあああ!となりましたが…すみません…女性に対して失礼でしたね。

途中からこわくて「見ない」という選択をしたので、ほとんどなにも見てないんですけど(体験した意味は?)、表面上は「こわい…」と言いつつ、頭の中で「おいまほうじん!まほうじん!」「エレベーター!エレベーターねえ!」「ドア!ドア!」って怒ってました。パニック映画とかで焦ってる人を見ると「焦んないほうがいいと思う」となってたんですが、焦ります。人間は焦ります。

最悪まほうじんを辿ればいいので、私みたいに見ないもできますが、でもやっぱり雰囲気から何からこわいので…目に入るものはたくさんありますし…最初はわりと冷静でいられたんですけど、途中から「無理だ!」となりました。

ラストまで行けたんですけど、終わったあとにお兄さんに「ひとりだとこわいですよね」と言われて、やっぱりひとりはこわいよな…と思いました。ひとりで体験するものではない…私みたいな人間は…好きな方はひとりでいろいろ見ると楽しいと思います!本当に…すごいので…

終わった直後は「もう無理…」と思っていたのですが、帰りながらストーリーを考えていたら「あっあれはああいう…」「そういうことか…!」「また行きたい(ちゃんと見たい)」となっていたので、人間すぐ熱さ忘れるじゃんとも思いました。終わったあとにお兄さんにまた解説というか、ざっくり「こういうことで…」みたいなお話をしていただいたら、なるほど~!となりまして。もっと解釈深めたいな~というおたく特有のあれに、実はルートが途中で分岐するので、もうひとつのほうも見たいです。

私が見たほうがどういうルートなのかわからないんですけど…もうひとつのルートがどういうものなのかもわからず…目の前で道が崩れたときは絶望しましたけど、まほうじんが「こっち行けるよ!」って光ってくれて安心しました。まほうじんだけが頼りよ。好き。何回も見失ったし怒ったけど。

お話のネタバレはしませんね!でもすごく考察しがいがあるので、そういうの好きな方にもとってもおすすめです!良ければ私と行きましょう!もうひとりでは行きたくないので…

そのときはこわかったのであれなんですけど、やっぱりもっとちゃんと見ておけば良かったな~と思います。でもまた行っても見れないかもしれないんですけど…しれないんですけど行きたくなってしまう…これが和風ホラーなら絶対に手を出さなかったのに…くっ洋館…

そんな感じでした!そうそう、コリドールさん、走ってはいけないですし私は走ることもなかったのですが、終わったら息が少しあがっていて、こわかったんだな…と…あと足がずっとふわふわふるふるしていて、電車で座ってようやく現実に帰ってきた感じありました。足のふるふるはタロット前からありましたけど、タロットでぶるぶるして、それからずっとふわふわふるふるでした。今も書いてたらふわふわふるふるになってきました。足が疲れたのだと言うことにしませんか?

ティフォニウムさんはお台場に、ティフォニウムカフェさんは渋谷にありますが、今はカフェさんがしていないみたいなので、お台場に行きました。ティフォニウムカフェさんにも、営業が再開しましたら行ってみたいです!魔法のパフェ~みたいなの…食べたい…!アルコールがだめなので飲み物も食べ物も限られちゃうんですけど、アルコールが大丈夫な方は選択肢ひろがるので、ぜひぜひチェックしてみてくださいね。いいな~。羨ましいです。あっ私は別に関係者ではなく…!ただの魔法と西洋と怪奇幻想小説が好きな女の子です。こんにちは。

挨拶も済んだところで、お読みいただきありがとうございました!大変な世の中ではありますが、みなさんも気を付けつつ、楽しい~も大切になさってくださいね。好きって気持ちが世界を彩るのよ。終わりです!

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