日記
人が楽しそうに笑ってるもの、全部好きかもしれない。あとはそれに出会うタイミングがあるか、ないか、ただそれだけ。
QuizKnockのおかげで、YouTubeの動画を見ることを覚えた私は、そこから東海オンエアの動画を底まで半分ぐらい見尽くし、板橋ハウスにたどり着いた。かれこれ半年ぐらい一つのチャンネルの動画を、通勤時間、帰宅してからの僅かな時間を見続けるという生活を送っている。
いろいろなチャンネルの動画をバラバラに見るのではなく、このチャンネルと決めたら底が見えるまでひたすらに潜り続ける。そして、素の姿に近いプライベートが垣間見える動画を見てそこにいる人間らしさにハッとさせられ、ふとした瞬間に、一生仲良く楽しくいてほしい…と縋るように思い始めたぐらいで怖くなって地上に戻ってくる。
ただ、忙しさを埋めるものがない不安からまた笑い声が聞こえるものを求め……………こうして同じようにまた何かに出会うことを繰り返す、気がしている。
前置きが長くなってしまったけれど、何かが面白いと思ってる時の記憶こそ記録しておかないと失いがちなので書いておかねばと思った次第です。
板橋ハウス
板橋でルームシェアしてる芸人三人がゆるい動画をあげている。まだ暮らし始めて2年ぐらいらしい。短い動画が多く、最初はTikTokでバズった。Twitterでもたまに回ってくる。
三人がただ喋ってるだけ。二人がボケて一人がツッコミパターンと、三人が代わる代わる大喜利をするパターンと、コンビニに行って買ったものを食べる動画が基本スタイルだと思われる。
三人いるけれど、トリオの芸人ではなく、それぞれ別に相方がいる。たまに本人たちが言及するのを見なければ、三人組なんだなと思うぐらい呼吸がぴったり。芸人だということを知るのも、結構動画見てからだった。
どこが好きとか明確にないけど、とにかく笑い声が入るのが最高。気持ちいいぐらい爆笑して転げているので、つられる、つられる。
この世に、まだこんなにげらげらどうでもいいことで大笑いしてる人間がいる安心感。
もはや何で笑ったか覚えてないけど、友だちとファミレスで喋っていて息ができんぐらい笑った記憶、学生時代教室でどうでもいいことを喋っていて死ぬほど笑った記憶、あの時の再現できない空気が全部画面の中に詰まっている。
ここにきてやっと、テレビじゃなくてスマホで見るための動画だなっていう、今の時代ならではのコンテンツにたどり着いた。生でみたいとか一切思わない。ずっとあるとも思わない。でも、今、この瞬間が最高というのが連続している。本来思い出せなくなるたわいもないものが、こうして世界に公開されて残るYouTubeすご………。
たぶんここまでの文で、ハードル上げすぎてるので、もう動画載せなくて良くない？の気持ちですけれども、好きなの３つのっけておくので、気になったらどうぞよろしくお願いします。
ルームシェアのノリの空気感
https://youtube.com/shorts/jDQ5bVZW7gQ?feature=share
理解できる日本語ほぼない勢い重視
冬眠する平和な世界観
とにかく仲良い人たちの内輪のノリを、手のひらサイズの画面で眺めるコンテンツ。初めて見るのに懐かしい感じもする日常コメディ動画の居心地の良さ。
笑い声、絶対に健康にいい。
以上、近況報告兼備忘録でした。
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