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アリエクで無断でイラストを販売されまくってたから商品を削除させた【憤怒】


AliExpress(アリエク)とかいう海外サイトで私のイラストを無断使用したグッズが販売されているぞ〜!!!(ブチギレ)

※この記事はかなり長いです。最後に商品の削除方法や注意事項のまとめがあるので急いでいる人はそこだけ読んでね。



◆11月15日「事の発端」

2023年11月15日、Twitterにてこのような注意喚起のツイートを見かけました。(こちらのツイートは引用許可をいただいております!)



これは自分もやられてそうだぞと思い、該当の海外通販サイトであるアリエクを見たところ…やはり2点(※ネタバレ※この時点では※)イラストの無断使用グッズが販売されているのを発見しました。


私が以前プレイマットにしたイラストをそのまま無断で使用したショップと


クソダサい鏡面加工が施された謎のショップの2店舗で、計2商品です。
(アリエクはAmazonみたいなものなのでアリエクの中にさらに販売ショップが分かれています。)


まず、アリエクの問い合わせ窓口へ連絡をしようとしました。
が、自動チャットボットしか設置されていません!!


しかも別のフォームからは紛争を開始できる。
試しに紛争を押してみたところ、購入した商品のトラブルを報告する用の画面でした。


この時点でやや詰んだ感じがあったので画像転載元の一つであろうpixivに連絡をいれてみました。

https://www.pixiv.help/hc/articles/231497448

pixivからはこのリンク先と同じ文章が返ってきたのみでした。
権利者じゃないと何もできないとのことです。それはそう。

それから、文化庁の「海賊版対策情報ポータルサイト」の相談窓口にも相談メールを送ってみました。


二次創作なのに著作権を主張するのはどうなの?という疑問はあるかもしれませんが、二次創作はグレーであっても二次創作物自体にも著作権はあるらしいです(原作の著作権はもちろん持っていない)。

そして営利目的で活動していない同人活動の作品を勝手に営利目的で販売されるのは同人作家的にめちゃくちゃ迷惑です。
自分の管理してる範囲内ならともかく、そうでないところで版権元に迷惑がかかったらどうしようもないし…。


◆11月16日「アリエクのオペレーターに連絡」

アリエクとどうにか連絡を取る方法はないかと調べていたところ、オペレーターに無理矢理繋ぐ方法があるとのことで、こちらのリンクを参考にアリエクのチャットボットからオペレーターに繋いでみました。

https://www.tomucho.com/aliexpress-o-toiawase-casutama-senta-sapo-to-renraku-houhou/


オペレーターと無事に繋がったので、自分の絵が無断で使用されているURLと転載元のURL、ペンネーム、メールアドレスを伝えました。
私は1mmも外国語がわからないのですが念の為やりとりは日本語の原文とDeepLで翻訳した英語で行いました。

オペレーターの方からはアリババ(アリエクの親会社)の著作権保護プラットフォームについてのページに案内されました。


日本語に翻訳したページ(原文は中国語)


こんなページがあるんだ!
なんだ!アリババっていいやつじゃん!

よ~し!苦情を申し立てるぞ~!!

罠カード発動!

気の毒だと思う!?

リンク先が死んでる。


なんで〜?

その旨をオペレーターの方に伝えました。
オペレーターの方が「自分が代わりに申請を行うので大丈夫です」と言ってきたので、再度質問されたメールアドレスを伝えました。
後日進展があったら連絡をするとのことなのでチャットは終了しました。
ちなみにチャットの人のノリは常にこんな感じ。

ダチかい。

私がざっと検索した感じだと、遊戯王の怪しいサプライを売っているショップは大半が公式プレマのコピー品を大量に売っていてたまに同人サプライのコピー品を出品している場合が多いようです。

私の絵が転載されていたクソダサい鏡面加工をしていたショップは珍しく明らかに無断使用っぽい二次創作のプレイマットで1300件ほど出品している地獄のようなショップです。

私の場合は過去にAmazonでも似たようにイラストの無断使用グッズ販売をされたことがありましたが、Amazonは該当の商品画像を削除するのみで販売停止まではしてくれませんでした。
でも画像のない商品を買う人は居ないと思うので…いいか!(妥協)

◆11月27日「弁護士から連絡が来る」

未だアリエクから連絡は来ません…が、弁護士を名乗る方から電話がかかってきました。
無断使用を発見した日に連絡した、文化庁の「海賊版対策情報ポータルサイト」の相談窓口に雇用されている弁護士の方でした。

私の方に相談費用の負担がない事の説明を受け、後日相談のzoomをすることとなりました。

アリババから進展の連絡は来ません。

しかもアリババに苦情の申し立てをするためにアリエクにアカウント登録をしたせいで、アリエクから私の絵の無断使用商品のメルマガが届くという謎の精神攻撃まで受けています。

法はないのか。


◆12月7日「弁護士に相談する」

アリババからのメールが来ない間に、弁護士の方との相談の日がやってきました。

弁護士さんからは挨拶等のやり取りののち開口一番「これは明らかな権利侵害ですね!」とのこと。よかった〜!(よくない)

今やりとりしている苦情フォームから商品が消えず、でも本当に商品を取り下げたい!となった時には裁判所を経由しなければいけないようです。

販売をしているアリエク内の出品者は他の商品を見ても明らかに無断転載商品作りまくりのヤバショップなのでここに取り合ってもあまり意味はないかもしれないらしい…。
こ、コイツが落ちる地獄ってないんですか〜!?!?

根本的な解決をするにはアリババ(中国の会社だけど訴える先はシンガポールにあるらしい)に対応をしてもらわないといけないようです。

んで、訴えることはもちろん可能だけど個人が訴えるには費用がネック!(日本でもそうだけど海外だとさらにかかる)

出版社が海賊版の会社を訴えることはあるけど個人の同人作家が対応するのは大変だとのことです。
やはり苦情の申し立てを頑張るしかないのか~…。

あと、「アリババの苦情申し立てをするとなったら個人情報の写しを送らなきゃいけないんだけどこれって大丈夫なんですか?」と聞いてみたところ
「5ちゃんねるの削除申請なんかでも免許証の写しなどを提出することがあるので必要ではあるかも…でも海外のサイトなので、個人情報がどこまで安全に取り扱われるかはわからない…。」とのこと。
難しいなぁ…。

せっかくの機会なので色々お話を伺ってみたところ、
最近はこういった事例が多くこの海賊版対策情報ポータルサイトの窓口が出来たこと、コミティアにも相談窓口を出展していること、もし周りに沢山こういう被害に遭ってる人がいたら集団訴訟を考えるのも手かも…?など色々な話をしていただけました。


◆12月17日「苦情申し立てへ」

やはりアリババから連絡は来ません。
そういえばあの、著作権保護プラットフォームのリンクってまだ死んでるのかな?と思いアクセスしてみたところ、オペレーターの指示していたリンクではなく…

ここのログインボタンからアクセスできました。

やった~!苦情の申し立てをするぞ~!!!

まずは身分証明をしなければならないようです。

身分証明の入力フォームはこんな感じ。

ん…?

ID!?

よくわからないですが、身分証明書に記載されたIDを記載する必要があるらしいです。

アリババのプライバシーポリシーを一応確認しましたが、日本の企業と同じようなことを書いてあるので信じて個人情報を入力することにします。

https://www.alibaba.co.jp/privacy/


さすがにマイナンバーカードを提出してマイナンバーを入力するのはアウトなので、保険証と、気持ちとして保険番号を記載してみました。


「審査中ですので、1~3営業日お待ちください」と表示されました。この審査に通ったらとうとうイラストの無断使用グッズを通報することができます。

待ってろよ~~!!!


◆12月18日「更に無断使用商品を発見する(最悪)」

さすがにまだアリババの身分証明審査は通っていません。(普通に土日はお休みらしい)
ついでに、他のイラストが勝手に売られていないか探してみるか~…と、探してみたところ


過去にTwitterで伸びたイラストだいたい勝手に売られてた。


さすがにこんなに出てくると思わなかったので気絶しました。

ていうかこのクソダサい鏡面加工なんなんだよと思ってたら、この加工がされていると元イラストを画像検索してもこのクソダサ鏡面加工無許可販売ページがあんまり引っかからない!

だからこんな変な加工されていたのか…?
偶然かもしれないけど…意図的だったら姑息すぎるだろ!!


◆12月19日「身分証明書再提出」

アリババの著作権保護プラットフォームにログインしたところ
「レビューに合格しませんでした: 認定情報はレビューに合格しませんでした。確認して再送信してください。」との表示が。
どうやら写真なしの保険証じゃダメだったようなので調べてみたら
アリババの他サービスの実名登録機能では

アカウントが個人アカウントの場合は、次の情報を提供する必要があります。
・パスポートと運転免許証がサポートされています。
・パスポートまたは運転免許証の番号。

と記載がありました。
パスポートも運転免許証も持ってないよ~~!!!

そうだ!こういう時は11月16日と同じ方法でアリエクのチャットオペレーターに聞いてみよう!

めちゃくちゃ頼もしいやつ来た。

オペレーターに他に持っている身分証明書を聞かれたので、マイナンバーカードや住民票、持病で持っている証明書など色々なものを答えました。
最終的には写真がついていて、番号の入力をしても大丈夫そうな持病で持っている証明書を提出することにしました。
オペレーターはこの書類なら大丈夫と言っていたのですが、果たして大丈夫でしょうか?

俺、騙されてないか?

コイツを信じて身分証明書を再提出します!

なんとかなれーーー!


◆12月20日「身分証明書審査合格したのに!?知的財産権情報入力で大パニック!」

なんとかなった!

ということで、さっそく苦情を申し立てるぞーーー!!!!

苦情を申し立てるにはまず、知的財産権の情報を入力しなければいけないようです。

日本語に翻訳したページ(原文は中国語)

なんか知的財産権の入力項目が色々ありますが、
著作権の証明資料は

ここからダウンロードすることができました。
内容としては誰が著作者なのか、どの国で作られたどの媒体の著作物なのか、いつが初回投稿日時なのかという項目を埋めるだけの英語の書類です。
とりあえず1件入力し終わったのでサクサク2件目も申請してみましょう!


え!?

アリババの著作権保護プラットフォームには、国際窓口があるという忠告がでかでかと出ていることに気づきました。
そちらに行ってみましょう。


日本語に翻訳したページ(原文は英語)

こっちでも知的財産権を登録するか~…。

ん?

なにを聞かれているのかと思い調べてみたら知的財産権の登録番号を記入しなければならないようです。

知的財産権の登録番号!?

というか、中国語版でこんな項目あったっけ!?
と読み返してみたら

嘘?

勤務先の番号と書かれていたので普通に住所を入力してしまいました。
これってもしかして、あなたの作品(works)の番号的なのを誤訳された!?

知的財産権の登録番号というと、いわゆる特許番号みたいなやつのことだと思いますが、イラストで意匠権や商標権を1枚1枚申請するのは現実的ではないですね。

困ったときはアリエクオペレーターに連絡です。
モンスタークレーマーと化していますが仕方がないですね。
何故なら普通に勝手に10商品も売られてるから…。

オペレーターからは「弊社担当チームへ話をまわさせていただきます。後日メールで連絡しますので完了まで今しばらくお待ちください」とのこと。
前にそれで永遠に連絡がこなかったので、見るからに返事の遅そうなアリババ日本窓口のメールにもこれについて質問してみました。(これは返信が来なかった)

というか本当にこれであってるんだろうか…。
中国語版のよくある質問の「絵の盗用」に当たる部分には1mmも知的財産権の登録云々の案内は出てこないし、ビデオガイドもどういうものが侵害に当たるのかしか説明していないので肝心の苦情の申し立て方について説明されてません。

一応国際版のよくある質問も読んでみるか…。

ん?

よくある質問を全部表示して片っ端から読んでいたら、その他の一番最後に普通に侵害申し立てのメールアドレスが載ってた。
もしかして最初からここに相談すればよかったのか?

そして夜には侵害申し立てのメールアドレスから返信がありました。
著作権保護プラットフォームのみでなく、このメールアドレス宛に資料を送ることでも苦情の申し立てを受けてくれるとのことです。

10件一気に送ってもアレなので、様子見で1件だけ資料を作成して送信してみました。


◆12月21日「結局著作権保護プラットフォームへ」

昨日送った侵害申し立てのメールアドレスから返信がありました。
要約すると、送ってもらった侵害商品に関しては3営業日以内に削除対応を検討するが、以降は著作権保護プラットフォームを使ってくれとのこと。

とりあえず1件は苦情の申し立てが通ったようなのでそこは安心。

そして、間違えて中国版の著作権保護プラットフォームに申請した、住所が知的財産権登録番号になっている絵が審査に通ったという通知が届きました。

なんでだよ。

もしかしてだけど、国外の知的財産権の登録番号を調べるなんていちいちやってないのでは…?
とりあえず、不備があったら修正して再申請もできるし、私には残弾が9発もあるので、自分のID+元URLの末尾をいれたり、色々な文字列を入力してみました。
どうやら数字だけだと本当に特許番号がある方と被ってしまうようなので、そのあたりは避けて、すべての無断使用されている絵の登録申請を完了しました

そして一旦、中国語版で申請の通った絵の苦情申し立てだけしておくか~と思ったら、アリエクは国際サイトなので国際版著作権保護プラットフォームからじゃないと申請できないとのこと。

なんでだよ。


◆12月22日「イラスト無断使用商品が消えた!!&苦情の申し立てのやり方」

アリババからなにやらメールが届いたので確認したところ

メールで苦情の申し立てをした無断使用商品が1つ消えました!!
色々とたらい回された甲斐がありました。

というか、メールには知的財産権登録番号など一切記載しなかったので、イラストの著作権侵害の申し立ての場合はやっぱりこの項目はあんまり意味がないかもしれないです。

そして、申請した知的財産権も知的財産権登録番号が全部適当な文字列なのにすべて承認されたのでガンガン苦情を申し立てていきます!!(これで本当にいいのか?)

苦情の申し立てページはこんな感じです。


①はcopyright(著作権)を選択し、②は知的財産権の申請が通った作品名を選べるので申請したい作品を選びます。

③ここは3個目の「the physical product or…」というやつを選びます。
物理的な商品やパッケージに自分の著作物が使われていますと書いてあります。
イラストを勝手にプレイマットやデッキケースなどにされて売られている場合はこの項目を選びましょう。

④は理由についての説明欄です。私は自分が許可を出していないのに勝手に商品にされていますみたいなことを英語と日本語で書きました。

⑤に無断使用された商品のURLを貼って提出です。


ついでに2商品他にも無断使用商品を発見しましたが、既に知的財産権の申請が通っている絵だったので申請はサクサクです。


夜にはすべて苦情処理中となり販売URLが取り下げられました。

販売者から承諾があるか、異議申し立てがなければ完全に商品ページが抹消されるそうです。

アリエクの罰則規定を読んでみたところ

1)最初の違反ではペナルティポイントは発生しません。
2) 違反を繰り返すごとに 6 ペナルティポイントが発生します。
3) 累積的に発生したペナルティ ポイントが 48 ポイントになると、メンバー
シップが終了します。

https://rule.aliexpress.com/rule-channels/37978936/127561565

とのことです。
クソダサ鏡面加工のショップだけで10商品無断使用されているのですが、今回の苦情の申し立てがすべて初犯扱いにならなければ私だけで54点のダメージを与えることができるのでは…?


◆2024年1月11日

あけましておめでとうございます!

なんか3週間くらい経ちましたがとうとう結果が出ました!

(訳)異議申し立て通知が却下された / 売り手が侵害コンテンツの削除に成功しなかった

どっち!?
無断転載販売者の苦情への異議申し立てが却下されたってこと!?私の苦情が却下されたってコト…?

よくわからないけど、商品は削除されたままです。
3億回目になるけど、オペレーターに聞いてみるか…

11月16日から使っていた無理矢理オペレーターにつなぐ方法が使えなくなってしまいました!
ですが、自動チャットのボタンをあちこち色々押しまくっていたら、自動チャットでは解決しないと判断されたのかオペレーターに繋がりました(パワー解決)。

現在の状況について説明したところ2-4営業日以内にメールで答えてくれるとのことでした。

◆1月13日「削除されてるっぽい(終息)」

昨晩アリエクからのメールが届いていました。

(訳) ご報告ありがとうございます。違反件数に応じてペナルティを科させていただきますので、ご安心ください。 お客様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

どっちだ……?????

結局よく分からないのでサイトを色々な言語で表示して翻訳をかけてみたところ「販売者は異議申し立てに失敗した」と表示される言語があることを確認しました。

色々ggってみたら、私の苦情が却下された場合は販売者の異議申し立てに対しても私が異議の申し立てをできるフェーズがあるらしいので、私の苦情は通っているっぽいです。

つまり、「苦情は通ったけど販売者は削除に失敗した」という表示がされているようですが商品は苦情の申し立てをした時から消えたままので後半はよく分からないです。

無断販売ショップ自体はまだ生きているので、苦情の点数処理はもう行われたのか、今回が全て初犯扱いになって生きてるのかは謎のままです。

商品の削除は出来たようなので、今回のバトルはこれで終わりにしようと思います。


◆まとめ〜イラストをアリエクに無断で販売されたら?〜

ということで無断でイラストを使用されていた12商品を削除することができました!

以下にアリエクでイラストを無断使用された商品を削除する大まかな流れをまとめてみました!
細かい入力方法などは各項目に苦戦している日まで遡ると大体書いてあるはずです。


・アリエクにイラストの無断使用商品を販売されたら、アリエクの親会社アリババの著作権保護プラットフォームから著作権侵害の苦情申し立てをすることが出来る!

・ただアリエクは国際サイトなので、中国語版の著作権保護プラットフォームではなく、国際版著作権保護プラットフォームからしか苦情の申し立てができない!


・苦情の申し立てには身分証明書の提出が必須。アリババのプライバシーポリシーはちゃんとしていますが、海外サイトなので実際のところ個人情報がどれくらい安全に扱われるかはわからないらしいのが怖いところ。もし提出するとしても書類は慎重に選ぶようにしよう!(パスポートや運転免許証が推奨されています。)


・身分証明書の審査と一緒に、無断使用されたイラストの知的財産権を登録しよう!著作権主張声明のテンプレート書類に必要事項(著作者名、転載元URL、初出の日付など)を記入して、元イラストを添えて送付しよう!

・知的財産権の登録番号という項目はイラストの著作権の場合は何故かなんでも大丈夫なので、なんか入力しておけばOKかもしれない(自己責任で)。数字のみだと特許番号と被るから避けたほうが良いかも!不備があっても直して再申請できるぞ!

・知的財産権を登録したら、苦情の申し立てをしよう!

・申し立てが通ったら販売URLを取り下げさせることができるぞ!

・販売者が苦情の申し立てを承諾したり、販売者の異議申し立てが却下されたり、異議申し立てがないまましばらく経ったら商品ページは完全に抹消されるぞ!

・ショップは苦情を受けるたび減点を受け、減点の点数に応じた罰があるらしい!減点が重なるとショップを永久閉鎖させることができるかも?(私1人で10商品削除したショップは閉鎖していませんが…)


という感じです!

実際やってみて思ったのは割とめんどくさいということです。
個人情報の提出も避けられないので、もしアリエクで自分の絵の無断使用商品を見つけたら、買わないように(宣伝にならない程度に気をつけながら)注意喚起をしたりするだけでも良いかもしれません。

予防策はあるのか?というとイラストにめちゃくちゃ消しにくい無断使用禁止の文言を入れることは効果があるのかな?と思いました。
個人的にはそこまではやりたくないと思っていますが、本当に根本的に阻止する方法はこれしかないかもしれないですね。

今回苦情の申し立てをするにあたって思ったのは、著作者である証明の為に初回アップロードを行ったURLを添える必要があるので、元イラストを消してしまうとそれが出来ず苦労するのではないかというところです。

また、買う側の方もこういったイラストレーターへの許可を取っているのか不明瞭な海外サイトで同人サプライを購入するのは控えたほうがいいです。
少なくともアリエクは大体が無断使用商品だと思います。同人誌即売会で買うなり、Boothなどのきちんと本人の意思で売ってそうなサイトから買いましょう。

今回はショップの永久閉鎖まで持っていくことが出来ませんでしたので、ショップの宣伝にならないようショップ名を伏せて書かせていただきました。

もし絵描きの方で自分の絵も無断で販売されていないか心配…という方がいらっしゃいましたらショップ名を共有しますのでお気軽にツイッターのリプやDMでご連絡ください!

おわり

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