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膝の怪我 ジョギングを再開する前に 絶対クリアしておきたいエクササイズ

膝を痛めている50代アスリートのためのスクワット診断の結果を見たら予想以上に大変なことが分かりました

こんにちは。トレーナーの山本です。

年末年始に行った

膝を痛めた50代アスリートのためのスクワット診断

(※現在この診断は受けられません。ごめんなさい。)

でご回答いただいた結果をまとめていたら

予想した以上に
アスリートを取り巻く環境が大変なことになっていたので
それをシェアしたいと思います。

今回のスクワット診断では

1筋力差はありますか?
2スクワット以上のエクササイズをやったことはありますか?
3お医者さんから「走ってもいいですよ」と許可が出ていますか?



の3つの質問に答えていただいたのですが


「スクワット以上のエクササイズをやっていないのに
 病院でジョギングの許可が出ている人」

が56%ほどいらっしゃいました。


内訳:
筋力差あり
9人/14人  64%

筋力差なし
14人/27人  51%

合計:
23人/41人  56%


このスクワット診断は参加前提条件として

病院でのサポートが終わっている
けど膝の調子が悪い人

に絞っています。

つまり問題は、病院ではジョギングの許可が出ているにも関わらず
結局、膝の調子が悪いと悩まれているということです。


しかし、この結果を見たら

「そりゃそうなるやろな」

と思いました。

この結果の何が問題なのか?

僕だけに限らず
ちゃんと仕事をしているアスレティックトレーナーが
この結果を聞いたら10人中10人が
「どうやって『jog OK』と判断したの?」と思うはずです。


僕たちトレーナーの常識では
リハビリ(エクササイズ)のレベルを上げていき
一定の基準のリハビリをクリアしないと
走ってもらうことはありません。

スクワットはその基準のリハビリの
遥か下のレベルのエクササイズなんです。

それすら出来ていない。。。


この状況は

ちゃんとリハビリをすれば調子が良くなって
また競技を楽しめるはずのアスリートの方が
必要なサポートが無いことでたくさん困られている

ということです。


現実に約半分の病院ではこれが通常になっている
ということがわかりました。

なぜなら病院では、

判断基準が”期間や画像所見、検査結果”
のことが多いからです。


多くのお医者さんは、

目の前の患者さんの体が動いた時のパフォーマンス
(どれぐらいのことができるか?)

からは判断しないんですね。


いつも言っていることですが、
これは当たり前のことです。

そんな判断をするのはお医者さんの仕事ではないので

お医者さんに

「その判断をちゃんとしてくれよ!!」

というのは少しお門違いな部分があります。

例えていうなら
iPhoneの部品を作っている工場に行って

「iPhone売ってくれ」

って言うようなものです。


「うちは部品作ってるだけなんで

 iPhone買いたいなら
 売ってるお店探して

 そこに行ってください。」


って言われますよね。。。。


もちろん、

アスリートの復帰に情熱を持たれている
勉強熱心な先生は
いらっしゃいます。

トレーナー領域、
リハビリ領域の勉強もされて

僕たちの世界では常識になっている
こう言った基準の話を

ご理解いただいています。

ただ、まだまだ少数なのは間違い無いです。

ジョギング前にこれだけはクリアしておいて下さい


そこで今回は、病院で

「ジョギングを再開してもいいよ」

と言われた時に

これだけはクリアできているかチェックして頂きたいエクササイズを1つご紹介します。


https://youtu.be/Wi2tyL_6SJ4

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