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Win5コラム(その2)

条件戦を考える。
先日、Win5攻略の糸口という記事で条件戦について触れました。

競馬歴が長くても条件戦の仕組みを理解していない人は多いはず。そこで今回は凄く簡単に条件戦とはどんなレースなのかを解説致します。

条件戦は勝ち抜け戦です。
1勝クラス→2勝クラス→3勝クラス→OP
の順で勝ち抜けていきます。つまりはどんな事が考えられるか?

高校野球の県大会をイメージしてみてください。まず最初に優勝するのは地元で有名な名門校ですよね?
同じ年に第二回県大会があったとします。優勝した名門校は既に勝ち抜けて次のステージにいるので参加していません。優勝するのは次点の強豪校でしょう。それでは第十回県大会があったとしたら…?強い高校は全て勝ち抜けています。どの高校が優勝するか予想は困難になりますよね?低いレベルで力が拮抗した大会になるからです。

という事は?
条件戦も開催時期が早ければ早い程、強い馬が順当に勝ち上がるという事が言えます。
開催時期。
競馬は6月にクラス編成があります。クラス編成と言っても既存のクラスに3歳馬が加わるだけですが…。
1勝クラスで考えてみましょう。このクラスにいる4歳馬は去年一年間勝ち抜ける事が出来なかった馬です。5歳馬は二年間も勝ち抜けない馬。能力の頭打ちが考えられます。そこにダービー馬に僅差で負けたような3歳馬が軽斤量で加わる訳ですから負けるはずがありません🤣
どのクラスにも言える事ですが最初は強い馬が順当に勝ち上がり、開催が進むにつれ能力が拮抗していきます。またクラスが上がれば上がる程、力が拮抗していきます。例年3歳の一戦級と僅差の3歳馬は2勝クラスまでならすんなり勝ち上がります。3勝クラスが試金石で特にダートの3勝クラスはレース数が最も少ないため強い馬が残っている傾向があります。逆張りするなら春競馬のダート3勝クラスで人気の昇級馬を軽視するのが最も効果的と言えます。

条件戦の人気馬の信頼度(能力比較による)
6月からの夏競馬〉秋競馬〉冬競馬〉春競馬
1勝クラス〉2勝クラス〉3勝クラス
今年のWin5対象の条件戦で1番人気が1着になった回数(12/10調べ)
1勝クラス2/2 100%
2勝クラス21/41 約50%
3勝クラス24/73 約30%

せっかくなので
本日12/18Win5対象レース中京11Rについて。
OPクラスのダート戦です。1番人気のタイセイサムソン。前走負けたレモンポップは次走G3で2着になっています。先程述べた高校野球の県大会を思い出してみて下さい。負けた相手は次のステージ(全国大会)で2位になっているわけですからここは順当でしょう。このように条件戦でも負けた相手が次のステージでどんな活躍ができたか?という考え方が大事です。但し今回はOPなので相手関係も強いです。タイセイサムソンが本来の力が発揮出来ない状況になれば取りこぼしても不思議ではありませんよね…🤣

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