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2020/07/03 できてしまうことの弊害

夕方退勤前、先輩とふたりで「そうよなあ」としみじみ反省したことがある。それは「できてしまうことに甘えてしまう」ことだ。

ふたりとももう若いとは言い難い年齢になって、ストレートに教員になった人よりも回り道をしてあるとはいえど、それなりに授業をすることの経験を積んだ。そうするとどうなるか。準備不足が多少あっても、自分の中に蓄積されたものを使えばそれなりの授業ができてしまう。結果、日常業務に追われて、本来一番力を入れるべき授業がなおざりになるのだ。工夫の余地はいくらでもあるのに。

別に驕っているわけではなく、危機感の共有だ。

今年初めて学年主任になったことで、自分に課せられたことの一つが「マネジメント」なのだけれど、そこにばかり目を向けて肝心なところに手が回らないのでは本末転倒だ。

そこそこの場所で足踏みをしていても仕方がない。若い同僚に「もっと勉強しないと」と発破をかけるなら、自分が範を見せてこそ。
その方が格好いいしね。

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