140字に収まりきらなかった作品の解釈と感想を書き留めます。たまに役者さんや自分のこと…

140字に収まりきらなかった作品の解釈と感想を書き留めます。たまに役者さんや自分のことも。

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一年前の自分がうつだったかもしれない話

私は今まで、自分のメンタルは鋼だと自負していた。心を病むなんて、そんなこと…。そう思っていた。それもつい最近までである。 しかし先日、信頼するおじいちゃん先生との面談で去年の出来事を話したところ、衝撃の発言が返ってきた。 「それ、うつ病じゃない?」 私は我が耳を疑った。そんなことはない。しかし、言われてみれば、意外にも腑に落ちることが多かった。 時は一年前に遡る。 当時英語の選抜クラスの選考に落ちた私は、落胆していた。そして得意科目だった英語にあまり興味をなくしてしまっ

    • 黒鉄の魚影inMX4D

      雑誌、新聞、ネット記事。コナンに関わるそれらを見たくてうずうずしながらもネタバレを避け続けて一ヶ月。やっと、やっとこの日がやってきた。 5月5日、こどもの日。そして黒鉄の魚影鑑賞日!!!! 周りのコナンファンの反応もすこぶる良く、SNS上でも絶賛されていたこの作品を、私はようやく見に行くことが出来た。 しかもだ。映画館に通い始めて早四年。初めてMX4Dを見に行くことになったのだ! 今回はそんな初魚影、初MXについて書いていこうと思う。 MX4Dについてではネタバレは極力し

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        ※この記事はドラマ最終回までのネタバレを含みます。 はじめに一話を見終えた時、独特な話だと思った。 良くも悪くも、日常を描いているだけのように感じたからだ。この物語では殺人事件は起きないし、主人公が世界を救うなんてことはない。法廷で戦うわけでもなければ医療現場で闘うわけでもないし、感動の再会もなければ復讐もしない。 ひたすらに変わった女性の日常を描いた物語だった。どこかコミカルで、それでいてテーマは少し重たい。不思議な、どこかふわふわとした感覚がそこにはあった。 ところがど

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