oQファンの呟き
0.まえがき
ええそうですタイトルの通りoQさんについて語るnoteです
なぜこんなことをしようとしたかと言うとシンプルに文章力が欲しかったからですね 寝ていても身につかないことだからね こうやって行動する他あるまいと思って書いてます
あとはoQさんを布教したかったって思いが強いです ツイッターでパブサしてもあんまり出てこないんですよ…
自分語りなどどうでもいいので本題入ります
このnoteではoQさん本人についてや公表されたCD限を含む複数の楽曲について色々喋るつもりです
ネタバレすると僕のAT1選である「飄」は今回含めていません 何故かというと別のnoteで書いたんですよね だからあえて外しました
ここでひとつ注意点、Youtubeにはフライングヒューマノイド以降の7曲しかなくoQさんを周回する場合はニコニコをおすすめします
なおこのnoteではoQさんの楽曲をいくつかピックアップして紹介します
それによりoQさんが制作に関わっているがこのnoteでは登場しない、という曲が多くなってしまいます この点をお許し頂きたく思います
また、知識や読解力不足により考察を間違えることがございます
あくまで素人の一意見としてとらえていただければ幸いです
1.oQさんについて
ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/13870633
Twitter:https://twitter.com/oQcuu
・処女作は「エスケープスケープ」
なお現在は削除されていて僕の知る限りどこでも聞けません
もっと早くoQさんのことを知っていれば…と後悔しています
・現在出しているアルバムは「SALAD」「超常」「運と命」
ちなみにこいつはマジミラ2023もボーマス53も午前参加が出来ずSALAD
と超常の現物は持ってません しかも再販予定もないとのことなので詰
んでます
でも新しいのを出す予定があると聞いたのでモチベ保って頑張ります
(紹介文は1選noteからパクってきました)
2.oQさんとの出会い
この部分はAT1選noteで詳しく書いたので手短にします
私がoQさんを知ったきっかけは「昆虫図鑑」でした
大体2021年の5月くらいでした 友達経由で初めて聞いた時の衝撃、そこから「飄」を知り、聞いた時の感動は脳裏に鮮明に刻まれています
「飄」の爽やかサウンドと切ないミクの調声に脳を焼かれた私は以降ひたすら切ない曲を漁り続けました
あの時oQさんに興味を持っていなかったら、「飄」を聞いていなかったら今の私は無かったでしょうし、ボカロにここまでのめりこむことも無かったでしょう それだけoQさんというのは私にとって大きな存在なんです
3.楽曲紹介その1
始めに紹介するのは「極彩花のダンス」です
「極彩花のダンス」
ニコニコ:http://nico.ms/sm26756510
公開日時:2015年7月21日
歌唱:初音ミク
作詞、作曲:oQ イラスト:ukck
oQさんの初期曲ですね
今のミクさんとはまた違った調声がされていて今のoQさんしか知らない人からしたらかなり新鮮に感じるかもしれません
それではちょっとした解説を始めていきます まずはタイトルから
”極彩花”という部分ですがおそらく「極彩色」+「花」だと考えています
ここから「極彩花」の表す意味を考えてみましょう
ここについて私は
「他者から注目されるため派手な色で自らを覆い隠した」
という意味だと解釈しました
「極彩花」はそのまま解釈すれば「極彩色の花」です 先ほどの引用にもある通り「極彩色」とは絵画技術の一つでその塗り方から派手な色、装いを表現するようになっていきました
そして「花」についての解釈ですが花は昆虫の目を引くようどんどん鮮やかになっていきました
それは人間の目に留まり、時に服を彩る染料になり、時に着飾るための香水にもなる 何が言いたいかというと「花」と「美しく見せる」って切っても切れない関係にあると思うんです そしてその「美しく見せる」というのは「本当の自分を隠す」ことにもつながります
この二点を総合して考えると先ほどの解釈に至ったわけです
次は歌詞についてみていきます
(歌詞のすべてが見たい、という方はこちらをご利用ください)
ここ、一番好きな対比です
前者はダンスパートナーと曲に合わせて踊っているがまだ相手のことをよく知らない、後者は踊るにつれ距離は近づいていくが結局自分のことは話さずじまいになってしまいパーティは終わりを迎える
そしてこの曲、おそらく、というか確定で芥川龍之介の「舞踏会」を参考に書かれています この小説はパリの海軍将校と日本人娘の一瞬の恋を描いた物語です そこまで長い小説でもないので一度読んでみてください
今回は小説の解説ではないので詳細などは割愛しますが芥川の小説は最後の一文にかなり重きを置いていて例を挙げるとすれば「羅生門」などですね
そして「舞踏会」の最後の一文、
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
なぜこんなに興奮しているかというとこのシーン、青年にあの時の将校はピエル・ロティといわれるが明子はそれを否定し、ジュリアン・ヴィオだと答える しかし実はピエル・ロティはジュリアンの作家名であり明子はその事実を知らなかったため否定した
そう…
彼女は「名前」を知らなかったのである
あれ?そういえば先ほど似たようなフレーズが歌詞にあったような…?
4.楽曲紹介その2
次は「宴の皿」について書き連ねていきます
「宴の皿」
ニコニコ:https://nico.ms/sm34665894
ようつべ:https://youtu.be/a-IJz-V1Hyk
公開日時:2019年2月21日
歌唱:鏡音レン
作詞、作曲、イラスト:oQ
イケレン曲なんですよね 私はかっこいい鏡音曲大好物です
ギター×トランペットってどうしてこうもオシャレになるんでしょうか
レンの調声も相まってスーパーイケレン曲になってます
この曲は調声について触れようと思います
そもそもoQさんは鏡音リン・レンをメインに使っているんですね
レン曲を例にあげると「デュオ・スクランブル」「人相術」「ポルターガイスト」などがあげられます oQさんのレン曲ってかっこよさに振ってるのが多くて「宴の皿」もその例に漏れずイケメン調声が施されています
何か所か好きな部分を選んで紹介します
まずここですね 1番サビの後半部分
「不条理」と「容易」で語呂を合わせつつ力強い発音で思い切り歌う、いいですね~ 調声に関しては言葉だけじゃ伝えきれないので聞いてみてください めっちゃいいです
ここは1番サビが終わった直後の部分なんですが歌詞にもある通り最後のフレーズに?マークがついているんですね この?マークをレンでうまく表現していて「何が分かるだってぇ~~~~」という風に伸ばしているんですが「てぇ」の最後のほうが少し上がっているんですね 言葉だけだとわかりづらいかもしれませんがしっかり聞けばわかります 僕は「宴の皿」この部分が一番好きでめっちゃ癖になってます ほんとに聞いてほしいです 聞けばなぜ私がここまで推すのかが分かると思うので
二か所を紹介しましたがどうでしょうか調声というのはどうしても言葉だけじゃ伝えられない部分が多すぎるんですよね 故に紹介が短くなってしまいました…ほんとに聞いてみてください 聞けば私の言いたかったこと全部わかりますから…
5.楽曲紹介その3
次は「プラタナス」について話します
「プラタナス」
piapro:https://piapro.jp/t/PiLt
公開日時:2022年12月22日
歌唱:鏡音リン
作詞、作曲:oQ
驚いたでしょうか?そうですなんとピアプロ限定曲です
正確にいうとつべにはクロスフェードに収録曲としてちょっとだけ載っています 皆さんもぜひ「運と命」を聞きましょう
この章は語りたいこと語ります
oQさんのサウンドって何種類かあって先ほどの「宴の皿」みたいなオシャレサウンド、「フライングヒューマノイド」みたいな爽やかサウンド、そして今回の「プラタナス」が該当する切ないサウンド 私はoQさんの曲の中でも切ない系の曲が群を抜いて大好きでこの曲や「人相術」、「飄」がこのジャンルに含まれるともっているんですが特に「飄」についてはAT1選にするほど大好きです
イントロから順に話すとピアノから入るんですね、そしてAメロになって神調声されたリンの声が入る、サビになって盛り上がり間奏ではギターが空白を埋める、といった具合に素晴らしい構成になっているんです そして特に注目してほしいのがベースです ベースというのはいわば曲の土台をつくる役割を担っているものです そしてこの曲、ベースがとっても素晴らしいんです なんていうか、こう…とにかくすごいんです!(諦め)
メロディもすごく洗練されていて非常に美しいんです やさしさをそっと与えてくれる感じがして大好きです そしてこの曲の特徴でもあるそこそこの頻度で鳴る鐘?の音があるんですね この音がこれまたいい味を出してるんですよ 「プラタナス」の切ないサウンドにめちゃくちゃマッチしていて非常に印象深くなっています
唯一の心残りはこの曲のinstがないことですね…配布、待ってます…
推し曲のinstを聞きたいんです…
歌詞に話を移しましょう
この曲のテーマはおそらく
「自分探し」
なんじゃないかなぁと思っています そう思った箇所があって例えば
この部分、どういう意味かというと
「誰かの与えてくれた答えへ向かうのではなく、また、誰かを超えるために焦るのではなく、自らの身に起きたことについてそのまま受け入れる」ということなのではないか、と思いました
とってもエモいですね~こういう起こるすべてをありのまま受けとめて歩んでいくのって私の大好きなジャンルなんですよ
他にもこういった箇所はあって
という部分
ここについて私は「いつまでも自らの心に正直になれるように」といった解釈をしています 先ほどの歌詞の解釈とも相まってかなりエモいです
そして3つ目はここ、
「flow away」というのは「流れ去る」という意味です
もう情緒破壊しに来てます とにかくやばいです
「自分らしさ」を探すためにいろいろな場所を流浪する、ほんとにぴったりの言葉です MVついたらどうなっちゃうんでしょう
他にも良い部分はたくさんあるんですが挙げ始めるとすべての歌詞を考察することになりそうなので残念ながら割愛させていただきます
歌詞のことを話したついでに曲名にもなっているプラタナスについて少ししゃべります
プラタナスは街路樹などに使われるスズカケノキ科の落葉樹です
小学校の国語で「プラタナスの木」という文章を読んだ人もいるのではないでしょうか それくらいメジャーな木でもあります
6.楽曲紹介その4
最後に紹介するのは「人相術」です
「人相術」
公開日時:2023年9月3日
歌唱:鏡音レン
作詞、作曲:oQ
最後はもはやCD限です 「運と命」というアルバムに収録されていて
マジミラで初頒布されました
CD限をこの場で語るのはどうかと思いましたがそれ以上に「好きを布教したい」という気持ちが勝り、こうなりました
CD限の歌詞をどこまで公開していいのかわからないのでこの曲については「なぜ私はこの曲を好きなのか」について焦点を絞りたいと思います
この曲との出会いはもちろんマジミラです 初めてoQさんを生で見た日でもあります 実はマジミラ2023が初めてのマジミラだったんですよ 人の多さにあたふたしながらもなんとかたどり着いたoQさんのブース しかし不運なことがあったんです この時oQさんは日曜のみ参加されていたんですが私は金曜のチケットしか当たらず日曜は午後からの参加になってしまったんです
その影響で「SALAD healthy and various」や「超常」、一部の缶バッジが買えずメンタルに結構きてました そんな中買えた「運と命」、しっかりサインまでもらえました
そして翌日「運と命」をダウンロードして聞いたんですよ
すげえええええええええええええええええええええええええええ
初めて聞いた時の感想はこれでした すごすぎて言葉が出ないくらい感動しました 初めて「飄」を聞いた時に似ている感覚を覚えたんです 言葉で言い表せないくらい衝撃を受けていてもたってもいられないあの感覚 その中でも特に印象に残ったのが「人相術」でした 「飄」と似たような切なさを
感じてすごく震えました メロディラインとかは確かに似ているんだけど細部が異なっていてまた違った感動を与えてくれる そんなこの曲に一目ぼれしました そこから2週間ぐらいずっとこのアルバムをリピートしていた記憶があります たった3曲、しかしその3曲の中にはそれぞれ大事な思いが込められていんです
今でも「人相術」はもちろんよく聞くんですが事件が起きたことがあります
それはAT1選note執筆時、「飄」への解釈を深めていて息抜きに「人相術」の解釈も考えてみようかな、と軽い気持ちでスマホに手を伸ばしたんです
その時でしたね
あれ?私のAT1選ってもしかして「人相術」になるのでは?
「人相術」を改めて聞き直したときにいままで抱えていた思いの大きさに気づいたんですよね この時はnoteを書いている途中だったので今更AT1選を変える訳にもいかず、しかし自分の気持ちに嘘はつきたくない、という主張が私の心の中でせめぎあっていました この時は結論を後回しにしていて結局現時点でも揺れています そのくらいには私のボカロ生活に多大な影響を与える曲なんです
「人相術」を作ってくれてほんとにありがとうございました
7.最後に
私のnote、いかがでしたでしょうか
前章でもさんざん書いた通り私はoQさんとその曲が大好きです 私のまだまだ短い人生に大きな影響を与え人生を豊かにしてくれた、それぐらいの大きな想いを抱いています
私の文章力不足でoQさんに対する思いが十分伝わらなかった箇所もあるでしょう しかし、このnoteによりoQさんに少しでも興味をもっていただければ幸いです
また、今回触れられなかった曲はまた今度第二弾で紹介する予定です
では、さようなら
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