笑うといっぱい出る

昨日に引き続き、今夜もおでかけ。来年春の富士富士宮地区で行われる日蓮宗寺院のイベント「プラステラス」のプログラム造成ワークに参加してきた。どんなことをやりたいか、それぞれ何となくイメージを持ってきているので、それをふくらませるワークだった。

車座になって、スタートは自己紹介から。1人一枚カードを引いてそこに書いてある質問にも答える形で自己紹介する。「順番は」と司会者が回りをみて、「今日に誕生日が一番近い人!」

お坊さんが多いので、今までは一番髪が短い人とか一番長い人とかだったので、これはちょっと意外だった。この質問、私が該当者だったんで、私から時計回りでスタート。左隣の人が「え~、私が2番~」と大きなリアクションをしてくれて、場が和んだ。

それで、私も気楽に話すことができた。私が引いたカードは「ひとつ願いが叶うとしたら何を願う?」だった。

私の一番大きい願いは叶っている。約30年前に関節リウマチを発病してから、毎日が痛みの中だった。だんだん歩ける距離が短くなるし、指が自由に動かなくなるし、だるいし。だから、一番の願いは「死ぬ前に一日でいいから痛みのない日を過ごすこと」だった。

2年前の6月に両膝に水が溜まって歩くのが本当に不自由になった。特に右膝の腫れには参った。運転ができなくなるからだ。この町に住む限り、運転できることは生活に欠かせない。だから、延ばし延ばしにしていた生物学的製剤の使用を決めた。

初めてエンブレルを自己注射した翌日、信じられないほど身体が楽になった。だるさが抜け、朝の手のこわばりがなくなった。朝、手が開けたのだ。痛みはゼロではないけれど、楽に動ける。

それからずっと、痛みの少ない日を過ごしている。2年も過ごしている。私の一番の願いは叶っている。今とても幸せです、というような自己紹介した。この話は人前でしたことなかったんだけれど、言ってしまったら気が楽になった。

他の人たちの自己紹介もほっこりあり、笑いありで、場はとても和やかになった。

その状態で、自分のやりたいことをそれぞれクリップボードに書き、似た内容の人を2人見つけてグループで5分対話、次は全然違う人を2人見つけて対話。人の話を聞くと、いろいろアイディアが出てくる。ひととおりアイディアが出たら、もとの車座に戻って、もう一度、自分のやりたいことをクリップボードに書き直して、みんなの前で発表。

リラックスして、身体もゆるんでいると、人の話がよく頭に入ってくるし、自分の中からもいろんな言葉が出てくる。面白いことができそうな気持ちになってきたぞ。笑いながら考えるのって、いいね!


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