WEB3おばさん、投資を始めるのか?
誰がなにをやったのか丸見えの市場
DAOの中では、あまり本名を見せている人はいない。匿名ではあるのだが、そのコミュニティ内で活動していれば、ハンドル名、ニックネームでもその人物はその人物、本名など関係なく人物の特定はできる。
5月15日にいよいよCNPのジェネラティブNFTを購入できるとなり、数千円のETHを準備して(今これが最大の後悔ポイント)その日に臨んだ。
とはいえ、9時からはじまるプレセールだが、私が帰るセール時間は12時からだったかな?なので、DAOメンバーのTwitterスペースを聞きながら、掃除機をかけていた。すると、よく通る女性の声で「売り切れました!」と聞こえてきた。
「え!!売り切れ!?なんで?プレセールに食い込みたいから、頑張ってリテラシー検定も通ったのに」
とワタワタしていると、
「OPENSEAで2次流通はじまっています」
のひとこと。
掃除機を放り出し、すぐにパソコンにかじりついた。
そこで運良く0.008ETH以下で4点CNPを購入できたのだった。もし6ヶ月時を遡れるのなら、ここで20点くらい買っておけよ自分!と思ってます。
残念ながら教訓になっていなくて、10月30日のAOPANDA PARTYも、2
点のミント後すぐに10点くらい購入していれば・・(以下略)。
そこで思ったのだが、2万点も発行されたCNPはなぜあんなにすぐに売り切れたのだろう?
その理由は数ヶ月後のとある事件で知ることとなる。
【88年新卒】文学部の中国オタ娘が株式トレーダー?
証券会社に入社し国際部に配属された。中文科出身で中国語ができるから、後の香港支店のなんたら、というのが表向きの理由。国際部と言っても海外拠点への支援事務と、外国株の仲介、外国人への国内株の仲介事務がメインである。
まずは国内株の事務から。
普通に国内株式の売買事務。手数料計算なども手計算で覚える。
その後はQUICKという端末で株式の値動きを確認し、そのままお客様の指示で売買手続きを入力したりする。当時から電子化と思いきや、QUICKで打ち込んだ売買指示がスルスルッとパンチ穴のあいた紙で吐き出され、それをさらにスルスルっと東証のシステムへ読み込ませる、そんな時代である。さらにまだ東証会館の中央部には「取引場」があって、人が人と株式の売買をしていたのである。さらにその取引は「板」の上で手書きで行われていた!!
「板寄せ」イタコの口寄せではない。希望の購入金額と売却金額のマッチングを手作業でしていたのですよ。
一度見学したことがあるが、軽い喧嘩が起きている板もあった。さらに何十社といる証券会社の市場部員が「おー」「いー」と一声かけると、不思議と自社員の声が聞こえて「板」に張り付いている社員が振り返る。もの凄い人力パワーで株の売買が行われていたのだ。
と、今回はこのあたりでーーー
「大引けです」(ラジオ短波風に)
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