第79回岡山駅前CSでの失格裁定について

10/17に開催された第79回岡山駅前CSにおいて、【失格】のペナルティが発行される規定違反がありました。
予め申し上げますが、当該プレイヤーは既に【失格】という重いペナルティを受けています。
必要なだけのペナルティを受けている以上、個人への誹謗中傷は〔競技イベント運営ルール12.2 非紳士的行為 ─重度〕に該当するルール違反であり、CSでデュエルマスターズの腕を競い合う一員としてふさわしくありません。厳に慎むようお願い申し上げます。

予選2回戦目の対戦準備中、対戦相手からGRのうち2枚に傷があり区別がつくと指摘がありました。
傷はスリーブ下部中央辺りで、意識して見れば他のGRと明確に区別が付けられる状態でした。
《ポクタマたま》1枚、《トムライ 丙-三式》1枚の計2枚に傷がついていました。
GRの12枚のうち4枚が墓地対策カードであり、そのうち2枚が明確に区別が付くことになれば、悪用することによって利益を得られる状態でした。

ヒアリングと検証の結果、傷は爪が当たったような形状で、通常プレイの中で傷ついた場合も考えられましたが、シャッフル中の角の折れなどとは違い故意の違反の可能性を否定しきれませんでした。

以上のことから、故意に傷を付けたと証明はできないものの、イベントの完全性にかかわる問題があると判断し、【失格】のペナルティを発行しました。
なお、今回の失格は故意の不正であると断定するものではなく、追加の大会参加禁止処分などを出す予定はありません。


失格は誰にでも発生しうるものです。
故意で無かったとしても今回のような傷が見つかり、悪用による利益の可能性(あるいは発覚のリスク)が高い場合、重いペナルティが出ることがあります。

スリーブは使用しているうちに必ず傷がつく消耗品ですが、そうなる前に自分で気付いてスリーブを替える義務がCS参加者にはあります。

よくあるケースとして、買ったスリーブをカバンの中にそのまま突っ込んでいて、袋の上から折れや傷がついたことに気付かず使用して警告を受けるものがあります。
新しいスリーブはデッキケースの中に入れて保管し、大会前には問題がないかチェックしてください。


デュエマを楽しむために文章を書いています。