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パイロット就活講座〜面接を意識した ESの作り方〜


 パイロット就活応援ゼミをご覧いただきありがとうございます。
今回の記事は、書類選考と面接ではESの使い方が違うんだよ、ということをお伝えしたいと思います。パイロットの選考試験といったエアライン業界に限らず、他の業界でESを出す場合も意識しておくとよい就活対策の基本になります。


 採用担当をやっていたとき、なぜか学生によく聞かれていたことがあります。

 「ESは書類選考の後も読んでいるんですか?」


 採用担当からすると、なぜそんな質問がでるのかも分からない、という感じなのですが、内定者にも聞かれることがあったので、そのくらい学生と採用担当の認識に違いがあるテーマなのかもしれません。

  答えは「最終面接まで読んでいる」です。


 むしろ、書類選考よりも面接を意識してESを作成すると、グッと内定に近づくのですが、これが意識されていないがために、書類選考は通過しても面接が通りにくいESになってしまっている人もいて、非常にもったいないなぁと思うことがとても多かったです。

 そうならないためにはまず、書類選考と面接ではESの目的が異なるということを意識する必要があります。整理すると以下になります。

① 書類選考
・目的:応募人数が多い場合に全員と面接できないため、絞り込みを行う
・応募者が意識すべき点:実際に会ってみたいと思わせられるかどうか

② 面接
・目的:会社の仲間になってもらうにあたって、仕事に必要な能力を備えているか、共に働きたいと思える人柄か、入社後辞めなそうかを見極めるために行う
・応募者が意識すべき点;上記を見極めるために、面接官が質問したいと思うポイントをESに散りばめておく


 つまり、ESで「会ってみたい」「面接官に質問したいと思わせる」ことができればよく、これは実はテクニックを使えば難しいことではないのですが、それについては、次回以降に解説記事を書きたいと思います。


 パイロット志望者のうち、航大、私大等のライセンサーについては応募者が少ないからといって①を油断しないことが重要ですし、JAL/ANA等の自社養成については、当然応募者が多いので①②双方の観点が重要です。実は、パイロットに限らず、CAやGSといった職種にも当てはまるのですがこれはまたの機会にしたいと思います。


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