pilgryNOTE月報24.01|音がつなぐ、あたらしい巡礼の旅路
TMR/音の巡礼のこと
かねてより制作したいと思っていたwebサイト「pilgly」が完成!
Temple Morning Radioの過去エピソードや音の巡礼のお経音源などが地図(ゲストのお寺の住所ピン)から探せるようになっていて、僕がいろんなとこに書いている「お寺」「音」についての記事も集約させていく予定。
このWebサイトを見てくれた人が何かを感じて、いろんな場所にいったり、誰かに会いにいったり、声をかけあったり、またあたらしいことにつながっていったらいいな。
サイトの開発・デザインを手がけてくれたのは友人の荒井怜志さん!お寺の音楽会「誰そ彼」でピアノを弾いてくれたことがきっかけで出会い、家も近いことから飲み仲間・音楽仲間になり、まさかお寺に関わるwebサイトの制作を依頼することになるとは!本当にありがとうございます。
そしてそして、このwebサイトの制作費はTMRの活動に対するご寄付にて賄われる。TMRでは月々500円からの支援を募っており、皆さんからのあたたかい気持ちの積み重ねを形にすることができた。いつもサポートしてくれている皆さまに最大の感謝をおくりたい。
それでは、これからの「pilgry」にご期待を!!!
そして、 #pilgry を広めていくためにインスタグラムのアカウントも新設した。
遠藤がこれまでの取材やお寺のフィールドレコーディングのために訪れた場所で撮ってきた写真を中心に投稿してく予定。「耳」だけでなく「目」でも巡礼の気分を味わっていただけたら嬉しい。
隔月連載の「お寺さんの音景色」Vol.4を公開。
愛媛県今治市の離島・大下島の法珠寺から、港に出て早朝フィールドレコーディング。そして、法珠寺住職の加藤正さんが朝のお勤めをする音風景を収めた。ぜひ、テキストと共にサウンドも楽しんでいただきたい。
お寺のこと
お仕事で伺ったはずのお寺で、夕方から焼き芋が始まり、住職が焼く「抜群に美味い焼き芋」をいただいた。本当に美味かった!
焚き火に薪を焚べる住職・宥教さんの背中の角度に夏の祈願祭を思い出し、「まるで護摩ですね」と言ったら「焚き火の時、薪を井桁に組みがち」という真言僧あるあるも飛び出てきた・笑
取材記事|東京都新宿区 浄土真宗本願寺派 浄音寺 高山一正さん
『月刊住職』1月号では新宿区 浄土真宗本願寺派 浄音寺の高山一正さんにインタビュー。
西新宿のお寺が「茶畑の説教所」だったとは驚いたが、その心意気を今に受け継ぎ、節談説教の道を深めておられる高山さん。都会でも「茶畑の説教所」の趣きを感じられるような場づくりに期待している。
取材記事|大阪府南河内郡 本門法華宗 法華寺
『地域寺院』第92号にて、大阪府南河内郡 法華寺さんを取材!
住職の庄司真人さんは「未来の住職塾」で三度も学ばれ、その度に着々とお寺の改善をはかってこられた。「お参りしやすいお寺に」を軸に据えていたことで、少子高齢化の中でも檀家さんや地域の方々がお参りしてくださるおてらであり続けている。
そして次はいよいよ「神仏を感じられる場」であることに目を向けて、さらなるチャレンジをなさっていて素晴らしい。
庄司さんの取り組みをこうして記事にまとめられたことが嬉しい。ありがとうございました!
味の巡礼
・秋田や(南流山)
・与太呂(韮山)
・餃子専門 百老亭(今池)
・大大大(今池)
・天下一(神谷町)
音のお仕事|「ゆるやか死生学」更新
尾角光美さんと一緒につくっているポッドキャスト「ゆるやか死生学」、1月配信のエピソードは「継続する絆」モデルについて。
継続する絆は、死別後もその人とのつながりを続けている(例 写真を見る、お墓参りをする、語りかける、形見をもつ、亡き人の価値観を受け継ぐなど)ことなので、意外と身近なテーマ。ぜひ、聴いてみてほしい。
2023年の余韻で聴いてたレコードたち
それではまた来月!
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