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獅子に翼Ⅴ への想い


「次は、獅子に翼がいいね」
「We believe SOPHIA」

2013.8.12 日本武道館

この文字を見た2013年、私は2年くらい待てばSOPHIAに会えると思っていた。こんなに待つとは思ってなかった。いつからか、また会えるとも思ってなかった。


あれから10年。 2023.10.9 獅子に翼Ⅴ開催。

「獅子に翼」はSOPHIAの長い歴史の中でも特別なライブ。かつ10年前の約束の場所。そこへ向かう自分は映画の主人公ではないかと勘違いする程、すでに感動している。


ただこんな私なのに、これまでの「獅子に翼」の思い出がほぼない…。

思い出せるのは、ⅠとⅡの時は「遠征したい、WOWOWに加入したい」と騒いで親と喧嘩したこととか、唯一参加したⅢはとにかく暑くて、席がスタンドの端っこで全然見えなかったこととか(涙)。Ⅳに至っては、西武ドーム遠いなあ…なんて思って、きっと行けたはずのに行ってない。(なんてこと!!大反省!)

だから借りを返すつもりで、今回は「獅子に翼」の思い出を作りたい!

JOYSOUNDさん、最高な企画をありがとう。

普段絶対甘い物は飲まない主義なのに、コラボドリンク結構たくさん飲んだよ。SOPHIAのポストカード引いて大騒ぎできる未来があること、10年前泣いてた私に教えてあげたかった。「決起集会」のくだらない(本人たち談)最高のトークも見たよ。この年齢になって「THE☆推し活」、満喫したよ。

家族や周囲には平静を装っているけど、もう「獅子に翼」のことしか考えられないくらい、気持ちはすでに10月9日!!
なので、私の聴きたい曲やライブへの想いをただつらつらと。




1999年の「獅子に翼」について書かれている、昔の雑誌の記事を最近読んだ。その記事の見出しで目を引いたのが、

「獅子に翼は、”お祭り”なんかじゃなかったな」

という充くんの言葉。

「獅子に翼を”お祭り”なんて言い方をしていたけど、ほんとはbeautiful MAN ツアーと続いていた」という流れからの言葉だったけど、なんだか今にもつながる言葉のような気がした。


6月13日のライブでは、充くんはこう話していた。

「僕は、SOPHIAの音楽で、自分を肯定したい。SOPHIAの音楽と出会って、生きてくれた人たちを肯定したい。」
「自分や他人、人生や社会を否定したくなることはあるけれど、僕はせめて、SOPHIAの音楽で、あなたたちが生きることを肯定したい。9年間それができなかった。たった1回でそれが返せるとは思っていない。でもそれぐらいの気持ちで。「獅子に翼Ⅴ」。もしかしたらこれが最後になるかもしれないけど、全力で迎えたい。」

「Eternal presents Dear SOPHIAns」
松岡充MC抜粋(私の覚書ですが)

「獅子に翼」。5人が、SOPHIAnsが、それぞれ歩いてきた道が「獅子に翼」という日に交差するようにつながっている。そのことが本当に奇跡のように思う。


苦しかった、辛かった、嬉しかった時間。人生で色んな時間を過ごしてきた。でもやっぱり人生の多くの時間に、SOPHIAの音楽がそばにいてくれた。
「獅子に翼」という場所で、SOPHIAの音楽を聴きながら、自分のこれまでの人生を全部抱きしめられるような、そんな気がして仕方ない。

そんなつい重ための気持ちを踏まえて聴きたかったり、ただ好きで聴きたかったりしている曲は…以下の10曲!(多っ!)


♬未だ見ぬ景色
SOPHIAの復活が発表されてから、久しぶりにこの曲を聴いて、通勤中に涙が止まらなくなった。『そっと教えてよ 手にしたものと なくしたもの 未だ見ぬ景色 泣きたくなる夜は どうしてる』という歌詞。

SOPHIAがいない時間は、泣くことも忘れるくらい、ただがむしゃらに歩いてきた。でも今またSOPHIAに会えたから、これまでのいろんなこと伝えていいのかな。
これまでの人生、手にしたものもなくしたものもあるけれど、SOPHIAと過ごせる今があるから、全てを受け止められる気持ちになっているから不思議。


♬I will

年明け頃の松岡進化(ラジオ番組)の中で、「過去も未来も全部つながっている」という趣旨の話を聞いた覚えがあって。それ以降この曲の『過去も未来も この歩く道の上』という歌詞をよく思い出す。

それこそ、SOPHIAが全国ツアーで各地を回ってくれて、たくさんの忘れられないライブがあるから、今こうしてたくさんの人がSOPHIAに想いを寄せているんだろうなと思う。
一人一人が過ごしてきた先に、「獅子に翼」があって、その先にはそれぞれの未来も続いている。そんな気がする。


♬花は枯れてまた咲く

都&トモ「ふたりぼっち」でこの曲を歌って泣いた。(泣いてばっかり)

『優しさとか』『ただ信じあうとか』『ただ夢見ること』。思い出させてくれてありがとう。人は笑うかもしれないけど、そんな世界をSOPHIAがまた実感させてくれたと思っている。


♬my only season
『何もかも あの日のままに 泣けたなら 今走れたなら 何もいらない』 

この曲も「ふたりぼっち」で歌って泣いてから、SOPHIAでも聴きたくて仕方ない。何もかもあの日のままに、SOPHIAのライブ楽しめたら。
青春ありがとう。


♬坂道

とにかく好き。心から好き。このメロディーが大好き。
復活武道館の翌日、幸せな気分で友達と東京の街を歩いて坂道を登った時、つい歌ってしまうくらい好き。私がイントロのワンフレーズを歌ったら、「ジャ、ジャーン!」って欠かさず合いの手を入れて歌ってくれた友達のことも大好き。


♬Always I miss you

この曲も、どうしても聴きたい。突き抜ける響く歌声。最高のギターフレーズ。広がる音の重なりに胸をいっぱいにしながら、SOPHAが存在してくれる世界で「Always I miss you」ってどうしても歌いたい。


♬せめて未来だけは…

『SOPHIAなんか聴いてー!』なんか残るもんあんのか♬』残るものしかないよ。泣きそうなのを我慢して、ただ思いっきり暴れる覚悟はできてます。


♬STRAWBERRY&LION

あれ、なぜこの曲をまだ聴いてないのだろう。ちなみにこの曲は「獅子に翼Ⅱ」で新曲として披露された曲。ゴキゲンな気分で楽しみたい!


♬rainbow rain
明るくて力強い歌詞とメロディー。ただ心が晴れ渡るような、たくさんの優しさで満たされるような気持ちになる。そんな大好きな曲だけど、この曲を聴くと「未来大人宣言」ツアーを思い出して、少し寂しい気持ちにもなったりして。だから今度は、ただ幸せな気持ちで大好きな曲を聴けたらいいな。


♬ーあなたが毎日直面している世界の憂鬱ー

そしてそして、SOPHIA10年ぶりの新曲。新曲が聴けるなんて思ってもなかった。新曲CDを10枚以上抱えて買う夢を見るほど新曲を望んでいたけど、そんなにたくさんを望んではいけないような気がしていた。

でも松岡進化(ラジオ番組)の中で「振り返ることが多い1年だったけど、「未来を感じていただきたい」という気持ちになって新曲を作った」と充くんは話してくれた。大事なことだから3回聞き直したけど、そう言ってた。私たち、未来を感じていいんだ。号泣。

まだまだ暑いけど、思いっきり震えて待ちます!

最後に、私の1曲目予想は、「ヒマワリ」。
獅子に翼(1999)の1曲目は「ヒマワリ」だった。その映像を久々に見たら、あの頃のメンバーもファンも愛おしくて。ただそれだけのことだけど。




本人たちが「最後になるかもしれない」と言っている「獅子に翼」。
「えー!!」「やだー!!」という気持ちよりも、「ああ、そうかもしれない」という気持ちが勝る大人になった私。

センチメンタルな生き物になっちゃうけれど、もう私の人生で「獅子に翼に行く」ということは、最後になるのかもしれない。
大人になっていろんなことを抱えながら生きている中で、私自身がこんなにもSOPHIAに夢中に過ごせることも、もしかしたら今だけかもしれない。

でも、だからこそ、「獅子に翼」という最高の時間を全力で楽しみたい。きっとそれが、私にできる精一杯のこと。

「獅子に翼」に全身全霊で挑めますように。5人と、会場、全国のSOPHIAnsと、最高の景色が見られますように。

最高の景色を見た先にはきっと、SOPHIAと共に過ごせる未来がまだまだ続いていますように。