Eternal presents Dear SOPHIAns

5月26日に発表された第一回FCイベント。
思い出した。3月5日のライブで「予定は突然決まる」と言っていたことを。

タイトル「Eternal presents Dear SOPHIAns」 
題名を聞いただけで、ぐっとくる。ファンのために、想いを届けてくれる場所を用意してくれたんだと。

会場「Spotify O-WEST」
SOPHIAがデビュー前に伝説のライブをした場所。2010年に都さんが発表をした場所。時を経て、この場所に今5人が立つことに喜びを感じた。

発表後は少しざわついたような気もするけれど。5人が想いを持ってFCイベントを開催してくれたことに感謝しかなかったし、自分も配信組を選択したので「5人に会いたい」という想いも痛いほど分かった。

ずっとずっと前から、それこそSOPHIAnsなんて名称のない頃から、ファンのSOPHIAへの熱量はものすごく大きかったことを思い出したりもして、なんだか胸が熱くなったりもした。

ずっとずっと、「好き」なんて言葉だけでは語れないほど、SOPHIAのことを想っているから。


イベント前日の夜に、一部ではなく全編がyoutubeで配信されることが発表された。嬉しさに泣いた。一部配信だったら、当日きっと別の涙が流れてた。本当に嬉しかった。



18時50分から中継開始。19時過ぎたころで登場したのは、フクちゃーん!進化論ツアーが懐かしすぎる。またこうしてSOPHIAと関わってくれてありがとう。
「今日も楽屋、全く変わってない、5人が。都と同じ楽屋で。うるさいうるさい、横でもうあーだこーだ」というフクちゃんの話に、なんだかすごく嬉しくなりながら、5人の登場を待った。

ジル、トモ、充、都、黒ちゃんの順に、フクちゃんをいじりつつ登場。
ジル「FCのイベント、久しぶりなのでめっちゃ楽しみにきました。来てくれて見てくれてありがとう。」
トモ「いつものライブより短いと思うので最後まで楽しんでください。」
充「急な告知にも関わらず、会社や家族に嘘ついて集まってくださってありがとうございます。今日のためにyoutubeを立ち上げました。Eternalってこんなんだったなと緩い時間を楽しんでいただけたらと思います。」
都「思い出の地に集まっていただいてありがとうございます。配信もあって、みなさんとこうやってつながれること嬉しく思っています。今日はゆっくり楽しみましょう。」
黒「今日のために、(仮面ライダー50周年記念)ベルトを買ってきました。光らない、回らない、変身もできません。でも今日はこれを自慢できたので、満足しました。」


以下、私のたまらなかったポイントを簡単に。
※()は心の声です。

【OPトーク】
充「黒ちゃんはあの時、きれいな髪の毛だった。後ろから抱きつこうと思っていた。」
黒「俺が髪切ることに最後まで反対してたの覚えてる?」

黒「髪切った時、各地のイベンターさんから電話かかってきて「やりましたね、SOPHIA売れますよ」と言われた。」
充「余計なお世話や」


【SOPHIAnsの願い】※質問コーナー
メンバー旅行の思い出
黒「オーストラリアに行った時に、みんなの晩飯を一人で俺が作っていた。最終日にちょっと良いものを出してあげようと思って、前日から仕込んでいたら、夜の間に都とジルに食べられた。」
ジル「そやねん」

メンバーに転生するなら誰になりたいか
ジル「全員と付き合いたい。(←あれ?)みんなに生まれ変わって、みんながどういう風に生活しているのか、みんなから俺がどう見えているのか感じてみたい。みんなの生活のグッとくるポイントを検証したい。」

ライブハウスのエピソード
都「黒ちゃんのペグが当たって、血が出た。スズメバチで刺されたぐらい痛かった。刺されたことないけどw」

カラオケで歌う曲
充「カラオケは行かない。」
トモ「松ちゃんが歌わないから俺らが歌う。本物だけど偽物w」

【SOPHIAのこと分かってんの?】※クイズコーナー
最後までクイズが答えられなかったメンバーへの罰ゲームは、恥ずかしいセリフの動画で残すか、昆虫食をいただくか。
虫を見て肩をすくめる黒ちゃん。トモ君は「ダイエット中だから」を連発。

SOPHIAが契約した音楽レーベル
トモ君が早押しした時、口をとがらせる充くん。トモ君が「誰も答えられへん」といった時の黒ちゃんの笑い方。正解した時のトモ君のガッツポーズ。ジル君の「全然わからん」の一言に沸く3人。(可愛さが大渋滞!)

SOPHIAが初めて参加したフェス
自信満々で間違える充くん。ジル君が正解して沸く会場。「最初に答えると損する」と冷静な黒ちゃん。

SOPHIAが最も多く出演した番組
また自信満々で「POPJAM」と答えて間違える充くん。都さんが「CDTV」と答えて抜け出して、最後は充vs黒に。(くうっ……!)

メンバー5人の漢字の総画数
最後は数字あてに終始した気配もありつつ。正解して両手を挙げる黒ちゃん。正解にいちゃもんつける充くん。(可愛いー!)

充くんが昆虫を食するとき、横で心配そうに見守るトモ君。「いってらっしゃーい」と笑顔でいうジル君。(どっちも最高!)
見たままの味だそうでした。

【THANKYOU メンバー】
メンバーからメンバーへのガチな手紙を事前に書いたとのこと。(この企画考えた人天才すぎる!!!)書く相手は抽選で決定。この場でその手紙を読むのは一人だけ。当たったのは、黒ちゃん!(くうっ……!)

充くんに「心を込めて読んでね」と言われ、笑う黒ちゃん。
黒ちゃんから都さんへあてた手紙から、そのまま曲へ。



1曲目「THANK YOU」

配信の設定の影響?かもしれないけれど、ベースラインがすごく響き渡った。ベースの力強くて優しい音。もちろんどの楽器の音も全部優しい。会場の、配信を見守る一人一人に届けられたTHANK YOU。ラストの『僕はきっと僕さ』の「さ」の音、キーを上げて歌ってくれてた。ただただ、感謝があふれた。

2曲目「GOD BLESS」
都さんの最高にお洒落なイントロを聴きながら、2010年のことを思い出した。都さんが病気の発表後、この曲を聴いた。『救いの神様はいないことを抱きしめて行け』という歌詞だけど、間奏で充くんが「神様―」って叫んだように覚えている。当時の私は画面越しに号泣しながら、「また5人に会えますように」と祈った。

『悲しみさえ受け止めて それでも』たくさんのことがあった。それでも、前を向いてすすんできたから、救いの神様が現れたんだよね。だからこうして5人がまた笑って演奏してるんだよね。

5人がいる。都さんが本当に楽しそうに弾いてる。あの時から13年後の私も、画面越しに泣いた。

MC「当時、大阪から出てきて訳が分かってなかったけど、変に自信はあった。あの時はあの時で必死でステージに立ったなと思う。30年近くたって、同じメンバーでステージに立てることがすごく幸せだと思う。あの頃は分からなかったけど、有名になりたいだけのためにこの道を選んだのではないと、今実感できる。それだけ温かい気持ち。」

せっかくなので、リクエストを会場から募集することに。
My only seasonは黒ちゃんが却下w。PINK、MYSELF、Never say good-bye …みんなの意見を加味して充くんの中のツクツクボウシが答えてくれたのは。

充くんの歌う音を聴いてすぐ分かった。あの曲だって。

3曲目 「Dancing in the moonlight」
私も会場で聴きたかったー!気づけば両手を挙げて聴いてた。『交わして』『Doubt! Doubt! Doubt!』でつい指さしの振りをしてしまう。「いいじゃないSOPHIA」からの充くんのシャウト!! 最高!!!

曲が終わってから「初期の曲は勢いがあるよね。でも途中でみんな、現実の自分と向き合ったのかな」と客席をいじる充くん。メンバーが「ようできたなー」「できるもんやな」と話すのも最高。

4曲目「エンドロール」
充くんも会場もみんな飛び跳ねてる姿が可愛い。充くんと黒ちゃんが並ぶ姿がいつもより長い…!いつでも勇気を、前に進む力をくれる曲。黒ちゃんがターンした時、ぶらさがってる猫ちゃんが見えた。

ここでついに発表。
「9年前の武道館。あの時必死にステージに立っていた。あの時何の約束もできない状況だったけど、絶対また会おう、次は獅子に翼、と言って活動休止をした。その後、武道館で復活をして、大阪城ホールでライブをした。「獅子に翼」をやると言ってから6か月。不安にさせてごめん。決めました。」

「このライブをやることに文句が出ました。ただ、ここで発表したかった。10月9日、月曜日だが、祝日です!場所は、雨が降っても大丈夫!横浜Kアリーナ。「獅子に翼Ⅴ」決定しました。」

「10月9日、9年間の想いを全部みんなに返せるように。最高の「獅子に翼」にします。」


5曲目「Believe」
「行くぜ獅子に翼―!」「信じて待っててくれてありがとなー!」と叫ぶ充くん。こっちこそ、また一緒にBelieveを歌わせてくれてありがとう。会場の熱気が、画面越しに伝わった。



充「おどすわけじゃないけど、その先があるかどうかも分からないので。そのくらいの気持ちでやります。SOPHIAの音楽にコネクトしてくれた人にできるだけ来てほしいなと思います。待ってます。ありがとう。」

ジル「めっちゃ楽しかったー。また色々やりたいなと思うし、さく-aも俺やってみたい。ファンクラブ限定のライブもしたい。こういうイベント増えてったら個人的にはすごく嬉しい。「獅子に翼」絶対来てくれよなー!」

都「一つ目標ができたのがすごくうれしい。10月9日、伝説のライブにしたい。また笑顔で会いたいなと思います。」

黒「今日は何の日か知ってますか。ジャイアンの誕生日です。10月9日はチケットノルマ一人100枚。それぐらい連れてきてくれたら、2回回します。期待して待ってます。」

トモ「発表ができて良かったと思います。僕の中では、ツアーをやってからその集大成として「獅子に翼」をやる感じだったけど、今回はツアーはなかったから。9年間の集大成を出せればなと。すごいことになると思っています。」からの「ありがとー!」

充「ようやく発表できて安心してます。一個一個丁寧に、間違えがないように、メンバーとたくさん話し合って、10月9日にたどり着けた。」
「僕は、SOPHIAの音楽で、自分を肯定したい。SOPHIAの音楽と出会って、生きてくれた人たちを肯定したい。」
「自分や他人、人生や社会を否定したくなることはあるけれど、僕はせめて、SOPHIAの音楽で、あなたたちが生きることを肯定したい。9年間それができなかった。たった1回でそれが返せるとは思っていない。でもそれぐらいの気持ちで。「獅子に翼Ⅴ」もしかしたらこれが最後になるかもしれないけど、全力で迎えたい。」
「心ある仲間たちと会えたら、僕は全力で歌います。また10月9日にお会いしたいと思います。」



『大切なもの』と共に、「獅子に翼」を振り返る映像が流れる。

映像を見ながら思った。
SOPHIAと、SOPHIAを想うたくさんの人と、「獅子に翼」という特別な場所、大切な場所に向かいたい。みんなが待ち望んだ場所に向かいたい。物理的に向かう、というよりは、心を向かわせたい。向かうべき場所があることが本当に幸せだし、感謝している。

そしてその先も。SOPHIAと共に過ごせたら良いなと心から思っている。

たくさんの優しさをありがとう。