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SOPHIA Plugged live~2023.3.5~

いつもライブのアーカイブを見ながら、なるべく正確にと思って書いているのですが、今回は記憶だけなので。MCの言葉は自己解釈ありつつの「こんなニュアンスだった」レベル、話した順番も間違えてるかも。何卒ご容赦ください…!

昨日ぶりの同じ席という初めての体験に、なんだか嬉しくなり席に着く。お隣の方も昨日と一緒でさらに嬉しい。「本日の公演は声を出していただくことが可能です」というアナウンスを聞き、今日は思いっきり楽しむことを覚悟した。

愛の賛歌が流れる中、下手から都さん、トモ君が登場し(順番逆かも)、続いてジル君が登場…した瞬間、会場から悲鳴があがる。なぜならジル君の衣装が、赤ジャケットの王子様衣装だったから!そんな悲鳴に、ジル君が手を挙げて応える。ジル君へのどよめきが止まらない中、黒ちゃん、充くんが登場。メンバーの名前を叫ぶ声や歓声が響く。そう、そうだった、こんな風にライブ前から声を出してきた。懐かしい感覚が胸いっぱいに広がった。


メンバーがスタンバイしてから流れたのは、キーボードのあの響き。
『時代~トキ~』だ-!!!
私も周りも聞いた瞬間に、歓声を上げ手を挙げた。

『このトキにー』歌いだしのワンフレーズで、会場のボルテージが一気にあがる。みんながこの曲を待っていたことが伝わってきた。『通り過ぎるトキを 巻き戻せばー』の振りをしている自分に感動。そしていよいよあの言葉を叫ばなければとスタンバイ。
『選んだ記憶ー』からの『SOPHIAー!!』

一気に時空が吹っ飛んだかのような興奮に酔いしれいたら、あっという間に曲が終わっていた。(でも実は…久しぶりすぎて、『SOPHIA!』のタイミング躊躇して声があまり出なくて…また次のライブでもお願いします!)


息つく間もなく、充くんのMC。「それぞれ抱えている痛みを取り除くなんてことはできないけど、その痛みを幸せの種に変えていくことができるように」
そこから煽り全開で「死にたくなるほど嫌なことなんて一つもないぜ!」(huー!!)からの
「ビューテイフォー!!」(huー!!)

『永久未来続くものなどあるはずはないから』歌詞に思わず涙ぐみそうになる。今のこの瞬間を大切に想った。ちなみに『Rock ’n’ Roll!』にあわせて思いっきり叫ぼうと構えていたけど、『ロックは詳しいぜ』だったから、拳の行き場に少し戸惑った。

続いてあのイントロ。充くんの「アーリーサマーレイン!」に銀テープが舞う。この曲をもう3回も聞くことができたけど、もう今日は何もせつなくない、ただただ楽しい!そんな気持ちになり、一緒に歌った。

えっとそして曲終盤…黒ちゃんがジル君側に行ったかと思いきや、周囲がざわつく。あれ、気づけば黒ちゃんがいない。曲は続いているけど、もはや誰もが曲どころではない。しばらくしてから黒ちゃんがめちゃめちゃ笑顔で立ち上がる。(黒ちゃんがカッコ良かった。)ものすごく騒然としたまま、アリサマが終わった。こんな気持ちでアリサマを聞き終えたことは、初めてだった。

「いいですか皆さん、落ち着いてください」と充くんが話しながらも、会場から「大丈夫?」の声がとぶ。充くんが「分かる分かる、靴がね」と状況説明。照れ笑いしつつも「大丈夫」と黒ちゃん。

結局なんだかんだで、昨日突如ライブ中に楽屋に戻って、ライブ後はあっという間に帰ったジル君をいじりつつ。「でも(ジル君は)良い曲を作るんです」との前置きから始まったのは『君と揺れていたい』。充くんの語りかけるような歌声を聴きながら、SOPHIAと共に過ごせる日々に感謝した。

続いて、ギターの音色が響き『もしも君が迷ったなら』が始まる。前日のライブでは少し感傷に浸りながら聴いたけど、今日は思いっきり手を振って楽しんだ。でもやっぱり『oh girls 涙ふいて』『oh girls 笑顔みせて』という歌詞を、大人になった今の私にSOPHIAが歌ってくれることが嬉しくて、少し涙が出た。

そして…『ポトス』!!前日とはまた違う、アラフィフSOPHIAの最高に可愛い「ポトス」!!

『ララ!』を指さししながら歌い、『そこでダーリンumha――――!』と歌う充くん。『しょうがないねー!』を癖強めで歌ったり、『時々~』からを甘い声で歌う充くん。もう、ほんとに、…キュンです!今日という日に全身全霊で感謝です!(←ごめんなさい、ただの私の興奮です)
ピンク色のお洒落な照明の中、黒ちゃんが楽しそうにトモ君を見ながら演奏していた光景も、すごく素敵だった。




5人のMCへ。「今日のライブ、15歳若返るよね。点滴みたいだね」と話し、点滴という言葉が出たことに照れる充くん。「この前も靴壊れてたでしょ。ちゃんとした靴買ってもらって」と充くんに言われた時の黒ちゃんが、可愛い。
(←この会話、前段のMCパート…かもです)
「本当は「俺が俺が」のタイプでしょ」と充くんに言われたトモ君は、「いや4人が濃すぎるから。無理だから」と話す。

やっぱり最後はジル君いじりに。誰がジル君を連れてきたかという話になり、バイトが一緒だった都さんのせいにされかかったり。懐かしい商店街の名前が出たことから、「まっちゃん、昔…」と危なそうな発言をするジル君をみんなで止めたり。充くんから何度も「箕面の山に返すぞ!」と言われるジル君、本当に最高。楽しそうな5人が見られることが何よりの幸せだった。

MC後の曲は『LUCIFER』。イントロを聴いた瞬間に嬉しさで震えた。『つのの生えた子どもたちが空へと昇り』手を伸ばし天井を見つめながら歌う充くんの姿が、絵画のように美しかった。『I love you 君を愛してる』ストレートな歌詞が聴けるのも嬉しい。心地よいメロディーに揺られながらも、中間部でみせるギターの音がまるで泣いているようで、胸を鷲掴みにされた。

そこから『嘘』。ジル君のギタープレイが最高にカッコ良い。昨日とはまた違って、ビートに乗って、全身で音を感じて聞いた。

『この風に吹かれながら』が続く。イントロを聴きながら、私の涙腺は崩壊した。歌詞を求めて、繰り返しアルバム「ALIVE」を聴いていたあの頃の気持ちが一気に蘇ってきて、自分でも驚くほど涙が出た。『手の平にわずかに残った 言葉つなぎ 僕は歌う』当時どんな心境で、この歌詞は書かれたんだろう。でもこのライブでは、今日までのすべてを肯定するように、力強く温かく、充くんは歌っていた。

4人がステージから一旦去り、ジル君から挨拶。熱い言葉で盛り上げて、「楽しんで帰ってください」と話してくれた。続いて黒ちゃんは、カッコ良かった件について。ベースも大変なことになっていたよう。「15歳若返ってもみんなたいして若くないよね」に会場も沸く。

都さんとトモ君は「久しぶりやなー」といいつつ二人で前へ。いやいやまぁまぁとお互いへりくだっていたら、二人で床に土下座!!
二人が会話しているところに、豹柄ジャケットに着替えた充くんがバナナを食べながら登場。一気にバナナを無理やり食べる充くんを必死で隠そうとする二人。照明さんまでライトを消し、客席も大笑い。

続いて『鈴蘭』の話になり、充くんが「『鈴蘭』カラオケに入ってるの?」とトモ君に聞いたことから、「今ここで歌って」というまさかの展開。都さんが「あれ、音源(?)入ってないかも」と言いつつも、スタンバイ。ピンスポがあたり、トモ君が歌い始ると、美声と上手さに会場から拍手と歓声があがる。でも歌詞が分からないから、と最初のパートのみ。充くんもその後歌ってくれたけど、途中から「ニャニャニャ~」に。
「これからライブで少しずつ歌っていったら?」と充くんに言われ、「足りないピースをつなぎ合わせて。完成するかな」と話すトモ君が最高だった。
時空を超えてみんなで思いっきり笑ったMCだった。



MC後は、一気に盛り上がる展開へ。『brother&sister』のイントロが始まる。90度横向きで煽る感じでソロを弾く黒ちゃんの姿に、倒れそうになる。充くんの掛け声とともに会場中が拳を突き上げて、熱気に溢れた。

曲後半で充くんが客席に降り、さらにヒートアップする会場。黒ちゃんが足をかけて演奏する姿も最高。途中で一瞬、黒ちゃんがフラッとしたようにも見えたけど…、黒ちゃんが本当にカッコ良かった。

続く『蜘蛛と蝙蝠』。『一つまた一つ大切なんです』充くんが台に乗り、客席に向かって歌う。客席みんながステージに向かって手を伸ばし、充くんの言葉にこたえるかのように、一言ずつ大切に歌う。ファンの想い、声全てがメンバーに届いて、それをメンバーが全部受け止めてくれているようだった。大きな会場なのに、伸ばした手がメンバーに届くと錯覚するほどの一体感に酔いしれた。

感動つかぬ間、始まったのは『GJEscape』。みんなで一緒に歌って踊る。ジル君も客席におりて、会場の熱気が溢れる。

メンバーソロでは、クールにギターを弾くジル君。黒ちゃんはラストに投げキッス。都さんもショルキーでノリノリ。ドラムソロでは、充くんがトモ君のそばへ。それに気づいた3人も集まり、みんなでトモ君を囲む。トモ君が嬉しそうに、そしてカッコ良すぎるドラムソロを魅せて、最高に盛り上がった。

コール&レスポンスは「I love MTV」「I love love MTV」  。「HEY!(HEY!)」のノリも激しくて、メンバーも楽しそう。『考える頭を持つサル』で、何度もジル君を指さす充くん。とにかくみんなで暴れた。


ちょっと休憩したい…と思う間もなく『ゴキゲン鳥』が始まる。『なんだかんだ言っても幸せなんて』今この瞬間が、本当に本当に幸せ。体力を振り絞って、最後まで跳び続けた。



充くんのMCが入る。
「生きることは、容易いことではない。みんなの心の苦しみを消すなんてことはできないけれど、喜びに変えることができたら」
「ここにいる5人は腐れ縁だけど、そういう想いを抱いて一緒にこうしてステージに立っている」
「苦しみを持って生きてきた人達がSOPHIAの音楽を聴いてくれてきた。誰からも好かれるなんてことはしたくない。ただ一人に愛されればいい。ここにいる一人一人に、そう思ってもらえるように、今日ライブをした」
「みんなの顔を見ていたら、「ここにいるみんなは大丈夫だ」って思った」

MCに続いた曲は『Believe』。
『何かに怯えてる君だからずっと守りたい』MCの余韻の中、私はまた涙が出てきた。今自分が、あの頃と全く同じ気持ちで、この曲を聴いてたくさんのものをもらっていること。本当に奇跡だと思った。『誓うよ君だけ守り続けたい』ステージに向けて心の限り歌った。ラストは何度も何度も、一緒に拳を突き上げた。

続けて『Kissing blue memories』。さっきまで涙ぐんでいたのに、曲が始まると一気に楽しい気持ちに。
メンバーソロでは都さんもショルキーで前へ。ギターとキーボードの重なるフレーズが最高にカッコ良い。もちろん会場みんなでラストのサビを歌ったけど、武道館や大阪城ホールのような涙してしまうものではなく、夢中ではしゃいだあの頃のキスブルだった。『夢見てた あの時も この夜に出逢う』こんな夜がこれからもずっとずっと続いて欲しい。そんなことを思わずにはいられなかった。

キスブルが終わる間もなく、『街』が始まる。『空を見上げてる』このパートを充くんが歌う姿、指先、たまらなくカッコ良い。何度見てもいつもそう思う。『Don't cry ~』のパートは充くんが歌ってくれたけど、つい一緒に歌ってしまう。そしてサビでは、思いっきり歌った。メンバーコールも、思いっきり叫んだ。

Mステで聞いた『街』、武道館の『街』、大阪城ホールの『街』、それぞれが特別だった。でもやっぱりこうして、心の底から声を出してみんなで歌えた『街』は、さらに特別だった。



(確かここで)MCになり、今後のことを。「今ここで決まった予定を伝えることはできないけど、そんなに心配しないで待っていてくれれば良い。でも予定は突然決まるから」と充くんが話す。

「あと2曲です!」から始まったのは、『エンドロール』。力強さよりも、すごく優しいエンドロールに聴こえた。『僕たちは何も恐れない 共に泣いて笑った日のことを忘れない限り』一人一人に「大丈夫だよ」と語りかけてくれるように充くんは歌っていて、温かい気持ちで心が溢れた。

ラストは、「ここに咲く ヒマワリ達に送ります!」ヒマワリの準備のためか、いつもよりゆっくりめ(?)に充くんが叫び、『ヒマワリ』が始まる。

充くんと黒ちゃんが、過去最大級の笑顔で向かい合って演奏する姿を見て、感極まる私。(←もしかしたらエンドロールだったかもしれないけれど…でもとにかく二人が最高に笑ってたんです!)

『風に揺れる ヒマワリ』を優しく歌う充くん。幸せでいっぱいな気持ちになって、会場と共にヒマワリを振った。風に揺れるヒマワリはあの頃のまま。そしてこの先も、ヒマワリ畑を探しにいけますようにと願った。

5人が並び、最後の挨拶。
ジル君「MTV、音楽の神様、ロックの神様ありがとうございました」
黒ちゃん「今日のことは、君と俺との秘密だ」
都さん「ここからまた一緒に楽しみましょう」
トモ君「マイクなしで挨拶をするのがウケたので今日も…」お客さんからの「ありがとー」が入った後の「ありがとー!」

手を繋いでお辞儀する5人。流れる「薔薇色の人生」。最高のライブだった。



あんなに泣いて感動したのに、帰り道は「楽しかったー!」という気持ちでいっぱいになった。
昔のように、泣いて笑って楽しんでライブから帰るあの感覚。

楽しいとつい欲張ってしまう。
こんなライブに、また来られたらな。何度でも来られたらな。全国のSOPHIAnsに届いたらな、と。

個人的な感想でしかないけれど、なぜだろう。SOPHIAと共にまた新しい未来を見られる、そんな気がした。

本当に最高のライブをありがとう。