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ジェフ・ベック ストラトキャスター


新しくストラトを買いました。
Fender USA Jeff Beck Stratocaster Surf Green🟢

なぜジェフ・ベックモデルにしたかというと、ジェフ・ベックが好きというのはもちろん、仕様がドンピシャだからです。

ストラトは4本目なんですが、

1本目 よく分からずに買った
2本目 見た目は好みでなかったけど、使いやすかった
3本目 見た目は好みやったけど、使い辛かった
4本目(今回)  見た目好み、使いやすさ◎

というようにストラトに関してはかなり紆余曲折してるんですが、売り買いをしてるうちに分かってきたことがあって。

それはモダンスペックのストラトが好みということ。

ヴィンテージスペックは見た目がカッコいいんですが、サウンド的にもプレイアビリティ的にも合わないことが分かりました。

最近はFenderのMade in JapanシリーズからHybridⅡというモダンスペックやけどヴィンテージ感もある、まさしくハイブリッドな機種が発売されてて、それも考えたんですが、ボディカラーがあまりハマらなくて。


僕が欲しかったストラトは
2点式ブリッジ
22F
ロックペグ
パワーのあるピックアップ
ボディカラーが好み

そんな中候補に上がってきたのが、このジェフ・ベックモデルのストラト。

ジェフ・ベックというと日本では、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジと並ぶ3大ロックギタリスト。

ジェフ・ベックって大昔からのギタリストやから、ストラトはヴィンテージスペックなんかと思いきや、自分の希望をすべて叶えてくれる超モダンスペックなストラトを使っています。

2点式ブリッジ、しかもブロックサドル

ストラトは6点式ブリッジといって、6つのネジで固定されてるものが基本仕様なんですが、いかんせんアーミングが固い。

2本目に買ったストラトが2点式ブリッジだったんですが、めちゃくちゃアーミングしやすかったので、今回買うのは絶対2点式と決めてました。(見た目は6点式の方が絶対カッコいい)

おそらく日頃、Floyd Roseというもっと過激なアーミングができるギターを使うことが多いんですが、それが2点式なので、ストラトも合わせておいた方があまりフィーリングが変わらずストレスが少ないんだと思います。

とは言っても、Charは6点式だろうが関係なく、超過激なアーミングをするので、十中八九自分の腕の問題です(笑)

ただ、2点式の方がアーミングの動きが滑らかなのは間違いないので、音を揺らしまくるジェフ・ベックはこっちを採用したんでしょう。

ちなみにアーミングっていうのは、この刺さってる棒(アームバー)を使って音を揺らす(ビブラート)ことを言います。


さて、このジェフ・ベックモデル、とにかくアーミングをしてもチューニングが狂わないように作られています。

写真中央、銀色の部分

ローラーナットです。
基本ギターはプラスチックや牛骨のナットで溝が切ってあるだけのことが多いんですが、これは弦を引っ張ったり、縮めたりするとローラーが回って摩擦を減らす仕様になっています。

この丸いボタンを回して弦をロック

そして、ロックペグ。

普通のペグは弦を何周か巻き付けるので、アーミングをするとその巻き付けてる弦がたわんで、チューニングが狂いやすくなると思うんですが、

ロックペグは1/4周ぐらいしか巻き付けないので、弦のたわみが起きません。

あと、弦の交換がめちゃくちゃ楽です。
絶対失敗することもありません。

ピックアップはノイズレスピックアップです。

レスポールはハムバッカー、ストラトはシングルコイルと呼ばれるピックアップ(音を拾うマイク)が搭載されてるんですが、シングルコイルはノイズが多いです。

特に僕のように歪ませることが多い人は、シングルコイルのノイズは録音するときになかなかストレスです。

このピックアップは歪ませてもほとんどノイズが乗らないのですごく良いです。あとパワーがあります。

巷では、あまりストラトらしくないと言われてるピックアップなので、ヴィンテージサウンドが好きな人には合わないと思いますが、僕は好きです。

あとはヒールコンターといって、赤丸の部分。
通常のストラトはこの部分が角ばってるんですが、このモデルは角が若干削ぎ落とされてて、ハイフレットにもアクセスしやすいです。

こんなの僅かな差で、ヒールコンターされてなくても慣れてしまえばなんて事はないんですが、これがあるとストレスが少なくなります。

この時代の人でヒールコンターなんて入れてるのジェフ・ベックぐらいじゃないでしょうか(笑)

そしてこのギターは自分の希望を叶える22F仕様です。

エリック・クラプトンのギターソロでも22Fを使うフレーズが出てきたりするし、21Fでは対応しきれないので、22Fまであると安心。


ハードケースはツイードケースですね。
個人的には初のツイードです。

ケースの色はさておき、ギターってやっぱりハードケースに収めてるのが好きです。

開けるたびに、ルックスと匂いでうわあああああとなりたい変態なので。


さーて、今回はジェフ・ベックモデルのストラトの紹介でした。

ジェフ・ベックが好き、仕様がドンズバということに加えて、Charや高中正義など自分の好きなギタリストたちも使ってるので、今回購入に至りました。

ジェフ・ベックモデルを弾くChar


2021年製モデルで定価から考えると超お買い得で良いギターの買い方でした。

個人的にはこれ以上にない仕様のストラトなので、長かったストラト探しはひとまず終了です。


このストラトを長年使うようなことがあれば、いつかジェフ・ベックと同じトッド・クラウスが作ったオリンピックホワイトのストラトもゲットしたいですね。

それでは、おしまい〜!

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