考え方の違いかもしれないけれど

Xに長文を投稿するのは…と思ったので、今回初めてnoteってやつを使ってみました。多分、長文になると思うので読みたい方だけ読んでいただければと思います。

パインをわが家にお迎えすることにした経緯についてですが、当初はXでも書いたように会社の事務所でお世話をしていくということで話が進んでいました。とはいうものの、実際は朝は出勤時間の1時間前から来てごはんやらおトイレの掃除をしてたし、夜ごはんをあげてもらう以外のお世話は私がしていたけれど、それは別に何とも思っていませんでした。(今だから言えるけど、子猫期の1日5回のごはんのあげ方に理解が得られず、お願いしても実行されるか不安だったため休日はわが家の一室をビビベルが入らないようにしてパインを連れ帰っていました。)

けれど、ある日突然「明日から倉庫で飼うことにした」と言われ、理由を聞くと「色々考えたけど事務所はやはりよくない。倉庫にケージを置いて、ケージから出すときはハーネスでつないでおけばいいでしょう」と言われました。倉庫は空調もなく、作業もするので粉塵も舞います。ハーネスでつなぐって…ワンちゃんじゃないんだよ?子猫でどんな動きするかもわからないのに危険すぎる。おまけにせっかく猫風邪も治ってきたのに、そんな環境になったらまたぶり返すのは目に見えています。「これから冬になって寒いし、粉塵も舞うのでそれは無理ですよ」と訴えるも「知り合いはみんなそんな感じで飼ってるから大丈夫。そんなこと言うなら野良猫はどうなるの?」と返され、開いた口がふさがりませんでした。

「では、私が責任もって飼います。連れて帰ります」そう言いました。すると「せっかく社員も可愛がってる(←なら全員でお世話しろ)し、癒しにもなるし、来客の”観賞用”にもなるから」

あぁ、絶望的に分かり合えないなと思いました。そんなに観賞したいなら魚でも飼えばいい。もちろん魚でも大切な命であることに変わりはありませんが、猫を観賞用と思う感覚は死んでも理解できません。私にとって、猫たちは家族の一員です。フラフラの状態からお世話してきたパインももちろん例外ではありません。なので、今日帰ってお迎えの準備を整え、明日倉庫に出されるのを阻止し連れて帰ろうと思いました。

そんな嫌な空気を察したのか、これまで元気で食欲旺盛だったパインが突然ごはんを吐きました。退勤直前のことだったので、当然このままにして帰るという選択肢はなく、帰りに病院を受診し、わが家で様子を見守ろうと思い連れ帰りました。(このとき上はおらず、連絡もつかなかったのでLINEで状況を報告)

幸いパインは少し食べ過ぎていただけで特に問題はありませんでしたが、アレルギーで目やにが出ていたのでお薬をもらい、このときにウイルス検査もしてこちらも感染症など、大きな問題がないことを確認しました。連れ帰る前にうちの家族にも事情を説明し、理解してもらいました。

すると、その日の夜に「もういいよ!そのまま自分が飼えばいいじゃん!もう会社には二度と連れてこないでね!」とキレ気味の連絡がありました。何がもういいのか、会社で飼おうと言い出したのは自分なのに二度と連れてくるなとか何で言えるのか、これまでお世話してきた私になんでそんな言い方ができるのか、意味がわからないことばかりでした。張りつめていた糸がプツンと切れた瞬間でした。

突然泣き出した私に家族が理由を聞いてきたので、ありのままに説明するとみんな激怒。そんな中、旦那は「うちはビビとベルがいて猫に対する意識が上の方にあるけど、その人は猫ごときって感覚でいるんでしょ。完全外にいる野良猫もいるし、倉庫でご飯もあって何が不満なのって思ってると思うよ。オレには到底理解できん考え方だけど」と。

この言葉を聞いて、もうすでに気づいていたけどこの件に関して上と分かり合うのは不可能だと確信しました。私が何を言っても絶対に響かない。伝わらない。そもそもの考え方が違いすぎる。だから予定より早いし、まだ準備も万全じゃないけど、パインをそのままおうちに迎えることにしました。連れてくるなって言われたし。

猫が好きと言っても色んな好きがあると思います。飼い方も「私が絶対正解」とは思っていません。だけど、今回の件はどうしても無理でした。許せませんでした。

以上がパインをお迎えすることになった経緯です。知識もなく、何も知ろうともしないまま、気軽に猫を飼おうと思う人間の一部を見た気がしました。この一件で上は気分を害したらしく、突然私は空気のように扱われているので、もはや笑うしかありません。まぁ、パインを守ってそうなったなら後悔はないです。

パインのことは責任を持って幸せにします。猫たちのためなら、空気扱いも受けて立ちます(笑)

わかりにくい長文を読んでくださってありがとうございました。

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