会社員を辞めて独立して半年が経ちました。

読んでいただきありがとうございます。

「最近何やってるん」「仕事辞めたんは聞いたけど今ニートなん?」というようなことを聞かれることが多くて

その度に「色々やってるねんけど、、、○○と○○と○○やな」みたいな答え方をしていて、とても説明しづらい&怪しい人に見られてる気がするので

今自分がやっている事業、今後それをどうしていきたいのか、そもそもなんで独立したんか、今生活できてるんか

みたいなところをまとめてみよう、という意図でこの記事を書いてます。

まあこれを半年後、1年後の自分が見たときに、ちゃんと成長できているのかを確認する手段の一つにもなるかな、と思っています。言うたら備忘録です。なので構成は超適当です。

あと、僕はどちらかというと「起業したくて独立した」というよりも「会社員として生きれなくて起業した」という感じで、同じように会社員としての生きづらさとかしんどさを感じている人ってけっこう多いんじゃないかと思っているので、そんな人たちに少しでも励ましになれたらいいな、という意図もあります。

1.会社員として働くことが全てじゃない


後ほど詳しく書きますが、僕は完全に社会不適合者の類の人間でして、会社員として組織の中で生きるのがすごく苦手でした。一応新卒から5年間、1回転職をしたので2社で、会社員をやってきましたが、まあ散々な会社員生活でした。人に沢山迷惑もかけてきました。

だからこそ、そんな会社員を1日でも早く辞めたい、という思いで、会社員をしながら副業でいろんな事業に取り組んできました。

この記事を読んでくださっている方の中にも、本当は自分は会社員に向いていないことはわかっていながら、無理して組織の中でストレスを抱えながら働いている僕みたいな人って結構いると思うんです。

「会社辞めたいな」と思ってるのになかなか辞められない。これといってスキルもないから会社を辞めて生きていけるか心配。

そんな方が独立する手助けをしたい、と言ったらなんか大袈裟ですが、無理して会社員で居続ける必要はないし、いろんな働き方がある、ということを伝えたいな〜と思って、書いています。

僕が独立するにあたって準備してきたこと等も全部まとめてみます。それなりに頭を使って考えて行動してきたつもりなので、少しでも、役に立てれば嬉しいです。


2.そもそもなんで独立したのか


僕は2023年の11月末で会社を退職してフリーランスになりました。(実際には12月一杯は有休消化期間だったので、会社所属は2023年12月31日まで)

独立した理由ですが、ネガティブな理由とポジティブな理由があります。

まずネガティブな理由から。

1つめ。会社員不向きすぎた。社会不適合の極みだった。

・1日の業務時間は2時間くらい。残業なんてもってのほか。
僕は自分自身が裁量を持って意思決定が100%できる環境でないとやる気が出ず、& 頑張っても給料もちょろっとしか上がらないことに嫌気が差し、本業はなるべくコスパ良く働いて、それ以外の時間は全て副業に充てる、という生活。1日の時間で本業に充てる時間は多くても2時間、副業が忙しい時は一切本業をやらない、という日もありました。

・飲み会も行かない。
好きでもない人との飲み会にものすごいストレスを感じるので、飲み会はほぼ行ってませんでした。最後のほうは、大型イベントの後の打ち上げ(ほぼ全員が半強制的に参加のやつ)とかも行きませんでした。何かの展示会やイベントがある時は、最終日は必ず飲み会があり、飲み会に誘われるかもしれないっていうだけで、毎回最終日の1日はストレスで死にそうでした。どうやったら逃げれるかをずっと考えていました。

・至るところでポンコツを発揮
社長からのメールを1ヶ月くらい無視して上長4人くらいに呼び出されて怒られたり、全社会議に一人だけパーカー&ジーパンで行ったら僕以外全員スーツでめっちゃ浮いたり、パソコン忘れて会社行ったり、まあ本当に最悪の社員でした。よくクビにしないでいてくれたな、と思ってます。


こんな感じで、稀に見るポンコツ会社員でした。自分は会社員として生きていくのはほんまに向いていない。完全な社会不適合者やな、ということを痛いほど自覚し、最後の1年間くらいは、「仕事辞めたい」と毎日思っていました。自分が原因なのにメンタルも安定せず、鬱っぽくなって精神科に通ったりしていました。(診断はADHD+ASDの合併症)近くで支えてくれた彼女にも迷惑を沢山かけました。その度に彼女は「もう仕事辞めて田舎に引っ越して自給自足生活しよ」と言ってくれていました。なんてええ彼女なんや。

偉そうにかっこよく「独立」という言葉を使っていますが、正直「独立」よりも「会社員脱落」の方が正しいと思います。

2つ目。コロナが明けて出社が増えた。

コロナ禍のリモートワークでは、人間関係のストレスは一切なかったのですが、コロナが明けて少しずつ出社が増えるようになり、人間関係のストレスをとても感じるようになりました。一人で働きたい。自分が一緒に働きたいと思う人とだけ一緒に働きたい。ということも強く思うようになり、昨年(
2023年)の夏くらいから、独立を強く意識するようになりました。

まあ要約すると、「時間と場所と人に縛られない自由な生活がしたい!!」という動機ですね。


次、ポジティブな理由は3つあります。

1.生活防衛資金がある程度貯まったから

周りの既に独立した人たちによく言われていたのが「独立するなら生活防衛資金を2年分くらいは貯めてからにしなさい」という言葉。

※生活防衛資金=収入が0になっても生活できるくらいの貯金。例えば月の生活費が20万の人だと、1年分の生活防衛資金は240万円。

僕は石橋を叩いて叩いて叩きまくって渡るタイプなので、2年分では足りないと思い、生活防衛資金を5年分くらい貯めてから独立しようと思っていました。

僕は副業をそこそこ頑張っていたこともあり、あとここ数年の米国株バブルにも後押しされて、今の生活水準でいけば、仮に事業が全て失敗して収入がゼロになったとしても、5年くらいは生きられる、というくらいの貯金ができました。これは僕が独立を決める上でかなり大きな後押しになったな、と思っています。

生活防衛資金がない状態での独立はかなり危険だと思っていますが、

「このくらいあれば、どこかで少し転けたり病気をしたりして収入がなくなっても、貯金を切り崩せば生きていける」

という土台を作っておくのは、独立を考える上でめちゃくちゃ重要だと考えています。

2.挑戦するにはもう遅すぎるくらいの年齢だから

27歳。アラサー。もし起業して2年頑張ってみてダメだったとして再就職したいと思った時にはもう29歳。再就職にはギリギリの年齢です。あとは今後結婚したり子どもができたりすると、急に仕事辞めるなんてできない。
というところで、「もう今を逃したら独立はできないだろうな」という謎の確信があったので、独立を決意しました。

3.自分がどこまで通用するのかやってみたい

そこそこ大きな会社にいたので、それなりに大きな仕事をしてきました。世界的に有名なアーティストの方と仕事をさせてもらったり、大好きだったYouTuberと一緒に仕事ができたり。でも、それは全て「会社の名前」を使ったからこそできた仕事でした。会社を辞めることでその肩書きをなくして、「個人の名前で仕事ができるようになりたい」と思い、独立をしようと思いました。会社員を辞めて半年経ちましたが、この目標に関してはそれなりに高い確度で達成できているので、良かったな、と思っています。


以上の理由から独立をしました。

でも、最終的に独立をする上でいちばんのトリガーになったのは、「独立をしようと思っているけど踏み出す勇気がない」と先輩に相談をした時に、先輩から言われたある言葉でした。

その人は会社員→独立して自営業(2年)→会社員という、いわゆる「再就職」をした人で、

「結果的に自分は自営業は向いていなかったけど、向いていないということは独立してみないとわからなかったことだし、その2年間は自分の人生にとってすごく意味のある時間だった。何よりめちゃくちゃ楽しかった。」

「別にダメだったらサラリーマンにまた戻ればいい話だし、自営業で頑張ったという経験は再就職の時の話のネタにもなるよ」

という、その言葉がめちゃくちゃ大きく響き、それをきっかけに、「独立しよう」という決心ができました。

この人との出会いは僕にとって本当に大きかったなあ、と思います。

3.今何やってるのか


事業の柱は3つです。

  1. D2C(越境EC)

キャンプ用品のブランドを立ち上げ、運営してます。販路は主にAmazonですが、最近はオフラインも広げていこうと思っていて、直近では横浜のセレクトショップでポップアップストアをやったりしました。今年はこの事業をちゃんと伸ばしていきたいな、と思っています。目標は30歳までにこの事業だけで年商1億円。まだまだやることがたくさん。

  1. 教育事業

副業時代から「個人でお金を稼ぐ」ということが割と得意だったので、その経験を元に、教育事業をしています。「会社員として働くことが全てじゃない」ということをもっとたくさんの人に伝えられたらいいなーと思っています。この事業はYouTubeを主体に運営しています。最近は大企業(euro2024のスポンサー企業)とのタイアップ動画とか作ったり、なかなか面白いことをできてるなーと感じています。今チャンネル登録者はまだ1.5万人くらいなので、今年中に2万人目指して頑張ってます。

  1. 動画編集

これはもう完全に趣味なのですが、動画を作ったり編集したりするのが好きなので、受託で動画編集をやっています。今はフォロワー40万人のチャンネルを担当させてもらっていて、これがけっこう楽しいです。
ゆくゆくは協業してD2Cブランドを作れたらいいな〜とか、妄想しています。

4.結論


結論、生きてます。会社員の頃は「明日が憂鬱」だったのですが、独立してからは「明日が楽しみ」になりました。これは僕にとってものすごく大きな変化でした。経済的には「会社員+副業」でやっていた頃の方が圧倒的に自由もあったし、将来への不安はものすごい大きいですが、独立して本当に良かったなあ、と思っています。

これからどうなるかわからないし、また再就職するかもしれないけど、全力で、必死のパッチで、頑張っていきたいと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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