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9 「見る」と「観る」のちがい

とある講演会のお話を聞いて

久しぶりに
そうだった!
と思ったこと。

講演会で
「牛を知っていますか?」
という話で、

普通、聞かれたら
ほぼ100%「知ってる」
と答えますよね。

「では牛の角と耳はどっちが前に付いてますか?」
と聞かれて答えられる人は
どれだけですかね?

「え???」

となる人は
ただ牛を見ているだけで
きちんと観てはいない。

みんな
ちゃんと見ているようで
観てはいない事が多い
という話で

これは
本当に大事な事だと
改めて思ったのでした。

私は美術の道に進んだことで
絵を描いてきましたが
そのおかげで
ものすごい観察力が育ちました。

写生をしてみるということは
絵描きになりたいとか
上手に描きたいとか言う話ではなく

日常生活に
本当に役立つ
大事な能力が育つので
みんなやれば良いのに。
と思ってしまいます。

観察力を研ぎ澄まし
目配り気配り
俯瞰的に物事を捉える力
柔軟な対応力

これらは
みんな
よく観る
ところから始まります。

あなたは

自分が毎日使っているカバンの絵を
見ないで描けますか?

お気に入りのブランドのロゴを
見ないで描けますか?

毎日見ている信号、
横型なら赤は右ですか?左ですか?
縦型なら上?下?どっち?

よく行くコンビニのロゴを
正確に思い出せますか?

夫または妻の持っている
財布の特徴を言えますか?

子供の友達の名前
何人言えますか?

色んなこと、
観ているようで
見てるだけになっていないかな?

私も最近忙しすぎて
色んなこと
よく観ていない氣がするので
落ち着いて観るように
しようと思います♫

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