トレードにおける『期待値』とは?最高効率で資金を増やそう!
どうも、ぴえんくんです!
前回の記事はたくさんの方に読んでいただきました。本当にありがとうございます!
これからも、トレードを勉強したい初~中級者の皆さんの役に立つような記事を書いていきたいと思いますので、よろしくお願いしますね。
期待値を復習しよう!
さて、今回はトレードにおける期待値について解説します。
たとえば、「さいころを投げて、6が出たら210円もらえ、1~5が出たら30円没収されるゲーム」があるとすれば、皆さんは挑戦しますか?
このときに考えるのが期待値です。たぶん、皆さんも中学校の数学で勉強したことがあると思います。
このように計算してみると、このゲームは儲かるということがわかりますよね?
実はこれ、麻雀やポーカーといった、ギャンブル要素のあるゲームでは非常に重要な概念なんです(これらを「不完全情報ゲーム」と呼んだりします)。
期待値を別の言葉で言い換えるならば、”平均で”一回あたりどれくらいの得(もしくは損)をすることが予想されるか?ということを数値で表したもの、になります。
もちろん、ギャンブルでは勝つときもあれば負けるときもありますよね?それでも、期待値がプラスの行動を繰り返していれば、利益が損失を上回り、トータルでは勝ち越すことができるでしょう。
これは、トレードでも同じことです。
株、FXなどなど、値動きがある商品を売買する行為は「トレード手法の期待値」×「トレード回数」でトータルの利益をおおよそ計算することができます。
トレードにおける期待値って?
では、トレードの期待値って、どのように計算すればいいのでしょうか?
トレードにおける期待値とは、ずばり「上がる可能性」×「上昇幅」と「下がる可能性」×「下落幅」を比較したもの、と定義することができます。
そう、この「期待値を勘定して売買する」ことこそがトレードの利益の源泉なんです!でも、そんなのどうやって計算したらいいのか、わからないですよね?
これは、トレーダーによって得意なやり方が違います。
例えば、企業の業績や財務を分析して割安な株に投資する「バリュー投資」や、前回の記事で紹介した「日銀砲投資法」なども、数多ある”手法”の一つですが、いずれも正しい使い方ができれば、きちんと利益を積み重ねていくことができるでしょう。
ちなみに、私のトレードは「①長期トレンドの方向を見極め、②チャートパターンと出来高を分析して期待値の高いポイントでエントリーする」というのが基本スタイルになっていて、このスタイルを確立してからは月単位で負け越すことがなくなりました。
私のようなチャートに基づいたトレードスタイルは、特にデイ~スイングで決済する短期トレードを好む方がよく使う手法なのですが、おそらく長期投資の場合でも、基本は大きく変わらないはずです。
また、株、為替、商品先物、ビットコインなど、(難易度はそれぞれ異なりますが)どんなマーケットにおいても通用する方法だと思っています。
私のトレードルールについても今後ひとつずつまとめていきたいなと思いますので、なかなか勝てなくて悔しい思いをしている方の参考になれば嬉しいです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?ここまでで、「上がる可能性」×「上昇幅」と「下がる可能性」×「下落幅」を比較して期待値を見積もり、期待値の高い方法で売買することで利益を得ることができるということを理解していただけたら嬉しいです。
これはすべてのトレード手法における「根本的な考え方」になるので、ぜひとも覚えてくださいね。
それでは、今回はここまで。これから具体的な手法についても少しずつ触れていこうと思いますので、次回以降もよろしくお願いします!
ご覧いただきありがとうございます。これから有益な情報をどんどん発信していきますので、応援よろしくお願いします!