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盤聖リーグ振り返り〜ロボになるのは難しい〜

この冬はギャモンのタイトル戦、盤聖戦に参加しました(東京3部リーグ)。3勝2敗で通過ならずでしたがリアルボードの真剣勝負は久しぶりだったので、やっぱり良きものだぁ〜と思いましたね。バックギャモンフェスティバル再開が待ち遠しいです。

今回のテーマはどんな局面でもブレずにいつもやってることをやろうというもの。鋼のメンタルと言われている麻雀ロボ・小林剛さんになったつもりで淡々とプレイしようと。結果は勝敗に無欲で臨んだ試合は淡々とできて全勝、ここは通過に重要となる一番だと思って臨んだ試合は(勝ちたい)という意識から最後まで逃れることができず全敗となり、くっきり明暗が分かれました。

何も余計なこと考えないでプレイできていた時は、お相手の方が出目や展開に動揺されてるのがわかり、局面のことを考えるためのリソースが割かれてるようにも感じてました。もしかして、普段私は連珠で「勝ちたい」と思い過ぎてるのではないか?そのために石の声を聞かずに自分の欲を優先して考えてしまってるのではないか?と気付きました。

しかし後半、予選通過がかかった2番は勝ちたいと思ってしまったようで私も一喜一憂の呪縛から逃れられなかった……人間だもの。

大きな気づきを得ましたが、まだまだ修行が足らないこともわかりました。いつかどんな局面でも淡々とできるようになりたいな。

リーグでは望月プロのお母様とも対戦しました。まさに無我夢中で盤上に没頭されていて、とても微笑ましく、そして羨ましく思いました。私は自分の家族が将棋や連珠をしてくれることはあまりなく、また息子の趣味に影響されることもなく、それゆえにお互い伸び伸びやれていていい面もあるものの、こうして世界一になった息子さんのホームグラウンドで一生懸命楽しんでるお母様がいるって素敵なことだなあと感じてしまいました。

あと最近例会で子どもの姿をよく見かけるようになりました。いぺちゃんねるを見ている声もよく聞くようになって、良い流れが来てるのを感じます。

次はインターネット棋戦ですが、WBIFに女性棋戦が新設されるそうなのでそちらにエントリーしようと思ってます。ギャモンはメンタル強化目的の為にやっててこれからも気づいたことを連珠に還元していきたいと思ってます。


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