PythonユーザーによるJavascript入門②~Minecord復活(環境設定)~

 プログラム言語は、ただ勉強しているだけだと頭がパンクして終了するので、何かを作りながら勉強するのが鉄則である。それはJavascriptも同様。そこで、既に存在するプログラムである、MinecraftとDiscordのメッセージを同期させる、Minecordというプログラムを改良するということをやってみる。現在Githubに上がっているMinecordのプログラムは、Discordの最新バージョンに対応していない。今日からの作業として、Minecord内部のプログラムを改良し、Discordの最新バージョンに対応させ、Minecordを正常に動作させるということを目標にして、Jsのお勉強をしようと考えています。


Node.jsの設定

1.nvmのインストール

 MinecordをブラウザではなくPCで動作させるためには、Node.jsというものが必要である。Node.jsの特徴として、バージョンアップが頻繁にあるため、開発しているプログラムに合わせて、Node.jsのバージョンを頻繁に変更するということがあるそう。したがって、Node.jsのバージョン管理ツールというものがある。Windowsでは"nvm"、Linuxでは"nodebrew"というものが使用されるらしい。私は、windowsで作業し、WebサーバーにLinuxを用いているので、、、、どっちもやる!!!

 Windowsの場合は、以下の参考文献に従ってやれば問題なくできた。

 #Windowsの場合 

1 nvm_setup.zipwindowsにインストールする
2 power shellを起動し、nvmのバージョン確認
nvm -v
3 node.jslts版をダウンロードする。
nvm install lts
4 ダウンロードした"node.js"のバージョンを確認
nvm ls
5 nvm lsで表示されたnode.jsを使用可能状態にする
nvm use [ダウンロードしたnode.jsのバージョン]
6 使用可能状態の"node.js"のバージョンを確認
node -v
7 これらの作業が完了したら、npmもダウンロードされているらしいので確認する
npm -v



Linux:Nodebrew及びNode.jsのインストール

1 Nodebrewのインストールコマンド
$ curl -L git.io/nodebrew | perl - setup
2 homeディレクトリに.nodebrewが作成されているか確認
la -l
3 NodeBrewのパスを通して、コマンドを使用可能にする
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
4 パスを通した設定変更を反映させる
source ~/.bashrc
5 nodebrewのバージョンを確認して、コマンドが使用できるかを確認
nodebrew -v


nodejsのインストール
#================
1 nodebrewのコマンドを使用して、nodejsの安定板をインストール
nodebrew install-binary stable
2 nodejsのバージョンを指定して、現在使用するNodejsを選択する
nodebrew use v20.11.1
3 .bashrc(シェルの設定ファイル)にパスを通すコマンドを記入
sudo vi .bashrc
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATHを末尾に追記







nodebrew

npm install chokidar

npm install iconv-

npm install discord.js

一般的に、npmに登録されていうコードと、githubに登録されているコードは異なるので注意。npmでインストールされるものはnpmで確認するべき。

npdejsをインストールすると、npmをインストールされる

npmでは、1つのパッケージに1つのpackage.jsonファイルが対応している。このpackage.jsonによって、新たに作成するパッケージで使用する全てのパッケージを定義することになる。すなわち、そのパッケージの依存関係の構成を定義する。package.jsonが置かれたディレクトリが、そのパッケージでのルートディレクトリである。すなわち、そのパッケージの作業ディレクトリ。


Minecordのファイル構成

 node_modulesディレクトリとは、自分のパッケージが使用する全ての依存関係のパッケージをダウンロードするディレクトリである。全ての依存関係パッケージのプログラムが格納されているので、ディレクトリの容量は、とても大きい。Minecordでは、discord.jsというパッケージを使用しますが、それもこの中に格納されている。

 バージョンはドット記号3つで仕切られている。一番上の番号は、APIが変更されてことをしめし、使用者のコードを変更するような大きな変更。Semantic Versioningと呼ばれる。

 package.jsonのscriptには、特定のコマンドを設定することができる。設定したコマンドを呼び出すには、npm run <設定したコマンドのキー名>で呼び出す。

 npm init でnodejsの開発環境を作成できる。その後、npm install <パッケージ名>でパッケージをインストールすると、package.jsonのDependenciesに、インストールしたパッケージ名が自動で記載される。また、インストールしたパッケージが使用するパッケージの情報は、package-lock.jsonに記載される。インストールしたパッケージ及びパッケージが使用するパッケージの本体であるプログラムは、自動で作成されるnode-modulesというフォルダに格納される。node-modulesはかなり大きな容量となるので注意する。



自動でDependenciesが作成される

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