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写真により時を紡ぐアプリ『pictier』のβ版をリリースしました。テスターを募集します!


■pictierって何?

pictierは撮った写真を位置情報とともに共有し、他のユーザーがそこに写真を重ねていくことで時を紡いでいくアプリです。
生まれ育った街並みや旅行で訪れた思い出の地などを写真に撮って共有し、時間や季節による移り変わりを皆で記録していきます。
また、pictierでは言語のコミュニケーションを排除しています。投稿された写真に説明文をつけることも、他のユーザーとやり取りをすることもできません。投稿したユーザーのアカウント情報やコメントなどにバイアスをかけられることなく、写真に集中し写真から感じるままに自由に思考を展開することを目的としています。

■なぜpictierをつくったのか?

きっかけは1冊の本。
マルクスガブリエルの「なぜ世界は存在しないのか」を読み、思考を実在するものと捉え、目で捉えた対象物ではなく観察者のそれぞれの思考に軸を置く考え方に面白味を感じたからです。
例えば、私とこの記事をご覧頂いている皆さんが同じ時間に同じ場所から一緒に富士山を見たとします。
対象物である富士山を中心に考えた場合は見ているのは全く同じ富士山です。しかし、それを見て抱いた感情やその風景を見ながら頭の中で展開された思考は全く違うはずであり、その思考を軸として考えた場合はそれぞれの富士山は全く違うものということになります。

言語にバイアスを受けることなく、見たものから自由に思考を展開する時間を提供できるアプリをつくりたい。

インスタグラムなどの既存の写真共有SNSはどうしてもフォローやリフォローという関係性によりいいねがついたり、コメントのやりとりが主となり写真そのものをじっくりと楽しむ感覚を提供できていません。
pictierにはフォローの概念がないためフォロワーの多さで評価されるということはなく投稿された写真ごとに評価されます。
また、いまやSNSでは加工が当たり前となっていますが、pictierではあえて現実の今を切り取ることに拘り、アプリで撮った加工なしの写真だけが投稿できるようにしています。
純粋に写真を通じて素晴らしい情景を共有し、写真により繋がることができる。そんな世界を目指しています。

■pictierでできること

オリンピックで賑わう街並み、行きつけの飲み屋街の雑踏、旅先で心奪われた風景。その瞬間瞬間を切り取り、それを重ねることでお気に入りの場所の過去から現在、現在から過去へと自由に時を旅することができます。

①写真を撮って共有する。
⇒撮った写真はMAP上で他のユーザーにも共有されます。どこでどのような写真が撮れるのかをMAPから確認できます。

②MAP上にある写真に重ねて写真を撮る
⇒MAPで共有されている他のユーザーの写真に重ねて写真を撮ることができます。
重ねたい写真を選択しWeaveを押すと選択した写真が透過された状態でカメラが起動します。透過した写真と現実の被写体を合わせることでズレることなく重ねて写真をとることができます。

③重ねた写真を動画で見る
⇒重ねた写真は動画で再生できます。再生にはいくつかのエフェクトを用意し、好みのエフェクトで動画を楽しんでもらうことができます。
※β版リリース時はフェード、アンビエント、高速フェード、リバースの4種類のみ

■今後の展開

・検索と絞り込み機能の実装 
 ⇒タグ、場所、日時、お気に入りの数などによってMAP上の表示を絞る機能を開発中です。MAP上で写真が散乱してお目当ての写真にたどり着けなくなることを防ぎます。

・置き銭の実装
 ⇒撮ってほしい場所、重ねてほしい写真にアイテムを設置し、撮ってくれたユーザーにアイテムをプレゼントします。アイテムは換金することができます。

■テスター募集!!

一度使って頂き、バグの報告や操作性へのご意見、アイデア等を頂けると非常に嬉しいです。アプリの完成に向け是非皆様のお力をお貸しください。
テスター登録お待ちしています!

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